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――回想――
【食事時】
[皆の持ち寄った具材で作られたシーフードカレーを前に、ごくりと喉を鳴らす。
無人島を駆け回ってお腹が減ったのが半分、多種多様な具に慄いているのが半分。何か食べ物じゃない物も入っている気がするのだが……]
……。
いただきます。
[それでも空腹には勝てず、意を決してカレーをありつく事にした。
一口目の具は、校長先生のメモの2(13)。]
【秘密基地→水を求めて】
ううーん…海水、べとべとするから、洗いたいんだけど…
[プラスチック池の水は有限。みんなで使うものだから、あまり自分で大量に使うのも憚られます。]
…山の方に行けば、水があるかな?…行ってみよ。
[普段なら、あまり一人で山に分け入ったりしないのですが…]
水の流れを辿れば、帰り道も分かるから、大丈夫…よっと。
[歩き続けることしばし。…おや?]
あれ?…こんなところで、話し声がする…?
[うまいとも不味いとも言えない味のエビに当たったようだ。
もむもむもむ、と租借して飲み込む。]
んまい。
[途中色々と口内でアクシデントがあったようだが、出された物はきっちり全て食べた。
こんな体験も、夏の思い出。]
[校長の雰囲気には、神妙な面持ち]
分かる。角のトメ婆ちゃんから何度も聞いた。
ビーニジュウクってのがいっぱい飛んできたって。
あっちこっちで家が焼けて、いっぱい人が死んだって。
……でも。
良かったな。最後は幸せになって。
[けらっと笑う]
【夜 秘密基地】
わーーーー!すごい!花火だあ!
[秘密基地の上で背伸びをし首を伸ばす。
夜空に大輪の花が咲いていた]
♪よーぞーらーにー
いーーなづまはーしりーー
♪ほーのーおーーのーー
せーーんしを てらーーすーー
[思わず小声で歌ってみる]
【花火 夜】
[陸から伸びた光の線は夜空に舞い上がると散った]
う、うわあ!・・・すげぇ・・・!
[次次と上がっていく花火に息を呑んで見つめている]
・・・・・・・・・・・・・・
[音は遅れて聞こえ、そのたびに闇が揺れる]
・・・・・・・・・・・・すげぇや
[口を開いて見つめ続けていた]
[自分の考えたことが恥ずかしい。顔を隠してみても、姿が消えるわけではなく]
向いてる、かな?うん、ありがとう。
[博の優しい言葉に、そろそろと手を除けて顔を上げた]
……うん。
[応援、の言葉に、一瞬だけ苦い痛みが蘇ったけれど。目の前にあるのは、それを振り払った明るい笑顔。――目の前に]
え…………?
[肩の上にある、思いがけない温もり]
[それが離れて、慌てた様子で博が座り直すのを、ぼおっと見ていた]
あ、うん。あのね。
[ちらりと藤本の様子をうかがえば、案の定楽しそうにこちらを見物している]
今は、内緒だけど。
いつか……言えるようになったら、博くんには、ちゃんと言うね。
そのときは、笑わないで聞いてね。
[小声ながら、はっきりした口調で宣言した]
【続・水を求めて】
[誰かの声がしたような…と、辺りを見回しました。前方に、何かがちらっと過ぎった…?]
………
こんなところに、学校のみんなは、いない。
ここは「無人」島。住んでる人も、いない…
………
[急に、怖くなってきました。
気が付けば、そろそろ日も暮れそう。夜になったら、足下も見えなくて、危険です。]
………
[少し考え、来た道を引き返すことにしました。]
そうだね、水がないとね。
海の水じゃしょっぱいから飲めないし料理も出来ないもんね。
[雛に頷く。]
雛ちゃんは、どこか行ってみたいところか、やりたいことか。ある?
[北斗の目的だった川はないとわかると、雛に希望を聞いた。]
そうか、聞いたことがあるか。
人生万事塞翁が馬という言葉があってな、何がどう転ぶか分からん。
戦争はあってはならんことだが、そのおかげでばあさんとも会えた。
おう、そらもう幸せだとも。
紫籐みたいなやんちゃ坊主な生徒を受け持って苦労させられたしなぁ。
[紫籐よりもさらに声を上げて、けらけらと笑った]
[しばらく口を開けたままだったが、お馴染みのあれをすることにした]
た〜ま〜や〜!たーまーやっ!よっ!たまやっ!げほっ!
[バリエーションを変えながら、花火が終わるまで陸にまで届くような声で叫び続けた*]
【夜 秘密基地】
[夜の風、虫の声、遠い花火、友人達の歓声]
[花火に目を奪われながらも、
皆がここにいて、皆とここで同じように花火を見て、
当たり前のことがとても愛おしい]
[だけど、6年生は来年中学に上がる]
[もうこの夏は二度とないんだな、
そう思うと、この時間を忘れないでいよう、
そう、思った]
【夜・花火】
[夕食の皿洗いをしていると、誰かの歓声で花火が上がったことに気付く。
終わった分だけ重ねておくと、海岸へ。
夜の涼しげな風が髪を巻き上げるのに目を瞑り、そしてまた開くと、夜空は色とりどりに彩られるキャンバスとなっていた。
星空に光の花が咲くと、後からどぉん、どぉんと音がやってくる。]
お……。
[いつも甘瓜で見ていたのとは違う風情の花火に、無意識にため息をついていた。]
[いきなりの接近に、驚かせてしまったかもしれない。
けれど久美子の顔を見れば、自分のした事への不安も消えた]
……うん。
ぜったい、笑わないで真面目に聞く。
約束するよ。
[小さいけれど、はっきりとした久美子の言葉。
真正面から受け止めて、しっかりと頷いた]
行ってみたいところ…うーん。
[ちょっと考えてみる]
島の山の中には色々とあると思うけれど、これ以上踏み込むと暗くなる前に戻れなくなっちゃう気がする…。
やりたいことは、泳ぎ習って、後は紫籐くんにビシっと見せるだけだし!
[語尾にちょっと力がこもった]
そろそろ戻ったほうがいいのかも…。
[さっきよりも日が翳ってきたようにも見える]
じんせいばんじーらおうが馬?
[難しくてわからず、きょとん]
俺かあ?
翔平の方がよっぽど手えかかるやんちゃっ子だろ。
むむ……まあ、幸せならいいけどよ。
[笑う校長に目を瞬いた]
[ようやく少し落ち着くと、如月が話を始めたのに気づく]
お寺に……。
宇宙に行ったことのある住職さん?
なんだか、かっこいいね。
[遠い未来の話に、ゆったりと微笑む]
[皆が都会に出る話には、ほんの少し表情を曇らせた。気づかれないよう、頷く素振りで目を伏せる]
……子供?みんなの?
[何やらうわずった声を上げた博の心境には気づかずに]
そしたら、私はみんなの子供を連れて、また臨海学校に行きたいな。
翔平くんの子供は、やっぱり探検しそう。
藤本くんの子供は、やっぱりみんなの面倒見がよくて、
博くんの子供、は……。
[はっ、と気づいたように言葉を切った]
き、きっと博くんに似て、優しい子だよね。
[何かごまかした]
そうだね、そろそろ戻ったほうがいいかも。
ここまでって意外と遠かったし。
……健二君に見せるの?ビシッと?
がんばってね。
[やけに力の入った様子の雛に少し驚きながらも励ました。]
あ、そうだ。
何か食べられそうなものが無いか探しながら戻ろうか。
実はお昼に僕、森のほうに食べるもの探しに来たんだけど、何も見つけられなかったんだ。
だから、ビシッとリベンジ!
[雛の真似をしながら]
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