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−喫茶まろん(中立亭)−
[ジンロウ町が災厄オンパレードになっている中]
「お姉ちゃん、何か尻尾むにむにする」
どうしたの?私はさわってないわよ?
[既に弄り倒し済みで満足していたとかいないとか。
口をつけていた珈琲をテーブルに置き、様子を見ることにした]
「うそだー、もにょもにょするもん!」
ホントよ。どうしたのかしら?
[尻尾を見てみようと、子猫に視線を向けると。
1、*07手長猿*の尻尾になっていた
2、飛んでる何かの尻尾とお揃い☆
3、シザーハンズならぬシザーテイルに
4、尻尾が無い!
5、タンポポが乱れ咲いた]→3(5)
ああ、少々の広さと水場が必要なのでな
[風刃によりこじあけられた穴に海水を呼び寄せる]
やることはいつもと変わらぬさ。
どうせやりだしたらすぐ知れるだろう。気が向いたら来るがいい。
ふむ…お客さんが来たようだな、邪魔しては悪いので我はゆくぞ
[ゆらりと浮遊し、メイアルに示した地へと向かい降り立った]
─ジンロウTV前─
ハイ。おばあちゃま。
[入り口に向かおうとしているトメ子に、声がかけられる]
[チャリチャリという高い音は、ガラスの白鳥が羽ばたく音]
あたしと一緒に、空のドライブに行かない?
[にこり、と微笑んだ]
[それから、野次馬とモブヒーローたちには、冷たい目を向けて]
下がってなさい!
[何故か突然店内の温度が9度程上がった>>417ような熱気を感じ、活き活きし出すグラジオラス。
寒いのが苦手な花だからか、暖かくなると無駄にテンションが上がるようだ]
なんだ?急に暖かくなったぞ。爺さん、空調弄ったの……
[絶句]
それが、カレーという、ものなの か。
[今すぐにでも飛び出したい、花達を護る為に、あの地を護る為に、己の胃を護る為に。
少しばかりの現実逃避とニュースで流れる現実と戦っていたが、現在の体力は全体の49%]
[周囲に陽炎さえ生み出しているその驚異の物体は、流れ出す芳香で周囲に感激の涙を流させ、淡く輝いてすらいるその姿を覗き込んだものの目を眩ませさえするだろう。
おごそかに、その特辛カレーがテーブルへと置かれた。]
水とライスは、お代わり自由じゃからな。
[静かに告げて、完全防護服姿の店主は、厨房へと帰っていく。
そんなころ、テレビがいつもと違う映像を流していたかも知れない。]
その声……アニーちゃんかい?
[何処からともなく現れたアニーに目を丸くする。
彼女と共に居るのは、美しいガラスの白鳥]
それは嬉しいけれど……いいのかい?
[暗に『危ないよ』という意味を籠めて問う。
野次馬たちへの冷たい仕打ちは見過ごしていた]
あら。あたし、見た目だけじゃなくて、実は結構強いのよ。
美しさは、全てを可能にする。
その上、あたしにはお金と魔法道具もあるわ。
さあ、乗って、おばあちゃま。
屋上に行くんでしょう。
「悪」を行う者と戦うために。
[テーブルには、耐熱セラミックの盆に載せられた色鮮やかなカレーと一緒に、ヨーグルトと、可愛らしく手長猿が描かれたカプチーノが並べられる。]
な、なにか店内があったかくなった気がするのですが。
しかも、あのおっちゃんがすごい格好していたのは気のせいでしょうか。
こ、この色はホントにカレーなのでしょうか?
………。
……あー、このカプチーノかわいいのです〜♪
[思わずカメラを取り出してパシャ]
………。
カ、カレーですよね。
い、行くですよ。[もしかすると『逝くです』かもしれないが]
[そのカレーはとっても 1(4)
1.うまい 2.辛い 3.想定の範囲外 4.勢い余ってジョブチェンジ]
[にょきっと尻尾がもう一本生えたかと思うと、尻尾が鋭く尖り、きらりと光る刃のように平べったくなり……]
きゃ……かに食べる時に便利かm……って、振り回さないで!普通に危ないわ!
