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[正装に着替えた男女をみてぽむっと何か考え付く]
どうせならこの後ワルツでもしたら面白そうね。
[7杯目のワインを頂きながらにっこりと微笑む]
[トムがばつが悪そうな表情に]
そんな、気にするほどじゃないですよ?
正装じゃないなんて、私、気づきませんでしたもの。
そんなこと気にするより、美味しい食事とおしゃべりを楽しみましょう?
[セロンの握るグラスを、物欲しそうにじっと眺めていると、メイドがなにやら意を決した様子で自分と向かい合っていることに気付き]
ん?メイドさんどうしたの?
[と、柔らかく訊ねるが、非は全て自分にあるのだから、ヘクターを責めるなら自分を殴れと言うメイドに]
ん〜……じゃぁこれは、あなたに対する罰ね?
[と、いうとすっと立ち上がり涙声になっているメイドの頬に、背伸びをして軽くキスを施す。]
うん!おいしぃ!役得役得♪じゃぁ、メイドさん。オレンジジュースの代わりにシャンパンを持って来て下さらないかしら?
[何事も無かったかのように席に着き、食事を再開して。
微笑ましくも忠告を口にするプリシアには]
平気平気!自分の許容量はこれでも解っているつもりよ?
[笑顔のまま、ひらひらとへを振り返した。]
[...は、隣の席のシリルに会釈をした]
こんばんは。
僕はトム・カシワギと言います。
…昨日、声を掛けた者ですが覚えていらっしゃるでしょうか?
えっと…その…昨日はシリルさんがあまりにお若く見えたものので年下と勘違いしてしまい、ちょっと失礼な口調だったかもしれません。
僕よりお姉さんなのにすみませんでした。
以後気をつけますので、よろしければ話し相手などになって下さい。
[...は、そういってシリルに向かって深々と頭を下げた]
[カーラの言葉に]
貧乏なだけです。
健康のほうは、鍛えることで何とかまかなってますw
いえ、たとえお腹痛くなってもご馳走を食べますとも。
それこそ、次はいつ食べれるかわかんないですし、こんないいもの…
あ、僕まだ食べてなかった…。
[丁度良くフォークを握っていた手を、ヴィヴィアンがその味を褒めるサーモンのサラダに伸ばしてみる]
本当だ、美味しい〜
わざわざ燻製してあるんですね、手間暇惜しまないなぁ。
食事の後はダンスってわけですか、いいですね。
[美味しい食べ物のおかげで大分表情から強張りが取れた様子で、キアの提案に頷く。
どうやら彼女ときたら、あっという間にグラスを空けている]
…あまり飲み過ぎて、舞う前に目を回さないように気をつけなきゃ駄目ですよ。
[ 周りを見渡したりし、その合間に ]
シリルさん、お料理など、とても美味しいですよねっ。
焼きたてのロールパンから、何もつけなくても凄く美味しいですし。
トムさん、カーラさんの言う通りですわ。
そんなに気にする事ではないですし、
お料理やお話などを楽しみましょう。
そして・・・キアさん、ナイスアイディア!
