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俺は…婆さんを止めれなかった
触れた婆さんの体からは優しさしか感じなかった。
俺は死ぬ時に、婆さんみたいに優しくなれるのだろうか*
[気を取り乱し、叫び、失神するように崩れ落ちるネリー。
その体をグレンとともに抱き支える。]
しっかりしろ、ネリー。失神するなんて相当取り乱していたんだな。
[いったん、ソファへと座らせる。]
ここにおいておくわけにもいかない。俺が部屋まで送っていこう。
[そう言うと、ネリーの身体をそっと抱きあげた。]
でも私が死んでも、きっとおばあちゃんと同じ場所には行けないわね…。
[そう考えると、むしろラッセルが羨ましくさえあった。
もしここから逃げおおせることができたなら、まずは自分の両親の元に帰ろう。そしてそれとなしに人狼のことを聞こう。
自分のルーツが分かったならば、両親と別れて見知らぬ土地へ行こう。]
大切であればあるほど、近くにはいられないのね…。
[部屋はすっかり暗い空気に包まれて、人が続々と去っていく。
重苦しい雰囲気から逃げ出したくて、早足に抜け出した。]
ふう……まったく……
[ネリーの身体を抱えながら、ネリーの部屋へと*向かって行った*。]
[夫の死後、老婆を支えてくれたのは村の面々だった。何かと様子を見に来てくれる自警団、野菜配達ついでに家の雑用もやってくれたグレン、そして、ある日現れて花のような笑顔で毎日世話をしてくれたネリー。ローズマリーも、ケネスも、産まれた時からよく知っている。
そして、人生の最期に、他にもたくさんの若者と接する機会ができた。一緒に食事を取り、談笑する「家族」が。]
ああ、幸せだねえ。
[ギルバートに抱えられ、自室へと運ばれる。そのまま眠りについてしまったネリーが再び目覚めたとき、そこにデボラの姿は無い。
その喪失感は*いかばかりのものか*。]
死んで同じ場所にいけるかは、俺は知らないが……。
俺の大事な人は…、いつもここにある…。
この世では会えなくとも、胸の中にいればいいのさ。
[そう言いながら、胸に手を当てる。首飾りの母の形見の白い牙…。
服の上からギュッと握りしめた。]
そして、もう一人の大事な人がここにいる。極上の別嬪さんがね。
[ネリーの顔をじっと覗き込んだ。]
[残念ながら今のネリーには、ギルバートの軽口の相手ができるような状態ではなかった。分裂気味とはいえ、同じ人間にはかわりないのだ。消耗が激しい。]
ごめんなさい、今は私はラッセルさんに集中するわ…。
[顔を伏せて目を瞑る。ラッセルの気を追って、視線を漂わせその場所へ。ネリーの脳裏には、ラッセルが見たものと同じ光景が焼きついた。涙が落ちる。]
おばあちゃん…。
[ベッドの上。タオルケットに頭からくるまり、全てを拒絶するように座り込む。あれから随分たった。もうすぐ夜明け近いが、一睡もしていない]
エッタは
なにもできないくせに
自分がしぬのは、いやなのよ。
生きていたい…おにいちゃんに、会いたい。
[それが結論だ。あの場から逃げ出した挙げ句に、少女が得た答え]
[止めることも、名乗り出ることも、誰かを差し出すことも、最後まで見届けることもできず]
ひどいよね…
でも、でも……でも!!
[どうすることもできない。ただ、どんなことが起こっていても。それは自分と無関係のことではない。リオンハートの名にかけて、泣きわめいたりはしない。それだけを、決意した**]
−回想−
[ネリーとラッセルのやり取りを押し黙って聞いていたが、デボラの決意が固いことを悟り、自らの心を決める]
はい、短い時間でしたが、お会いできて嬉しかったですよ。旦那様のような良い男ではありませんが……。
[デボラの額に口付ける]
私も傍におりますね。それと……リュートの弦が切れてまして、声のみになってしまいますが子守唄など歌わせてください。こう見えても、これが生業ですので。
そういえば……いつの間にか、雨やんでますねえ。
[少し離れた場所に腰を下ろし、静かな声で歌い始める。それは『賛美の生贄』という名のレクイエムだった。やがて、椅子の倒れる音がして、反射的に目を瞑る]
……っ。
…………。幸せでしたか……。
[目を瞑ったまま、息を整える。一人だったらとても耐えられないだろう。落ち着くと、ラッセル等に目配せだけして、屋敷の中へ**]
[涙を払い、ラッセルに注視する。その場所から動かないようだ。雨に打たれたまま立ち尽くしている。同時にグレンまでいる。このままでは難しい。]
…どう、しよう…?
[考えていると、瞑った目の奥で何かが瞬いた。大丈夫、なぜかそんな気がしてくる。
ネリーは起き上がると部屋の窓を開けて軽々と飛び降りた。着地も危なげない。そこから少し歩けば、処刑台の場所。
デボラが吊られたまま、ラッセルとグレンがいた。]
[ふたりはネリーに気づくと、さすがに驚いた顔をした。先ほどの取り乱しようを知っている上に、目の前にはデボラの屍骸があるのだ。しかしネリーはじっとデボラを見つめると、次いでグレンに気を飛ばした。強い衝撃を受け、グレンの身体が傾ぐ。そのまま倒れて気を失った。目覚めたときには、記憶は一切ないだろう。]
「な、何が起きた!?」
[そのようなことを言うラッセルに、翠の風を纏う瞳で誘いをかける。]
ほら、おいで…。こちらへ、おいで……。
[ただそれだけのことで、ラッセルは自我を失った。ゆらゆらと揺れながらネリーのほうに歩いてくる。]
…いい子ね……。
おいしい…ああ、おいしいわ……。それに、ここはもっとおいしそう…。
[ネリーは嬉しそうに蕩けるような瞳で微笑むと、その首筋に喰らいつく。余すことなく血を啜りながら、ネリーはラッセルの腹部にもそっと、細く白い*指を伸ばした*。]
あれまぁ、完全に理性が吹き飛んでやがる。
[集中したいという声、微かに鋭く思えた。 本能が目覚めることを望んでる男は、にやりと楽しそうに口端をあげ]
……これはこれは失礼しました。
[茶化しながらも、まるで従属しているような言葉。]
[同胞がラッセルを喰う間、男は少し離れたところで様子を伺っていた。
女とはいえ、人狼だ。本能剥き出しのネリーが負けるとは思っていなかったが、初めての狩り故に心配だった。]
綺麗だ……。
[しかし、あまりに色香ある狩りに、思わず声が漏れる。]
……俺にも、分けてくれ。*
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