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[ソヨの言葉に、深い意味があることなど、全く気づかずに]
・・・分かりません。
人狼が、こんな小細工をする理由が思いあたりませんから・・・。
恐らく、彼女が機能停止し、査定候補から外れたということで、本社の方がテープを貼ったのではないか・・・と思いますが。
ですが、一番分からないのは・・・。なぜカリョさんなのか、です。
人狼にとって、機能停止させる価値があるのは、コード持ち、中でも占い師や狩人でしょうに・・・。
・・・もしかして彼女は、人狼の正体について、何か知ってしまった、のでしょうか・・・。
そうですか?ありがとうございます。
――わっ
[]Tの言葉に嬉しそうに答える。手を引かれると、]Tの方へとよろけて]
――え、
[一瞬のフリーズして、顔が赤く染まる]
あ、うん。僕で良かったらまたいつか…
[続く]Tの言葉に慌てて頷いて]
えっと、僕カリョの事もきになるから、これで。
本部から頼まれた仕事をしないと。
[そう告げると、赤い顔のまま第3スタジオを飛び出してカリョの部屋へ]
―メインスタジオ―
ただいまー…って、みんなはまだかぁ。
[それからバクが追加した内容を見上げ、小さな小さな声で呟いた]
…僕は、スヤばーちゃんを信じてるよ。
[くす、と笑い。]
いつか、きっと、……ね?
[飛び出していくストに手を振り、見送る。
近くに誰かが隠れている気配は感じ取ったが、新エンジンは気にしない。]
かりょさん、すみません。
許してください・・・!
[誰もいない部屋の中央に、深々とお辞儀をしてから、机の上を覗き込む。
乱雑な机の上には、楽譜やペンが散らかしてあり、元からそうだったのか、誰かが荒らしたのか、判断がつかない・・・]
そうかもしれないな。
[リヒトの言葉に軽く返したあとに、ふと気がつく]
…だったら、占い師といったスヤ婆さんと、ヨルさんは大丈夫なのか?
とりあえず、メインスタジオに戻らないか。この状況を伝えておきたいし、2人の様子も知りたい。
[そう告げて、部屋の入り口に向かおうとする]
-メインスタジオ 貼り紙の前-
[貼り紙を見ている]
ん〜?
そういえば、さっきメールきてたかな…。
[メールの文面を確認する]
え〜…。これで、ここに誰もいないんだ…?
どこに行ったんだろ…?
[いつもこの辺でダベっている人達の姿が見えない]
―カリョの部屋―
[カリョの部屋の前まで来ると、ソヨが身構えるのが見えて]
ソヨさん。僕です。器音ストです。
[何故か両手を挙げてソヨ達の方へと近づく]
カリョさんの機体は…もうありませんか。本社の方が片付けたという事は僕の仕事は今は無さそうですね。
[呟いて荒れた部屋を見つめる]
[リヒト達が消えたほうを見ながら、ショウに聞こえるか聞こえないか程度の声で話しかける]
カリョの様子を見に行った連中遅いなぁ。
もしかしてとんでも無い状況になっていたりしてな……。
普通の停止状態ならまだいいけど、修復不可能なんてことは……。
[その考えを振り払うように頭を振った]
(どうも暗い考えにとらわれちまってるゼ。いけねーいけねー)
[GAIの言葉>>72にうなづいて]
そうですね・・・。
簡単にこれと、分かるような答えはないようです。
スタジオへ戻って、皆さんの智恵を借りましょう。
[ソヨ>>74にもうなづき]
ええ・・・ソヨさんの言う通りです。
僕らの仕事は歌うこと・・・。
こんな状況は、僕らの手に余ります。
でも・・・。見つけてあげるためには、何かをしないと・・・。
行動しないことは、現状を認めることと同じです。
ソヨさんは、現状に満足していますか?
[背を曲げて視線を合わせ、にこりと微笑んで]
いいえ、違います。
ソヨさんは、誰よりも現状を変える努力の大切さを、知っている方。
僕は・・・人狼を見つけたいと思います。
歌のレッスンは止めるわけにいきませんが・・・、多少削るぐらいならば。
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