みんなが賛成なら、お食事などが一段落ついた所で
ワルツを踊ったりしたいです。
素敵な出会いなどが有る、この島の晩餐会で。
[頬にキスしてきたレリアの行動に、またも呆然として]
………。
はい、罰を賜りました。
[抑揚も感情も無い声でぽつりと呟くと、礼をして厨房へと戻って行った]
[許容量は心得てると聞き]
そうか、ならいいが……。
[レリアには平気だと告げられたが、酒飲みの平気という言葉ほど信用できないものはないと気を引き締めた。
悪酔いする大酒飲みと飲む機会が多すぎたのかもしれない……]
そうですね、ケヴィンさん。
お腹痛くなっても、バジルさんの美味しいお料理は食べたいですよね。
同感です。
[空になったグラスと皿をちょっと寂しげに眺めて]
[豊かな芳香を楽しみながらグラスを傾ける。
キアからワルツという言葉が零れるのを聞けば、談話室を通りかかった際見かけたピアノの存在を思い出した。]
ピアノと共演できれば…ワルツも一層華やかになりそう…。
[ぽつりと。そんなことに想いを馳せたが、ピアノを弾ける方がいただろうかと一人首を傾げる。]
[前菜を口にしながら、のんびりとシャンパングラスを傾け、
和やかに談笑しているさまを眺めている。]
あぁ…ダンスか。
ダンスパーティというのも案外悪くないかもしれんな。
[レッスンを見学していて、ある程度は覚えたかもしれない。]
[沈んだ表情のまま、レリアに形どおりにシャンパンを出し、魚介類のメイン料理としてホワイトアスパラとシャコのプレゼを出した後]
洋梨のシャーベットです。
[口直しのデザートを出して、厨房で一息つく]
この後は、肉のメイン料理、デザート、そしてコーヒーか紅茶、と…。
[慌しくメイン料理が作られていく厨房内では、さすがに室温が高く、動き回っていることもあってじんわりと汗が滲む。ハンカチで軽く額などを押さえると、嫌なことは忘れようとわざと忙しく動き回り、再び給仕へと向かった]
大丈夫よ。これくらいじゃ、飲んだうちにはいらないもの。
[9杯目で一度手をとめ、うふふと笑う]
飲み比べで負けたことないわよ〜。お酒は飲んでものまれちゃだめなんだか♪それとも酔ってるか、ためしてみる?
[すっとグラスをゆらしにっこり微笑む]
みんなで楽しみましょうね、ヴィヴィアンさん♪
[お昼の成果を試すときですよ、と頷く]
[同室の少女が、離れで怯えていることなど露知らず。
目の前で伸ばされ掛けた手をぐいっと引っ張り、自らの頭に乗せ]
わたし、子供のように撫ぜられるのって慣れていますから。お気になさらずに?
[謝罪を口にするボールドウィンに、にっこり微笑み。
物欲しそうに見つめている自分に苦笑を漏らす、セロンから差し出されたグラスを、遠慮する事無く受け取り]
ありがとう!ではセロンさんにとってもいい思い出が出来るように…
[受け取ったグラスは吸い寄せられるように、セロンのグラスへと――]
[...は、カーラの言葉に頭をかいた]
いや、僕も広間に来るまではこれで平気だと思っていたのですけど、皆さんがビシっと決めてらっしゃるので…
特にカーラさんのような素敵な女性が素敵なドレスを着ているのを見てしまうと、僕もちゃんとした服を持ってくればよかったと後悔する事しきりです。
[...は、ここまで言うと、ちょっと小声になった]
…えっと、こういう言い方って僕に似合ってますか?
この旅行で少し女の人とお話をして、僕の世間知らずを治して行こうと思っているのですけど…
[キアのワルツをとの言葉に]
その、拙者の格好では…踊りにくいのであるが…?
それでも踊れと?
[やや戸惑いつつその場を伺うように尋ねる]
…そうか?
子ども扱いされるのは嫌なんじゃないかと思ったが。
[大きな掌が、一見少女の彼女の頭に。
優しく撫でると、おかっぱの髪のさらさらとした感触。]
改めてよろしく、レリアさん。
[手を離すと、きちんと淑女として扱う礼を。]
[賑やかな様子に微笑を浮かべ眺めていたが、ワルツの言葉を聞き]
私も参加せねばならんのだろうか。
うまく踊れるかわからないが、大丈夫だろうか。
[ふと不安げに眉根を寄せる。
情けなくもそうした心得は常人のそれよりも幾許か頼りなく]
ハッ。
[「罰」と言いながらレリアが立ち上がるので、再びフォークを握りしめるのだが、そこにはしっかりサーモンが刺さっていたりして]
ああ…。
[もう駄目かと思われたその時、レリアはキスという形でゲルダを罰する]
………。
…ふふ。
子どもに見えるのは本当に、見た目だけみたい。
大人なんだな…。
[素敵な罰し方に感銘をうけたように、ふっと目を細めた。
――同一人物がつい先刻ヘクターをどつき倒したことなんか、すっかり*忘れて*]
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