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[ニュースでは悪から世界を救ったと報道されている
そんな光景を醒めたように見る]
ばかげたものだ
支配も征服もせずただ滅亡をさせようとするものなど真っ当な悪とは程遠いというのに
[なぁ?というようにアンクルを見れば、明らかに善ではないわといわれるだろうか。]
ま、誰かの一個の意思に統一されるような世界など面白みもなにもないでな。
[ぼやくようにいいながら、食後の水を飲み干し、代金を置いて*去っていった*]
―魔王の企みが瓦解してから4(6)時間後―
「こんばんは、ジンロウニュースのお時間です……うわあっ!」
[ジンロウニュースの生放送中に乱入してきた2人。メイアルとメルクリスのコンビはそのまま、司会者やスタッフを黙らせて行き。]
ん、今生放送中かな?
ジンロウ町の皆さん、こんばんは。
まろん亭のみんな見てるー?
[どこぞの超時空シンデレラのように「キラッ☆」とポーズまで決めてみせる裏では、メルクリスの影によって操られたスタッフ達が次から次へと己の意志とは無関係に動かされ。遊んでないで本題をと促されれば、キャスターの席に腰掛けて]
先日は、隕石に火災に落雷と大変だったねー。
しかし、そんな中健気にも修復しつつあるジンロウ町ではありますが。
[ここでカメラが切り替わり、ジンロウ町の海辺の港が映し出される。同時にスタジオでメイアルが呪文詠唱を始めた姿も映し出され]
偉大なる海王リヴァイアサン
汝の力の一欠を我に与えよ
さすればわが力にて
波は荒れ海は狂うであろう
大海嘯《タイダル・ウェイヴ》!
[呪文詠唱を終えると、ジンロウ町の港から4(6)kmまでの範囲が津波に巻き込まれ
復旧途中だった港や海岸近くの人家がまたしても崩れていくのが見えて]
なお、津波の第二波が予測されてます。
住民の皆さんは高台まで避難を。
もし、これを止めたいという勇者様《ドンキホーテ》が居るのならば。
ジンロウTVまでお越しくださいな。
[そういって笑うと、2人は何事もなかったかのようにジンロウTVの屋上へと向かった]
[お疲れ様!と続けて返せば、食事に誘われる
…調べないと行けない事もあったりするのだが、それ位なら良いだろうと同意して
割り勘…の言葉が止まると同時、黒衣の彼に『半分分けで!』と告げる彼には]
いや、流石に自分の分位は出しますよ?
[言ってみるも、それは憚られたろうか
何はともあれ、ジャス天号に同乗、喫茶まろんへ向かう]
[浮いている何かを捕まえられず、ムキになってその尻尾を掴もうと飛び跳ねていると聞き慣れた声が店の中に入って来た]
あ、シャルロット!もう変装解いt……ゲフゲフゲフ…
な、なんともなかったみたいだな。無事で何より。
[植木鉢から何も知らせが届いていないのだから何事もなかったのは当然の事。それでも無事を喜んだのはグラジオラス自身が心底心配していたという事なのだろう。
今までの彼女では考えられない、ピースサインを返す姿は花の王が見たら卒倒したのではないだろうか]
[まろんへ戻れば、何時もの光景があったり、カンナギがチキンと烏龍茶を人数分持って来ていたり。
持ち込み禁止…かどうかは定かでは無いが、きっと店主には何かしらを言われただろう]
[一息、とばかりに席に腰掛けると、カンナギから、チラシを1枚渡されて]
これは………!
[渡されたそのチラシは、声の主(トメ子)に説明して貰った物と、同一の物であった]
oO(カンナギさんにチラシまで配らせるって事は。
少なくとも、秘密裏に扱う事をやめたのか…それとも…)
[広めようとしてる『誰か』が居るのだろうか。]
カンナギさん、このチラシ…誰に貰ったの?
[出所を探るべく、相手に、依頼主の名を尋ねてみる。
彼は話してくれるだろうか、それとも──]
[カルロ>>389の言葉が不意に聞こえて]
(自分でもばら撒くつもりだったけど、最初にジャスティスさんにお願いしたのが結果オーライだったみたいです。)
[JJに「すとーKING」をセットされていた事には全く気付かず、そんな事を考えていた]
[注文を済ませ、グラジオラスがいる席へ向かう。]
おねーさん、やっぱりここにいたのです♪
[この場では表に出せない言葉を込めて、おもむろに抱きついた]
―ジンロウTV屋上―
さあて、またたくさん来たら困るからねえ。
1つ、呼び出しておきましょうか。
[ジンロウTVの電波塔を見上げると、何事か唱えていく。そうすると辺りに光が立ち込めて行き。光が消える頃には、繭のようなものが電波塔に取り付いていた]
ふふ、誰かが来る頃には孵化している事でしょうねえ。
メルクリス、あなたの準備も良い?
