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おやおや、それはすまんかったのう。
[シャルロット>>501にぺこりと頭を下げる]
おにーさん? それは家族とは違う……いやいや、何か事情があるという事かのう。
[と、彼女の説明に首を傾げ]
そのおにーさんとやらが、世界を救うやら支配するやら言っておったのか?
うーむ、変わった人間もいたもんじゃ……。
[と、先程シャルロットが口にしていた言葉と繋げて考えてみる。
どうやら彼女の誤魔化しも虚しく、「そのおにーさんタダモノじゃないのう……」程度の事には気付いてしまったようだ]
『滅亡させればはやいのだろうな』
[声は発さず、ただグラジオラスの脳裏に誘うような声を響かせる、が受信したかは知らず]
ではな
[短い別れを告げ、マントを翻すとそこには最初から何もいなかったように魔王の姿は消えていた]
>>460
[正義か悪がいなくなったら。シャルロットの問いに、ふむりと顎を撫でる。]
そんな心配をする日は、当分来んじゃろうな。
正義も悪も共に不滅。この町がこの町である限り、正義が破れようと悪が滅びようと、どこからか新しい正義と悪がやってくる。
そんな町じゃからな。
―自宅―
[ぼろアパートの一室で、しばらく冷蔵庫をごそごそ漁っていた。買ってきたものを放り込んだり、お菓子をつまんだりとか。別に食べなくても生きてはいける(と思う)が、何かを口に入れないと多分人生ってあんまり楽しくない]
……よし。
[一段落ついてから、ふと]
情勢を見極めるために……お茶でも飲みに行こう!
[そして意気揚々と『中立亭』へと足を運ぶ。――名前変わったんだっけ]
― →中立亭(『喫茶まろん』)―
[ドンファンがいつ「どうにかしてくれる人」の所に行くのか見守っていたが、どうやら話に熱中しているようなので、諦めて会話に混ざることにした。]
トメばーちゃんの駄菓子屋は子供に有名だからにゃ。俺も「真鶴屋」じゃなくて「トメばーちゃんとこ」って呼んでたし、どっかでそれ聞いたんじゃにゃい?
[JJ>>503にそう答えて、うさみみ少女のほうに視線を移す。]
すげーな、学校卒業しても勉強してるにゃか。勉強熱心なんだにゃ。
[そう話しかけたとき、魔王が何か取り出したのが見えて、注意は半分そっちに移った。]
すげー! 手品みてぇにゃ! いいにゃーいいにゃー。
―魔王城のあるビルの下―
さて、お客さんは
「ヒアウィーゴー」
「オッキドッキー」
…ふむ、どこぞで聞いたことのある存在だな。
では歓迎するにはこれしかなかろう。
出でよ!!
[赤い狐と緑のターヌーキの中年おじさん二人組みに対して出したのは、まあ当然とでもいうか巨大亀型怪獣]
ついでだからこのあたりも改装してやるか
[そして戦いだす両者を余所に、この中心町の一帯だけ土管とかブロックとか亀とかだらけのゲームのような世界へと変えるだけ変えて、魔王城へと*もどっていったのであった*]
―広場―
[不思議な少女に話しかけられたのは何時間前のことだったか。違和感を覚えた噴水を改めて調べてみるが、何も判らないままだった]
まあ、いい。ブルサシ怪人! 出番じゃぞ。
「yippee yi yea!」
[地上最強の戦士であるブルー〇・リーと宮本武〇…ではなく、ブ〇ース・ウィ〇スと元K−〇ファイター〇蔵を合成して作られた怪人を呼び出す]
[魔王を視線だけで見送って。理由はどうあれこれで自分も思う存分に魔力を振るう機会が出来るなんて事を、考えるだけで自然と笑みが零れ]
あ、おじさん。
紅茶お代わりね。
それと、食べ物も……ホットサンド作ってくれるかな?
代金はさっきの魔王様につけといて。
[さしあたっては、部下として上司に何かたかるのも基本。案外と、せせこましい謎の少女だった]
>>506
[席を立つ魔王に、一つ頷く。]
うむ。また来るがええ。
そこの不出来なわしらの弟子と、お前さんとが決戦するのを楽しみにしておるよ。
ふふん。まあ、あやつもしごき方次第…じゃろうからな。
ほっほ、元気元気じゃよ。
[アンクル>>502の言葉に、腰をピンと伸ばして見せた]
そんなにくるくるはしとらんが……というか、見世物じゃあない。
[魔法の事を言われて苦笑する]
ついさっきも、鬼の子を眠らせたり魔物を浄化したりしたよ。
近頃はいつもにも増して町が騒がしいからねぇ。
魔法は余り使わんようにしたいんじゃが。
[トメ子の望みはあくまで、平凡に静かに暮らすことだった]
気のせいか……それならよいがの。
[JJに頷くも、やっぱりこちらに送られる視線が気になりはするのだった]
―喫茶まろん―
おお、本当に名前変わってる。
久しぶりだからなー。ちょっと緊張しちゃうな。
[わざとらしく深呼吸一回。
窓から中を覗き込んでから、こっそりドアを開けて]
ども、失礼しまーす。
コーヒーいただいても宜しいですか?
