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[女は嘘つきだ――。
人もボーカロイドだって嘘をつく。
だから一言言えばいい。
それなのに言えない。
たった一言言えばいいのに]
莫迦ぁ莫迦ぁアタシの莫迦ぁぁ
[もう彼にだけは嘘を吐きたくないのだ。
それだけが胸を閉め、言葉が出ない]
この階段、いつまでも続いてくれればいいのに―――
[遥か高く、天にまで、天の向こうまで、二人でずっと駆け上り続けられたの、なら]
そうですね。バクにはバクの。]Vさんには]Vさんの。それぞれ良さがある。本社の人達だって分かっているはずなんですけどね。
確かに、どうしたんでしょうか?
[]Vを心配する声に同じように]Vを見るも、やはりどこか警戒心が覗く]
わかんないモン!
わかんないんだモン!
だってそんなの知らない?
お話でしか知らないモン!!
[誰に言い訳をしているのか、第一その声を誰に届けたいのかすらわかっていない。
感情が爆発し続けるだけで、結局は自分への言い訳だけ]
アタシは… アタシは…
[何故一度でも考えて見なかったのだろう。夢見てみなかったのだろう。この可能性を。この展開を。
彼女の夢想する妄想にこのシナリオはなかった。だから混乱する。
答えを出せと言われても準備できない。泣き叫んでみても誰も助けてくれない]
後悔するのに!
きっと後悔するのに!!
[でもいい加減な、嘘をいう事の方が――アタシはアタシらしくはっ]
[Der Tod ist verschlungen in den Sieg.
Tod, wo ist dein Stachel?
Hölle, wo ist dein Sieg?]
[聞こえない合唱が追い上げる。嵐のように吹き荒れる。
その意味は・・・]
[死は、勝利に呑み込まれたのだ!
死よ、おまえの棘はどこにある?
地獄よ、おまえの勝利はどこにある?]
[最後に、拍子が変わり、軽快なメロディへと変わる]
Herr, Du bist würdig
zu nehmen Preis und Ehre und Kraft,
denn Du hast alle Dinge erschaffen,
und durch Deinen Willen haben sie das Wesen
und sind geschaffen・・・・
[歌の終わりを、風がさらう。
屋上に出たのだ]
リヒトぉぉぉぉぉぉぉぉ!
[無論、有限の階段の先は扉となって、その向こう側の景色を見せる。屋上]
え――あっ!
[追い続けていたのに、全く気づかなかった。何故彼がここにやってきていたのか]
貴方…
[彼は自分ほど頑丈なのだろうか――そんな馬鹿なこと、本当に馬鹿なことを考えた]
[星がキレイだ。
山奥にあるこの場所では、晴れてさえいれば、降る様な星が見える。
もう惰性のままに、意味も分からず、リヒトは歩く。止まらずに歩く]
[気がついたベルに、優しく声をかける]
大丈夫か…無理するな。
[そのまま歩きつづける。程なくすれば、中庭にたどり着いた。
ルラが居れば、そのままベルを渡すだろう]
待って、アタシまだ……
[ガクンと膝が落ちる。限界寸前だった自分の身体。無理な充電。無理な行動。考えなしの結果がこれだ。屋上の扉を潜ったところで電力が尽き、これ以上彼を追うことができない]
リヒトォォォォォォォォォォ
[叫ぶ。叫ぶしかもう、自分はできないから]
気にしないっ! けど…忘れないっ! 全て忘れないっ!!
[刻み込む。自分の中で、今の全てを。彼の全てを]
―中庭―
[ストとしばらくの間桜の花吹雪を眺めながらとりとめのない会話を続けていた]
…でしょ?
そもそも、このオーディションを続ける意味を僕は知りたい。
もう5人も居なくなった、14人から選ばれるはずの候補は9人に減ったわけでさ。その分審査のレベルは下がるよね?
そんな中途半端な審査の中からデビューできても…待っているのはプロデューサーの「期待はずれだった」というがっかりな言葉だと思うんだ。
だから僕は……
[自分の傍で眠るサーティから電子音が響いたのに気付く]
…サーティ、お姉さん?目が覚めた?
[呼ばれた気がして、リヒトは屋上の端で振り返った。
もう何も分からない。ただ]
──Danke.
──Auf Wiedersehen.
[そう言わなければいけない気がして]
[風に押さえるようにして、その体は落ちていった]
[満面の空を、いつまでも見ていた]
・・・・・・。
[ショウとストの姿が見える。問われれば、事情を簡単に説明しただろう。
ベルを腕から降ろし、ベンチに横たえられたスヤの元へと歩みよる。
彼女にかけられたケープを見て、ショウの心遣いに感謝した。
その後は暫くの間、スヤの傍に*いるだろう*]
5人。いつのまにか、そんなに減ってしまったんですね…
[ショウの言葉でベンチに寝かされたシャトへと視線を向けると、検査を一応するべきかと逡巡して]
いいか。検査しなくても、スヤさんの占いで結果は出てる。
[つぶやいて頭をふる]
そうですね。この中でデビューが決まっても、きっと、誰も納得できないと思います。
[ショウの言葉に頷きつつも、]Vのシステムメッセージが聞こえると、無意識に]Vから一歩離れる]
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