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桃子さん、まだ寝てたのかな……?
[健二が桃子に声を掛ける様子を見て、ぽつりと呟く]
あ、校長先生。ありがとうございます。
[プリントを受け取り組み合わせを見る]
北斗くんか。男同士の組み合わせなんだね。
まあ、よろしく。
[笑顔で声を掛けながら、さり気なく北斗の表情を窺って見るのだった]
そうね、そろそろね。
[人も少なくなったので、妙に大きな荷物を片手にひとつずつ合計ふたつも持って、狭いバスの中をカニ歩きになりながら加納のあとを追った]
…少しだけ、多かったかな…?
[出かける前はそう思わなかったのだけど、他の人の荷物と比べると少しだけ、いや、ちょっとかなり、多いような気がした]
[校長先生からプリントを受け取った]
肝試し……わあん、ドキドキする。
博くんは、怖いの平気?平気だよね。
[一番冷静そうな相手に聞いてみる]
一緒に行くのは……藤本くん。うん、頼りになりそう。
[相手の姿を視線で探す。目が合えば、よろしくね、と声を掛ける]
[挨拶を済ませると、校長から一枚紙を受け取る]
肝試し?面白そうー!
僕のペアは・・・小百合さん、かな?
頑張ろうね!
[肝試しで頑張るもなにも無いのだが。]
[校長先生のプリントを受け取り]
あ、僕たちは男同士なんだ。
[博に言われながら、プリントの詳細を確認する。]
よろしくね、博君。一位になろうね!
[何かを勘違いしているかもしれない。]
怖いの? うーん、平気……かなぁ。
おばけは見た事がないからわからないよ。
[久美子の言葉に微妙な回答をする]
久美子さんは如月くんとなんだね。それならきっと大丈夫だよ。
[と、北斗に声を掛けられて振り返る]
一位……? うん、よろしく。
とりあえず準備を済ませようか。
そういえば、夕飯はいつになるのかな。
[自分の荷物を抱え上げると、周囲の様子を眺めるように見渡した]
【バス内・最後尾】
[翔平が目覚めて騒ぎ始めた時、実はこっそり寝たふりをしていたが、
何度か吹き出しそうになるのを我慢していた]
(次は「中」にしよっと)
[ただ、残念なのはその後のお弁当大会での唐揚げだ。
梨子のからあげをくすめようとして、失敗してしまった]
(くうぅ、梨子ちゃん隙がない!なかなかやるな!)
[次のご飯では絶対狙ってやると野望を胸に秘め、バスを降りた]
みよ子さんだな。
俺は紫藤健二ってんだ。よろしく。
ここ、貸自転車って置いてある?
[リュックを背負って無人になったバスを降りると、
世話をしてくれるという女性に挨拶がてら聞いてみる]
【公民館前】
[やっとのことでバスから降りて、みよ子に挨拶]
はじめまして、これからしばらくお世話になります。
[ぺこりと礼をしたところで、プリントを受け取った]
肝試しかぁ…ええと、紫籐くんなんだ…。
[自転車に乗せてくれた紫籐と、バスの中で有松を笑って写真を撮った紫籐の姿が、雛には両極端に思えて、その名前にちょっとだけ複雑な気持ちが湧いた]
…ともかく、まずは荷物を置いてから、貝殻を探しに行かないとね。
夕ご飯までにいいのが見つかるかなぁ?
[再び荷物を持ち上げて、歩き出す]
[博の準備を済ませよう、に]
そうだね。海岸で貝を拾って……
あ、まず荷物を置いてこなくちゃ。
[足元の自分のカバンを持ち上げた。]
おじゃましまーす!
[一番乗りで公民館の中へ。]
【公民館 到着】
[一番後ろの席だったが人を待ってから降りるなんて心使いは持っていない 早く早くと前の方を突っつく様に降りた]
ふるっ![第一声は歓声]
よろしくおねがいします![第二声はみよこへのあいさつ]
[自分から手を出して校長先生から肝試しのプリントを受け取った]
(俺の相手は加納か…)[きょろきょろ辺りを見渡した]
うん、そうだね。
[荷物を置いて来なくちゃ、という北斗の言葉に頷いて]
おっと、元気がいいな。
お邪魔しまーす。
[北斗の後に続くように公民館に入る。
周囲を見渡すようにして、大体の間取りを頭に入れているようだ]
【バスから降りて】
[重いリュックを背に、しかし足取りは軽く、
校長先生に笑いかけると片手を挙げ、パシッと挨拶した]
うわああーーーー!
[海風が吹き、潮の匂いを胸一杯に吸い込んで、
はあああぁぁ〜〜と大きくはいた。
目の前に景色に目を大きく開く]
すごい、すごおおーーい!
海だーーー!!!
[リュックの肩ひもを持ち、くるくるとその場を回る。
重いリュックの遠心力でぐんぐんスピードがあがる。
青い空と蒼い海、緑の山々が全部混ざっていく]
【到着】
[広がる海の景色に目を丸くしているが、桜野から弁当を手渡される声で我に返る。
弁当は慣れない車内のため、自分の分だけを残さず食べた。
到着すると、まず桜野の荷物を出して渡してやってから、自分も荷物を背負って降りる。
みよ子に笑顔で挨拶されると、「…よろしく、お願いします」と低い声ながらもしっかり挨拶。
肝試しの紙を貰うと、まずルールとパートナーを確認した。]
(…津野か。
あんま怖がったりしなさそうだから、楽かもな。)
[そんなことを考えながら、とりあえず部屋へ荷物を運びに行く。
さて、どこに陣取ろうか。]
【→男子部屋へ】
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