[姿を消した魔王とは入れ違いになったか。
店主に声をかけてから、割と遠慮なくカウンターに腰を下ろした]
夢見 ブリジット が見物しにやってきました。
[卵とマカロニ、塩昆布等の食材が入ったビニール袋がバサリと膝から落ちた。
その音に反応してか、眠りこけていた持ち主の身体がびくりと動く。
心地よく椅子を揺らす振動。
カタンカタンと規則的に聞こえる音色。
急速に意識が覚醒していくのに任せて、重い瞼を擦りながら床に落ちたビニール袋をゆっくりとした動作で拾う。
辺りを見渡すと流れる景色が窓の外に見えた。
どうやら、電車の中に居るらしい。
広場のベンチで少しうとうとしていたら、これだ。]
う。ぁ……何処に向かってるんだろ、この電車……
[窓の外を見遣りながら呟く。
車内のアナウンスが次の停車駅――ジンロウ町――を告げていた。]
『ラッ〇ーリターン』を販売していた製菓会社を叩き潰してこい。
ああ、連中何を勘違いしたのか急に態度が横柄になってなぁ。
ぐしゅしゅしゅしゅ……悪の組織とは一体何なのか再教育してやらねばなるまい。
いい年こいて教育を施さねば成らぬとはなんともまぁ、人の成長とはそれを欲し、求めるものの以外は与えられない事に気づかぬとはなんともまぁ愚かしいのぅ。
ああ、製菓会社の周りも、邪魔するものも全て、等しくなぎ払ってしまえ。
多少のおイタは構わぬぞ。悪とは何か、感覚が麻痺していそうな町ゆえにな。
再教育してやるのじゃ……。
・製菓会社の近くにあるものは誰の自宅(本拠地等)?1(6)
1.ユーイチ 2.メルクリウス 3.シャルロット
4.カンナギ 5.メイアル 6.カルロ
「せいぎか!」
『あくか?』
〈どっちでもいい〉
《さいごはへいわとふしょくのせかいー》
[いつからそこに居たのか。喫茶まろんの天井近くを漂いながら騒ぎ立てる]
あらあ、メルクリスじゃない。
[ダークサイド同士ということで若干顔見知りの彼に声をかけた。紅茶のカップが到着していればそれを少し飲みながら]
あたしね、今度ちょっと手伝いに行くんだけど。
暇だったらそっちも来る?
[内実は、魔王の城であれこれするって話なのだが、面白いからとその点は伏せて話を軽くした。]
こっちの好きにやって構わないって言うんだから。良い話だって思わない?
[シャルロットの小さな呟きは聞き取れなかったが、窓際の花達がその声を届けてくれた]
(……本音、か?分からん)
[JJの言葉には俯き、胸元のペンダントにそっと触れて]
今何が出来るか、何をすべきか。
正義も悪も関係ない私はどうしたら良いのかしらね?むしろ正義も悪も敵であり味方でもある…おかしな立ち位置ね、私。
[そこまで吐いて、何かが頭の中に響いたような…気がした。>>509]
……?
今、誰か何か私に言った?
「yippee yi yea!」
[意気揚々とブルサシ怪人は命じられた通り、件の製菓会社に向けて駆け出していった。散々暴れることができたのなら、付近にあったか道中にあったか
ユーイチの住処が壊滅させられてしまったかも知れない。]
ぐしゅしゅしゅしゅ……暴れろ、暴れろ。
小難しい言葉など要らぬ。態度で示すのじゃ!
[ご満悦な...はそのままゆっくりとした足取りで怪人の成果を見守るべくその後を追った]
>>517
[トメ子に見せ物じゃないと言われて、少ししょんぼり。]
む、すまん。じゃが、ワシはあれをやっとるトメちゃんが好きでのぅ。覚えとるかね。ワシが昔、トメちゃんの追っかけをしていた頃のことを。
あの頃は、バトル警報だなんだと立ち入り禁止になったりせんで、いろんな人が見物していたもんじゃった。
戦う方も気をつかって、危険なこともせんでなぁ。
ああ、良い時代じゃった。
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