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[絶叫じみた悲鳴が聞こえた気がした。
風に揺れる髪をゆっくりと抑え、半眼になって下界を見下ろす。
フェンスに寄りかかった処で……よく見えなかった]
これでまた今日も一つの悪が……うんにゃ、正義?どっちでもいいか。ジンロウ町ってのはそんな所だろう、うん。
[他人事のように語る青年――の、影。
だがしかし、決してジンロウ町の騒ぎは彼にとって他人事では無かった。
またまた訪れそうな、戦いの予感。フェンスに寄りかかって、深々と溜息を吐くのはいつものことである]
7人目、プロフェッサー JJ がやってきました。
ほほう。
ここが悪だの正義だのが集うと言われるジンロウ町か。
聞いてきたよりも、随分と平和そうだな。
なあ、御主もそう思うだろ。
……そうでもない?
[桜の木に向かい、話しかけている]
8人目、悪の召喚師 ヒルデルード がやってきました。
[中心街、表通りに面した喫茶店。
その店内、隅の席に陣取ったとある男が、誰にもそれを覚られぬように努めながら呟いた。]
(――…倒してきたか。御苦労)
[その黒衣の男――ヒルデルードは、ちらりと窓に目を向けていた。
傍から見れば、単に外の景色を何気なく眺めているようにしか見えないだろうが、彼がその時視線を向けた先は、たった一点。
とても可愛らしいスズメに姿を変えている彼の使い魔だ。]
[今日も相変わらず喧騒飛び交う町を、のんびりとした歩調で歩いて行く。
その姿は老人そのものだったが、よく見るとその体を支える杖が、ファンシーなステッキとでも呼ぶべき代物である事に気付くかもしれない]
……ん? 今、悲鳴が聞こえたかの。
[視線を向けた先には、アニーという名の少女が運営する道具屋があった]
正義を名乗って、この程度だなんて。
全く持って期待外れね。
[最初は些細な事で相手に突っかけられただけだった。それでも、絡んでくる目の前に伏す相手の望み通りに戦っては見たが結果は圧倒的なもので]
ああ、そう言えば。
[相手の名を聞くこともしなかったと思うが、いまさら聞くことも無いかと思いながら相手の事を見下ろしていて]
うおっ?!
[駆けてきた子供達のタックルを受けて、ぐるぐると2(6)回転]
元気なこった……うん?
悲鳴?
[補聴器の感度を上げて、耳を澄ます]
9人目、○○魔王 グリフィス がやってきました。
――???―――
ふ、フハハハハハハ!!
ついに、ついに開発したぞ。
この一日で世界を滅ぼす魔法を、これで世界だろうが例えプロローグだろうが滅んだも同然だ!
フハハハハハハ!!
[―――――ブツン]
パタパタパタ。
むっ…来たな、我が忠実なる僕ども。
[駆け寄ってくる複数の足音の方へ顔を向けるも、即座に破顔。四人の幼稚園児――の外見をしたナニカが彼女のいるジャングルジムの元に集まり傅いた]
ふむ、よく集まった。順にそれぞれの途中経過を述べるがよい。
[座ったまま軽く顎で催促すると、一番左端の園児から口を開く。「件の製菓会社との取引が無事成立しました」との報告。]
ほぅ、ではあの『ラッ〇ーリターン』に我が組織の怪人フィギュアをオマケとして付け合せる作戦は軌道に乗っていると判断して良いのじゃな。
ぐしゅしゅしゅ……売り上げに悩む企業にとって、何度でも何度でも親に駄々をこねて欲しがる臭いを放つフィギュアのオマケは相当魅力的であろう。なぁに、連中もフィギュアだけ集めて菓子が捨てられる運命も知らずにのぅ……ぐしゅしゅしゅ。
気づいた時にはもう遅い。社会現象として後戻りできないところまで進めてくれるわ。
[ぐしゅしゅしゅと高笑いするエルヴァイラであった]
勤め人 アリア が見物しにやってきました。
[雑多な音や光が遠くで飛び交っているようだ。だが、今はどうでもいい]
「僕をおうちに連れてって!」
[黒い子猫の形をした厄介事は潤んだ目をこちらに向けている]
……おうちってどこかしら?
「うんとね、地面の下」
[地面の下……三丁目の秘密結社か、あるいは悪の地下帝国裏山支部か、それとも――]
挙げたらキリがないわ……とりあえず私の家に来る?
「うん、お姉ちゃんのおうちいく!お腹すいたの」
[小さい黒猫を抱き上げて、苦笑しながら歩き始めた]
―ジンロウ町ニューススタジオ―
「……本日の30秒魔王ニュースでした、では次のニュースです」
[某、どこかから湧いてきた城にてそんな声が響き渡るある意味いつも光景はプロローグでいきなり最終日だろうが、メタ情報を高らかにいおうが、諸悪の根源が集まった結果無駄に順応されたジンロウ町の人たちにとっては30秒ニュース程度でしかないらしい。
世界滅亡寸前を撮影して流そうが、それに深く傾倒するでもなく、単なるCMの如く流し次へ次へとニュースは流れて*いくのであった*]
○○魔王 グリフィス は肩書きと名前を ○○魔王 に変更しました。
さってと。
どこの誰がやられたのかな……せめて正義か、悪か。
[集中して気配の元を探ろうとする。
が、やっぱちょっと面倒だったのでビルから降りる事にした]
この町も飽きないよねー。
三丁目の秘密結社さんは元気かなー。潰れちゃったかなあ?
[帽子の唾をつまんだり、離したり。ぼやぼや呟きながら喧騒絶えない通りを歩く]
次の者、報告をせい。
[ジャングルジムの主からそう指示されると傅く二番目の園児が口を開く。「例の市会議員とのお話し合いが成功裏に終わりました」との報告。]
ほぅ、ではあの市会議員の孫娘を幼稚園で苛め抜いて登校拒否にさせるという恫喝は功を奏したと申して良いのじゃな。
ぐしゅしゅしゅ……一度公園デビューを失敗させてその母を追い詰めた甲斐があったと言うものよ。
あの女、我らの仕掛けとも知らず自分を酷く責めておってのぅ……たかだかヒーローごっこで娘に悪役ばかり押し付けただけじゃと言うのに。
今じゃ立派なモンスターペアレントよ……ぐしゅしゅしゅ。
きっと市会議員ともども我らがいい手駒として働いてくれよう。互いに我らの手に落ちているとも知らずにのぅ……ぐしゅしゅしゅ。
[ぐしゅしゅしゅと高笑いするエルヴァイラであった]
10人目、花の子 グラジオラス がやってきました。
[ジンロウ町のどこかのどこか。
独り駆ける少女の足元へ闘いの流れ弾が飛んでくる]
きゃっ…!
あ、危ないわね…ここは今日はバトル警報は出ていなかったはずなのに…。
どこから飛んできたのかしら…?
[唇をキュ、と噛み締めて空を見上げ]
……この町は、どうなってしまうのかしら。
正義の味方の手によって護られる?
悪の組織によって支配される?
[呟く彼女の胸元に光るは――紅に輝く派手なペンダント。
髪を飾る薄桃色の花は真紅へと染まる]
――――小賢しい。
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