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…ん……
[ 混乱しっぱなしで寝付けなかったからだろうか。いつもの起床時間よりだいぶ遅く目が覚めた。]
……ザム、くん…?
[ ぼぅとする頭で名前を読んでみるも、返事はなく。]
[起床して、決定メールなどに目を通した]
『【本決定確認したよ】
……マツルバ君の「2号さんが偽なら叫迷っぽい」には私も同意かな。
ただ、白を重ねるなら、ザムエル君でなくミコちゃんのほうがいいんじゃないか……とは思ったね。
どうせなら、表に出ているシモン君の判定を揺るがすほうが……カオスになる』
『……あと可能性としては、
「ザムエル君に求婚している求婚者が白出しした」ってのがあるね。
それで救えるかどうかはさておき、やってみる価値はあるのかも。
もしそれでビンゴなら……
初日に私が言った「恋狼が比較的楽に勝つ方法」の上位版……てことに、なってしまうのかな』
[めるめる]
[ ミコラスはとりあえずお弁当作ったりするためにキッチンへ向かおうと。
途中クラウス&ザムエルを発見……
表:した
裏:せず +表+]
[ 一階へ下りていくと、なんかよくわからない必殺技をくりだしている父の姿が目にはいって。]
ぱ、パパ…?なにして……
[ そして近く(?)にザムエルの姿を発見すれば思わず少し赤くなりつつ、]
あ、ザムくんおはよ…
[ なんか盛り上がってるクラウスにどうすべきか悩んでいると、キッチンの方から顔を覗かしているモニカに手招きされる。
なんだろうと、ててて、と駆け寄ると、]
「 そのうち鎮まると思うよ。ね、だからご飯食べよ?」
[ 頭をぽんぽんとされた。]
う、うん……
[ ちらりと二人の方を振り返る。よくわからないが、とりあえずあの父を止められるだろう存在はモニカくらいなものであって。そのモニカがほうっておけというなら従うしかない。]
[ モニカと共にご飯を食べて。弁当やらを作る。]
ママ、あとでお兄ちゃんにお弁当渡しておいてくれる?…うん、そうなの。よろしく、ね?
[ 兄の分の弁当をモニカに託して。]
もうすぐ……占いしにいく、時間っすね。
[ごそごそとシャツの上から学ランを羽織ると、
一人暮らしの質素なアパートを後にして。
――…へと、向かった]
[テリットさん家の居間、ソファの上で何故か正座]
……年頃の娘を持つ父親ってすげぇな……。
[ある種、クラウスに尊敬の念を抱いていたようだ]
[乾かしてもらった制服に着替えて、傘を借りる。
昨日よりは小ぶりになった雨が、少しだけ涼しい風を生み出している。
…嫌いな感じじゃない]
んじゃ、俺。
鍵探しに行ってきます。
ありがとな。
[見送られて、玄関の扉をぱたんと閉じた**]
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