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皆様方、おやすみなさい。
ダンスはお預けになったのですね…。
[ふと、聞こえてきた子守歌のメロディーに]
ごちそうさまでした。
みなさん、おやすみなさい。
[席を立ち談話室へ向かい、メロディーにあわせてピアノで伴奏を弾きだす]
はい、ヴィヴィアンさんとカーラさんもお疲れ様です。
[去り行く二人に挨拶をして]
静かなのに気分が良いな…幸せってやつかな。
[カーラが席を立ってから音楽はますます、屋敷に響くふうに感じられた。
目を閉じたまま呟く声には確かに、永遠には続くはずのない暖かな時間を惜しむ気持ちが含まれている]
だけど時が来たら島からは帰らないといけないし、この子守唄もいつかは聞こえなくなっちゃうのか。
…ずっと続けばいいのにね。
[談話室隅のソファーへかけ、伸びやかで優しいヴァイオリンの主旋律と、それに寄り添う慎ましやかなピアノの伴奏に耳を傾ける。
母がよく、幼い妹を背負って歌っていたメロディに、どこか似ているような気がした。]
シィちゃんもおやすみ。良い夢を。
[聴こえてくる静かな子守唄の音に耳を馳せながらシリルを見送り。ゲルダが更に困った表情になると少々申し訳なさそうに苦笑]
…君は謝らないで、本当によく言われるんだ。
直そうと何回か努力はしてみてるんだが簡単にはいかなくてね…。
確かに、言葉の価値が薄くなるね…善処するよ。
ヴィヴィちゃんとリッ君もおやすみ。
[少し寂しそうに笑うと2階へあがるヴィヴィアンとリチャードも見送り。人が少なくなったところで窮屈そうに来ていたスーツの上着を脱ぎスッキリした様子で深呼吸して]
お開きムードかな?ダンスも次回みたいだしね…。
君は紅茶を一杯飲んで一息、もやっぱり許されないのかな?
[給仕に徹する様子のゲルダを見て暗に少し休まないかという意なのだが]
[微笑み返して]
…そうだな、君と、君のお勧めの紅茶を是非一緒に
と言うわけにも行かぬか…な。
[席を立つカーラに、おやすみと声をかけ、やがて更に屋敷に醸し出すハーモニーに耳を委ねる]
それは羨ましいね。
僕にも300年生きる秘訣を教えて欲しいくらいだ。
[チャールズの言葉には肩を揺らして笑うが、
甘いものは食べ過ぎないようにね、と付け加えることは忘れず。
ヴァイオリンの音に添うように聴こえてきたピアノの音に
瞠目して音の方向へと目を遣り]
…これは驚いたな…。
素晴らしい演奏家がナッちゃんの他にもいたなんて。
[席を立った中の誰だろう?と巡らせながら紅茶のカップを空にした。]
[自らが奏でる音にピアノの音色が重なればカーラに微笑んで。
優しい彼女の音色に包まれるかのようで心地よかった。
ゆるやかに弓を下ろすとカーラに一礼を。]
カーラさんらしい、優しく温かな音色が素敵でした。
ご一緒できて嬉しいです。
[にっこりと微笑んで。ボールドウィンにも一礼。
やがてゆっくりとバルコニーへと目を向ける。]
[ナタリアの言葉に頬を染めて]
あ…ありがとうございます…。
私、とても嬉しかったです…。
ぜひ、また一緒に演奏させてくださいね。
お願いします。
[隅にいるボールドウィンが目に入り余計に赤くなり]
あぁぁっ、ボールドウィンさん、聞いてらしたんですかっ!
は、恥ずかしい…です…。
[困った顔をするのは逆効果だと思い、微笑んでゴドフリーに言葉をかける]
その…どなたか特別な方をお作りになって、その方に思いっきり言って差し上げればよろしいのではないでしょうか?
[一息ついてはと言われ、無意識に厨房のほうに視線を投げる。そこにはバジルの顔が見え、ちょっと休めというようにゲルダに数度頷いて見せた]
…それでは、少し。
[セロンにも微笑みかけて]
ご主人様に言われて、仕事分担が変わることになりましたので…。
これからは給仕の仕事が大幅にペネロペーさんに移り、私は屋敷内だけでなく島内全体をカバーするお仕事になります。
多少は、皆様とお話しする時間も取れるかと。
[休むというケヴィンを見送り、ゲルダに振り返って]
…それは楽しみだな。是非ゆっくりと君とお茶を楽しむ時間を待ち望んでいるぞ…。
[微笑んで静かに紅茶を飲み干すと]
美味しかったよ、ご馳走様。料理人にも伝えておいてくれ。
それでは拙者もお先に失礼。おやすみ……。
[立ち上がると広間を出て、途中談話室でナタリアとカーラに賛辞を送れば*部屋で寝付くのであろう*]
[ゲルダの微笑みに少しだけ意外そうに瞬いてから口角をあげて]
…うん、そうだね。そんな人が現れたら…
ゲルダちゃんは思いっきり言ってあげる人なのかな?
[少しからかいの意を含めて首を傾げてみせ、
紅茶の了承が取れるとワゴンのティーカップへと手を伸ばして]
一日お疲れさまの意を込めて淹れさせて貰うよ。
うまくないけどね。
[伏せられていたカップに紅茶を注いでゲルダの前に差し出し]
ケヴィン君とセロ君もおやすみ。
…ヘクターさんは大丈夫なのかな?
あんなに見事に急所に入るのを初めて見たよ。
[少女のような女性の見事な一発を思い出してヘクターには悪いと思いつつ思い出し笑いが漏れ]
えっ…私は…。
[ゴドフリーからの意外な切り返しに、また少し困ったような顔になって]
それは、その、相手次第と言うか、状況次第と言うか…。
[もごもごと言葉を濁し。ゴドフリーが紅茶を淹れるというのには申し訳ないとおろおろとして]
…ありがとうございます…。
[動きあぐねている間に注がれた紅茶のカップを受け取ると、ゆっくりと口をつける]
ご主人様…目覚めそうにありません…。
後でお二階の部屋に運ばないと…。
[初めて足を踏み入れた談話室を興味深げに見回り、ピアノの楽譜もいろいろと揃っているのに気がついた]
…弾いたことないのもいっぱいあるわ…。
[サティの曲集を見つけるとぱらぱらとめくり始めた]
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