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焦りが見える?冗談。
わたしが手加減してるってことにも気づけない?
ほんとに見栄捨てる気があるなら、君はいまごろ衛星軌道でスペースデブリと対面してるよ。
[あくまで冷たく、ドンファンに言い放ち]
ねぇドンファンくん。
理想のために君が選んだやり方が正しいかどうか、考えたことあるの?
/*
>エルヴィ
RPだと分かってるからいいのよ。
むしろ、PCエルヴィらしい感想で、好きだと思ったわ。
……そうそう。コピ&ペだけど。
前述のとおり、メイアのこと、すっかり村側だと思ってたから、メイアがエルヴィの意思無視して殺しちゃったんだと思ったのよねw
で、最初は別にいっかーと思ったんだけど、だんだん後味悪いかなーと思って、生き返らせちゃったわ。
お墓まで作ってたのに、ごめんねw
*/
[熱造の声に乗せられて、暑苦しい応援の声が響き始める。
それはまるで、怪人やヒーロー、一般人までもが一つになったような]
……本来、人間の持つ筋力や魔力は、それまでに鍛えてきた結果で決まるもんじゃ。
声援を受けたからと言って、急に強くなる訳ではない……。
けれど現実に、それはいとも簡単に起こるもんじゃ。たとえヒーローでなくてものう。
ヒーローをヒーローたらしめるのは周囲の声。
アタクシが次元の力を手にしたのも、皆が「異次元の敵と戦う戦士」だと認めた事が理由かもしれん。
ならば――
[この次元から帰還する原動力は何であるか。
老婆は、今は何も口にせず]
なにもみえない。
なにもきこえない。
戦闘はどうなったのか。
メイアルは。異次元テクノロジーは。
これが代償。
共に笑うことではなく、敵を理解することではなく、傷を癒すことではなく。
ただ。
敵と共に、滅びることを選んだ。
結局。
偽善は偽善でしかなかった。
魔法少女であることを捨て、
選んだ道は、結局は悪女……。
あたしは。
他のモノにはなれなかったのね。
それもまた真理じゃのう。
[聞こえてきたトメ子の言葉に、密かに頷く。]
誰かの思いを背負わぬうちは、ヒーローにはなれないからの。
声援を受けて、願いを受け止めて、人は初めてヒーローになれるもんじゃ。
その点、悪の者たちは自分だけの力で全てを成し遂げねばならんでの。
それだけの実力を持ったものしか、悪の道を進めない…というのもまた事実じゃろうて。
[脈絡もなく鳥唐揚げを串に刺しながら、独白。]
―現在・玉座の間―
[ドンファンとカンナギが殴り合っている間、グラジオラスの意識は箱舟中の魔法の種達に成長を呼びかけていた]
殻を破る力を与えよう、土がなくともその元に根を張る命を授けよう、水が与えられずとも我が命を届けよう、光差さぬ場所であろうとも真っ直ぐに伸びる支えとなろう。
我が望みは汝らの花、暴るる魔の力を引き込む力を欲す。
[大鎌から通して箱舟中へと走る魔力はやがて小さな花をあちこちに咲かせ、数を増やす]
チッ…あいつら、この時になっても互いに殴り合いとは暢気なものよ。
[悪態を付きながらも、詠唱は今も続けられている]
まあ、宴も佳境。桜の花も散り際が美しい…じゃろうな。
[一層、舞い散る花びらが目立ってきているのは、ここにいる者達の意識の変化か。悪と正義が作った穴からの綻びか。...は関心を薄めたまま、杯を重ねる]
Que ser ser…
/*
ところで。
墓下に落ちてから、ふと思いついたんだけど・・・。
あたしの四次元ポケット、まだ機能してるのかしら?
よく考えてみると、あれも一種の空間移動よね。
*/
―どこか―
それは違うぞい!
[どこかから声が聞こえた気がして、老婆は不意に立ち上がる。
周囲に居た者は、驚いたようにこちらを見たかもしれない]
魔法少女じゃろうと悪女じゃろうと、関係ない。
アニーちゃんが「勝ちたい」と思った理由はなんじゃ?
あの子を倒したいと思った訳は?
否、それがどんなものであったとしても……
アンタは立派に戦ったよ、アニーちゃん。
[そして老女は、腕を伸ばす。
その先には、メイアルによって穿たれた次元の穴。
たとえそれが不完全であろうと、魔女の力で強引に繋げて、アニーをこちらへ引き込もうとする]
/*
戦闘結果がどうなったのかわからないけど、多分こっちに来るのは確定だろうと思って強引に繋げてしまいました。
此処は……何処?
[超時空ジェネレーターの発動によって、アニュエラは異空間に放り込まれたはず。それなのに、自身の目の前にも奇妙な光景が広がっていて]
桜……?
[周囲を見回す。冗談のように正義と悪が花見をしているような光景を見ると涅槃にでも来てしまったかと思いながら。あの時を思い返して。]
あの鏡……ああ、そう言う事か。
あの鏡で、跳ね返されたのか。
[天を仰いで、ふっと意識を向けると透き通るような青空が広がっていた]
/*
>おばあちゃま
キャーおばあちゃまありがと!愛してるワ!
あ、四次元ポケ〇トは、そんな感じ。
ただし、ポケットの向こうは、あたしのお店限定なんだけど。
>メイア
やほーぅ、おかえり!
下で会ったら、一発くらい殴られるかしら?
むしろ、殴ってもいい?w
*/
まぁ、まだ大丈夫。
あたしの作ったノアは。
あの子なら、あたしが居なくても……
[そう、最早十分に生命エネルギーを吸収したノアは。管理者たるメイアルを欠いても忠実に最後の命令を実行しようとするだろう。即ち、ジンロウ町の一般市民の抹殺。それは簡単に言えば、ジンロウ町に攻撃を仕掛けてその攻撃に対処できない一般人は死んでしまうという至ってシンプルなものであった]
/*
>アニュエラ
昨日も意識ぶっ飛んだし、殴っても良いよん。
しかし、右の頬を張られたら往復ビンタ返すのがあたしですが。
/*
メイ殿かドン殿を狂人と思われていたのかなとか思ってました。
一応一人勝手に表で人狼COしてたエル的には、裏でのやり取りと似た部分をメモでやりとりした風な偽装はしていたりしましたがw
違う、と否定する声がする。
差し伸べられる腕の気配がする。
……だれ?
強くて、大きくて、美しくて、懐かしくて……。
煌くようなオレンジの姿。
見惚れるような、口上とポーズ。
そして、どんな時もブレず、諦めず、そしてやり遂げる意思。
見ているだけで、自分にも何か出来る気がする。
何かを始めなければいけない気がする。
……おばあちゃま?
[その瞬間、意識が覚醒し、アニュエラの姿は、『こちら』に実体化した]
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