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[引き続き走りながら]
護りというより逃げ足ですね。危ないところでもヒラヒラ〜と「逃げるが勝ち」なのです。でも、逃げてるだけだと何も出来ないから、代わりに闘ってくれるコをですね…
[ジンロウTVが見えてきた]
あっ、アレです!
そこへ不思議な機械が飛んできてカプセルをいくつか落としていった。
これです。ホムンクルスちゃんって言って、特殊な能力を持ってるコがこの中に入っているですよ♪
[と、ホムンクルス入りカプセルを見せる]
へぇ、やるじゃない。
術じゃあ、無理か。
[ヒーローらしからぬ笑みを見せるカルロに笑いかけると、懐から取り出したのは赤と白の色をした手に持てるサイズのボール。その外見はどう見ても某pokem●nのあれで]
なら、この子に相手してて貰いましょうか。
[そう言うと、ボールから飛び出て実体化したのは久々登場の巨大亀。それもメイアルとメルクリスの魔術で更なる強化を施された代物。その巨大亀は、出現するなりハンマーを83(100)個カルロに向けて放った]
実体攻撃にどこまで耐えられるかしら?
あの術者は乙女に抑えてもらうとして……あたしたちはどっちへ向かう?るーこ様!
あっちの影っぽい男か……蝶の方か。
[一部の蝶が、下を攻撃してるのは見えたが、自分やトメ子の方へ来ないなら、あまり気にならず]
― 硝子の牢獄 ―
[ガシャン。]
[ひとつ、またひとつ。
今度は、ふたつ。崩れる、柱。]
[堕ちしものに、華は開かぬ。
茨が伸びるは、生ける柱。]
アニーちゃん、蝶の方はアタクシに任せて!
[一つ思い付いた策があった。
上手く行くかどうかはわからないが――魔法を成功させる秘訣は、絶対上手く行くと信じること。
杖に魔力を溜めながら魔法のイメージを膨らめていく]
[と、2体の蝶が離れて飛んで行くのが見えた>>12]
あっちにも誰かいるのかしら?
被害が広がる前になんとかしなきゃ!
[杖を構え、空いた手は腰に]
まじかるまじかる、絡めとれ魔法の網!
まじかる☆すぱいだーうぇぶ!
[蝶の進路を狙い、朝露に濡れたが如く虹色に光る巨大蜘蛛の巣が現れる。
術に成功したならば、蜘蛛の代わりに巣そのものが魔力を喰い尽くすだろう]
[なにやらの冷気を感じた>>7 瞬間、すぺん、と浮いている何かに向かってスリッパを投げつける。]
なにいうてんのや、どあほう。
[なぜか口調が変わっていた。]
るーこ様、さすが!
[蝶が逃げられないように、むしろ、糸が絡み付いていくように白鳥を操作する]
[戦乙女の敗北を知ると、ひとつ舌打ちし]
高かったのに!クレームをねじ込んでやる!
……あっちの子ってば、魔力無限なのかしら?!
狙うのはやっぱり……向こう側の男かしら!
[魔吸袋を持ち上げ、入り口を眼下に向けて]
反転!!!
[吸い込んだ黒剣を、属性を反対=光の剣にして、吐き出させる!]
―ジンロウ町港区―
[目の前の地面にぽっかりと開いた風穴を、魔王が開けたなんて知る由もなく。
ただ、傍らのユーリと顔を見合わせて。ユーリは、どんな顔をしていただろう]
…まーいっか。
ゆー、ここにいてくれる?
できれば、周りに人がいたら助けてあげてほしいんだけど…。
[本当ならその仕事は、自分の方が適任だと思うのだけど。今は、それより先に、やっておこうと思うことがある]
すぐ戻るから!
[告げて、自転車は 海 面 へ 飛び出していく。
なんと言うことはない。タイヤが水面に接している部分が沈む前に、タイヤが回って新たな面を水面につければいい理屈だ]
…半径こんくらいで十分かなー…
[と。適当に見当をつけた辺りの沖まで漕ぎ出して。
ぐるぐると。ぐるぐるぐるぐると、ジンロウ町沖の海水の上を円を描くように回る。
いつか魔王城から噴出した花粉を止めたときよりなお速く。ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる]
[…ごごおぉぉおぉおおぉ]
[それは、まず海鳴りとして聞こえてきただろうか。海面が少しずつ渦を巻き。
見る間にその深さを増していく]
…こんなもんでいーかな?
[やがてジャス天号がユーリの元へと戻るころには、沖合いで巨大な渦潮が発生していたことだろう。
多少の津波ならば港へと届く前に飲み込んでしまうような、巨大な規模で]
[蝶の放つレーザーは、...を避けるかの様にぐにゃりと曲がる
発動したのは、《断絶の鎧》]
へぇ…運が良いじゃない。
自らの僕が放つビームで焼ける、なんて事が無くて。
[発動してから、...の目が大分据わっていたのに気付く者は居るだろうか。
普段の2(10)割増くらいで口も悪くなっていたりする...は、次いで飛んでくるハンマーに溜息を吐き]
ハンマー○ロスもどきで潰せると思ったの?
…舐めて貰っちゃ、困るんだよォッ!!
[効かぬ、とばかりにハンマーの嵐に飛び込むと]
[思い切り、弩で、カメの頭を殴り飛ばす]
[33 60以上なら、打撃に耐え切れず、その頭を甲羅に隠すだろう]
ちっ……
[蝶達が網に捕らわれてるのを見れば、軽く歯噛みして。一応とばかりに攻撃の指示は送るが。流れ弾が明後日の方向に飛んでいって単なる町に対するテロと化していて]
メルクリス!
[呼ばれた男は光の剣を回避しながらメイアルの背後へと回り込んで]
流石に、まだあれを使う気にはならないしねえ。
もう少し、数を減らしてからとしましょうか。
[そう言うと。詠唱を開始した]
炎帝イフリートよ
その偉大なる力を我に与えん
汝の操りし地獄の業火を
今こそ、此処に現出せしめん事を
[今まで以上の灼熱、彼女の詠唱により生み出された火炎流は真っ直ぐにトメ子の方に向かっていき]
さあ、避ければ町に火炎流がそのまま突っ込むわよ?
[メイアルの様子を見て]
まだ何かする気かしら……しぶといわねっ!
彼らに対する攻撃だけじゃ、ラチがあかないわ。
……ねえ、るーこ様。あのTVビル、ぶっつぶしちゃ、ダメ?
[ちょっと眉を下げたおねだりの表情で、剣呑なことを]
―ジンロウTV前―
到着ですっ。か弱きお花さんたちを虐待する悪い人たちはどこでしょう?(キョロキョロ)
[とりあえず駆け出してきたが、その後のことはかんがえていなかったらしい。]
[逃げるが勝ちだと聞いて>>14苦笑して]
ははは、それは良い。命在ってこそだ、逃げて逃げて好機を伺うのも良い。
また、そいつらももしかしたらこっちでサポート出来るかも知れん、結構頼りにしている。
[ジンロウTVが見えてきたと告げられると]
いちいち上がっている暇はどうもなさそうだな!
面倒だ、花言葉で跳ぶぞ!!
『身軽』バンダ 私達を屋上へ跳ばせ!!
[デカい花の時に使用した、あの『緑のジャンプ台で跳んだくらいの跳躍が出来る花言葉』を紡ぎ、シャルロットの身体を抱き抱えて、跳んだ]
それから……これだ。
[屋上へと辿り着いたなら、大鎌を片手にその場に居る者におぞましい笑顔を見せるだろう]
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