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さあ、見せてやりなさい。
あなたの力。
私のシェルフィム!
[シェルフィムと呼ばれた蝶は、軽く羽を広げて見せた。そして近くのビルに向かって羽ばたくと、そのビルに向かって光弾を放ち、ビルを半壊させて見せた]
どう?
大したものでしょう?
やれやれ、また炎に氷かい。
そういうのはアタクシのポリシーに反するのじゃが……人々を守るためなら仕方がないねぇ。
[四次元ポケ○トに手を伸ばすアニーの後ろ、いつでもポーズを決められる構えで動きを見ている]
[ミラクル空間を現出させているシャルロット>>434を見守り、防護服のヘルメットを外して、うむりと頷く。]
ついに、この域に達するものがおったか。
うむ、ワシは間違っていなかった。
ばあさんや、見てくれておるかね。ワシは、間違っておらなんだぞ。
[呟くその目から、きらりと光るものが落ちていった…気がする。]
[暫く談義していると、TVから聞きなれた声が漏れて来て。
声に反応する様に顔を向ければ、ジンロウニュースだと思われたその番組は、見知った2人に占拠されている様だった]
[次いで写されるのは、海岸を襲う津波
津波は海岸沿いの人家を崩し、人を浚っていくのも見えたろうか]
全く、休憩の一つも出来やしない…!
[ぽつり、ごちた言葉
周りがどうであれ、挑発に乗る様に]
おじさん、ちょっと行って来る。
[まろんを後にするだろう。
→指定された場所、ジンロウTVへ]
[とんでもないカレーを前にしたが、TVの状況も放ってはおけず。しかし自分の体力はまだ完全とは言えなくて歯噛みする]
…お前らはどうするんだ。
[おそらく、ドンファンやカンナギやカルロは返事をする前に立ち上がって駆け出しているだろう]
―中立亭―
[>>423カレー王の登場に店内の気温が俄に上がった。
ざわ・・・
ざわ・・・ ]
・・・・・・ユーイチ殿、ライスを超盛りと水を頼む。
俺は、この試練を乗り越えねばならぬのだっ・・・!
いざ、参るぞォォォォォォ!
[後に勇者となるかもしれない男とカレーの戦いは伝説となって語り継がれるのだが、それはまた別のお話]
[短く、それでも一番問い掛けて欲しかった言葉を投げて寄越したシャルロットの傍へと行き、目線を合わせた]
行ってきても、いいか?
[自分が弱い事は良く解っている、それでも出来る事をしたいのだと告げた]
―壊滅した地区―
[瓦礫の山に津波の後、焼け焦げた家屋。
切り取られた大地に湧き出る水]
…まあよかろう
[腕を横に振るうと、僅かに空間が揺れ動くがそれも一瞬でありどこにも変ったことはおきていない]
あら、おばあちゃま。
そういうのは嫌い?
じゃあ、昆虫にはやっぱり虫ピンかしら。
[謎の少女>>439の姿がやっと目に入れば、あらまあと声を漏らし]
この間ぶりね。
魔晶石はどのくらい消費したかしら?
売主として、ぜひ使用感を聞かせて欲しいわね。
[光弾と、ビルの半壊には、髪をそよがせて]
虫なら虫らしく、リンプンか音波でも使いなさい。
美しくないわ。
[四次元ポケ○ト取り出すのは]
[腕力をあげるブレスレットと、ランチャーのような形の杭打ち機]
標本にしてあげるわ!!
[アニュエラの店へ向かう道々で見かける町の人々の姿はあくまでも非日常な日常に立派に対応していた。
「異次元テクノロジィ」のせい(?)で、家族や知り合いが消えたという者はさすがに気にしてはいたものの「帰ってきたら父ちゃん、ヒーローになってるかもね」等と割と楽観している。
それが彼らの強がりでないことを神父は祈った。]
[光がおさまれば、繭から出て来たのは、真紅に染まった蝶
その蝶は、羽ばたき一つでビル一つを半壊にしてみせる]
悪趣味な…。
でも、結局は…その程度、なんだな。
[見た目に気圧されるも、半壊程度で済むのか、と思う...はきっとおかしいのだろうが]
結局は、片っ端から撃ち落とせば、良いんだろ ──ッ!
[溜まる魔力、持ち上がる弩
狙いを定めるは、禍しき色をした、蝶
魔力が溜まるまで、後6(6)分]
[たいした寄り道でもないので、失踪事件のあった辺りを回ってゆくことにする。]
…この辺りがそうですか。
噂にならないだけで“人間”以外のものも消えたりしているかも知れませんね。
[やはりおねーさんはその言葉を待っていたようだ。薄々感じてはいたが、なかなか言い出せなかった。
決断はしたけれども、返って来た答えは期待していたものとは違って。
ちょっぴり残念な気もするけど、そんなところが“らしい”と思うところでもある。]
「行ってきても」なの?
私はお留守番?
[わざと上目遣いでそう言ってみた。ずるいのは分かっているけれども…]
ふふ、そう簡単に行くかしらね?
[笑って、詠唱を開始した。いつの間にやら、メルクリスが甲冑の残りを展開していて安易にメイアルには近づけないようになっており]
其は光
命の煌き
そして邪悪を穿つ
聖光となりて
彼の敵を討ち滅ぼさん
[皮肉とも取れるような詠唱を終えると目の前の3人に向かって光が天から降り注いだ。]
[そして己の体も幻影のように掻き消えていく中、メイアルがいたほうをみる]
集まりに集まったり、か。
[薄く笑むと掌を向ければ、大地を抉り取った風刃が生まれ、アニュエラ、トミ子、カルロに向け放たれる。
初めから直撃をさせる気がない風の刃はしかし隙を作るのには成功しただろうか。
放ち終えると結果を見るでもなく魔王はその実像が薄くなり、*消えていった*]
[テレビに映る映像を見れば、密かに溜息をつく。]
この町自体を破壊しようなどとするものは、これまでおらなんだものじゃがのぅ。
この町は、善にとっても悪にとっても要じゃぞ?
ここがのうなってしまえばどうなるか、分かるじゃろうに。
[それこそが狙いなのか。そんなことをふと思う。]
[お留守番?と言われ、大きく頷きかける。
しかし、先の変装などの事を考えると彼女にも何かの考えや思いがあるのだろう。つまり]
思えば、私はジンロウTVとやらの場所を知らん。案内を頼めるか?
それから、危ないと思ったらすぐに逃げて他の正義のヒーローとやらの所へ行くと約束出来るか?
[そこで残されたグリーンサラダにフタをした。『また戻ってくるから』という意味でもある]
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