「お姉ちゃん、これ取って〜」
……この年になって、ヒーローでもないのに真剣白刃取りを素で体験出来るとは思わなかったわ……。
「お姉ちゃん、泣いてるの?」
生きてるって、素晴らしい……っていうか、なにこれ!?目が、目がーーー!!
[命のキケンをちょっぴり感じて涙目になっていたところに>>423激しい刺激香が漂ってきて、アリアの目はてんやわんやなことになっていた]
人はよくわからないものを恐れます。
ですから、まだ何か隠し事があることを明確にしておくのは、人心を操る上で有効ですよ。
可愛気があるかは別として、隠し事にはそそられますし。
…とりあえず、あの謎の美少女と魔王の関係とか。
おや、そうじゃったのか?
[アニュエラ>>425の言葉に目を見張る。
トメ子の知るアニーは道具屋店員、非戦闘員としての姿だけだった]
美しさか。アタクシにないものをアニーちゃんはもっとる……。
……そうじゃの、そろそろくるっと解決の時間じゃ。
[かつての決め台詞を呟くと、ガラスの白鳥に跨った]
いやいや、それより、異端ヒーローの件、そろそろ手をつけないといけませんね。
[地図に手をかざしてドンファンの居場所をサーチ。
その反応は――]
………まだ、喫茶まろんにいるんですか?!
全メニュー制覇でも試みているんでしょうか。
というか、現在、喫茶まろんで何が起きているのか、むしろ気になりますね。
集まってニュース見ながら食事してるだけとか?!
いやまあ、それが正しいレストランの有り様ですし、わたしも行けばそうなりそうですが。
[正確には、神父の場合は酒が入る。]
さて。
ドンファンさんを店から誘い出すのに、アニュエラさんの力を借りようと思ったのですが――連絡来ないですね。
カンナギさんから伝言不配達の知らせが来ていないということは、伝わっているとは思いますし――
彼女の身に何かあったのかもしれませんね。
店に様子を見に行ってみますか。
[教会を出て、アニュエラの店方面へ]
クス……早いわね。
[屋上からとはいえ、見慣れないガラスの鳥が近くに来れば嫌でも目に付く。それに誰が乗って来たのかは分からなかったが。]
此処なら十分足場は取れる。
また楽しませてもらえそうねえ。
[メルクリスと自分、そしてやって来る相手。それだけの人数が暴れまわっても十分な広さを持っているのは流石TV局と言ったところかと思いながら]
ふふ、目覚めるわ。
あたしのこれがね。
[繭の発光が終わり、ゆっくりと繭から出てきた其れは……真紅の色に染まった蝶だった。その血のような色は、見るものに恐怖すら与えるだろうか]
こっ、このカレーは
すばらしく
うーまーいーぞぉぉぉぉっ!!
このカレーはまさに(後略)
[83秒間ほど口からビームが飛び出したり、店内に不思議な空間が広がったり、無重力状態になったり、食材が飛び交ったり(略)な事態になっていた]
[シャリリッ、シャリリッ]
[ガラスの羽音を立てながら、白鳥はTVビルを回り、ゆっくりと屋上へ登っていく]
[先のことは、あまり考えていない。ただ、ここ数日でトメ子はすでに何戦もこなしていて、ひとりで悪と戦うのは辛いはず]
[そう思ったら、いてもたってもいられなかった]
[それだけ]
……美しくないわね。
[真紅の蝶が目に入れば、柳眉をひそめてつぶやいた]
[白鳥の背に乗り屋上へ向かう、その途中。
電波塔で翅開く生き物に息を飲んだ]
血の色の蝶……?
いかんぞ、あれは!
[その姿に視線を釘付けされながら、さすがの老魔法使いも焦った声を上げた]
「お姉ちゃん、目がびしばしするよっ!いたいの、いたいの!」
ちょ、落ち着いて!こ、こういうときは……素数を数えるのよ!
[お前が落ち着け。自分も痛みに喘いでるのでしょうがないが。
突然の刺激臭に驚いたクロは、だだっと店内を走り回った]
「たすけ〜て〜!」
[走り回って<謎の少女 メイアル>の傍をかすめたかもしれない byシザーテイル オン・ザ☆キャット。
店内に居ないなら、店内装飾を一部破壊したかもしれない。
おじさんごめん]
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