[そう問いかけると、メルクリスも頷きを返し。何らかの準備をしているようだった]
[チラシを見れば、大体の事は書かれていたろうか
尋ねて来たドンファンに、そして、その場に座るカンナギや青薔薇の少女に聞こえる様に]
ボクが知っているのは、ジンロウ町の大量失踪 ──知っていますか?
あれに…その、異次元テクノロジィとやらが関わっているらしい事、のみです。
失踪した人達は未だに発見されず…。
しかし、大した証拠も無く、未だに『噂』でしか無い
恐らく……大規模な、転送装置。
[トメ子からの情報を頼りに、知っている事と、憶測を並べて行く]
丁度、ボクはこの事を直属支部に伝える予定があったんですよ。
調査し、誰かが悪用しているなら…それを、回収しなければなりません。
[と、暫くはテクノロジィに付いて、憶測などを話し続けるだろうか]
おっかえりー。お疲れ様ー!
[巨大な腕や隕石やらとの戦いからみんなが帰ってくれば、笑顔で出迎える。]
今日のピラフすっっっっげー美味いぜ! 是非喰うべきだって!!
[おっさんの料理を褒め称えつつ、ウェイターのまねごとをちょこちょこ。今月厳しいからこれで代金安くならないかなー、とかいう打算も裏にはあるが、シャルのウェイトレスを見た後ではさぞかし危なっかしく映るだろう。]
いじげんてくのろじー?
[耳慣れない言葉に首をかしげる。
そのときケータイが奏でたのは、<<初代魔法少女 トメ子>>のテーマ。]
あ。電話だ。はいもしもし。
……連絡網りょーかい。おっけー回しとくよ。
……あ、もしもし? 俺俺。連絡網。
『さっきの稲妻で学校の時計塔がやられたから、明日の授業は第10仮校舎で』だって。うん。また。
あはは、あんな暴れやすそうな校庭のとこにあんな目立つ時計塔建てたら、派手にぶっ壊されるに決まってるのになー。校長もこだわるよな。
んじゃ、また明日ー。
[電話を切る。
被害は大きかったけれど、少なくとも東高に関する限り、一般住民はとっとと適応しているようだった。]
[シャルロットがちょっとした冒険>>376をしているのを眺めていると、向こうから恒例の抱き付きを仕掛けて来た]
大人しくしていると言っただろう?約束は守る。
でないと大切なものすら護れないと、解ったからな。
[そしていつもの頭ぽんぽん。こうしている時がなんとなく落ち着くのだ]
それから、お前らも無事で何より。
そのビラはあれか、「いせかいてくのろG」のやつか?
私も話は聞いた、何かと厄介なものらしいな。
[戻って来たカンナギ達のボックス席を覗き込むと、変装していたシャルロットが話していた内容と同じ事が書かれたビラがあった]
[再びシャルロットとじゃれながらビラを良く見ると
「異次元テクノロジー」と書かれてある。物凄い勘違いをしていたと知ってほんのりと頬を染める]
ああ、ユーイチ。ちょっと注文があるんだが…そのさっきから皆が口からレーザーを吐く勢いで叫ぶ程美味いピラフとやらをこっちに頼む。私はグリーンサラダだ。
後、面白いからカレー。
これくらいしても、まあ罰は当たらないだろう。
代金は私持ちだ、爺さんにそう言っておいてくれ。
[1つだけどう見ても悪意が見える注文があるが、どうやらお疲れさまの意のおごりらしい]
あいよー! ありがとうございまーす!
[グラジオラスに元気に答えて、厨房に注文を投げかける。]
おっさん! グラジオラスさんのテーブルに、ピラフ大盛りとグリーンサラダ、それと伝説の特辛カレー一丁!
[速攻悪ノリしたのは、聞きとがめられたやら、それともそのまま伝わってしまったやら。]
―ジンロウTV屋上―
隕石、火災、落雷…そして津波か。
では次は地震でも起こすのか?
[いつのまにやら現れた魔王はメイアルとメルクルスのほうを見るでもなく屋上より地上を見下ろしながらいう]
―回想・まろん亭―
おっと?
「きんきゅうかいひ!」
〈あぶないあぶない〉
《だいせいこー》
[グラジオラスに捕まりそうになると、ギリギリのところで其れを避け]
つかまるか?
「つかまるか!」
〈にげろにげろ〉
《おにさんこちらー》
[グラジオラスと一緒に遊んでいた]
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