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セイバー に 5人が投票した。
ランサー に 1人が投票した。
セイバー は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!
――教会用・ワゴン車内――
[左之助は、槍を突きながら山道を降りた所で、教会用のワゴン車に回収された。
さすがに、槍を持った血まみれの男が街を闊歩するのは問題ありだと判断されたのだろう。
実に賢明な判断である。
左之助にとっても、立っているのがやっとという状態だったので迎えはありがたかった。
車内で血止めや簡易的な治療を行われながら、左之助は教会へと向かっていた。]
−漆路山→蒲生邸−
[聖杯戦争は終わった。自分は生きている。
以前の価値観で測るなら、己は勝者である。
しかし、そこに勝利の喜悦はなかった。
英霊と呼ばれる存在たちとの圧倒的な差。
それを埋めるために、これからどれほどの鍛錬が必要だろう。
考えながら歩く。そして――
再び始まる日常へ帰ってきた。
疲労とダメージが蓄積して思うように動かない手で、玄関の扉を開く。]
[――敗れて、消えて。ただ、無色の力となって座へと戻るだけのはずだった]
――……え?
[そこは――聖杯戦争の数日を過ごした、最期の瞬間にと意識を向けていた、あの屋敷]
どうして……?
[混乱と困惑――どうして自分は、ここにいるのだろう?]
[暫くの自失と自問――……そこに、慣れ親しんだ魔力の気配。
随分と消耗してはいるようだったが、それを、取り違える筈がなかった]
――……!
[堪らず、駆けだした。
自分がここにいる理由も、判らないまま。
玄関にと達して――ゆっくりと開いていく、その扉を認めた]
[ゆっくりと開く扉。その向こう側を見て。]
な…………。
[絶句した。]
なぜ、お前が、ここに、いる、……?
[完全な不意打ち。
別れの言葉を告げて消えたはずの姿を前に、思考が停止した。]
[――そんなもの、誰も教えてはくれなかった。ただ、気付いたら屋敷にといただけ]
ええと、私にも判らないのですが――……。
[それでも、これだけは確かだ。
――……サーヴァントは、ユメを見ない。だから、これはきっと]
その――……おかえりなさい、マスター。
[キセキなんて――……物語のなかにしかないのだと、思っていた]
あ、……ああ、ただいま。
[本人にもわからないことが、自分にわかるはずもない。
そこに在るなら、それでいい。
受け入れようと、そう思った。
――ただ一点を除いて。]
聖杯戦争は終わったのだ。
俺はもうマスターではない。
……その呼び方は、やめろ。
[――その言葉が持つ意味をと理解するには、数瞬が必要だった]
あ……はい。
判りました、延――……これで、宜しいですか?
[――自分に叶う限りの笑顔を浮かべて。
もう、自分のマスターではなくなった男にと、首を僅かに傾けてみせた]
うむ、まあ、よかろう。
[慣れない感覚に戸惑う。
日常に帰ってきたはずなのに。
非日常が日常を侵食して。
新たな日常を形成する。
――それも悪くない。]
シエラ、これからも宜しく頼む。
―漆路山―
[木々の間から、月明かりがうっすらとさしている。
見上げれば、下弦の月が夜空に浮かんでいた。]
…なげきとて
月やはものを…
[ぽつりと呟き、そのまま月を見ていた。]
(月のせい…?それとも…)
[そのままそこに、ずっと立ち尽くしてしまいそうで。
頭を軽く振って、森の出口に歩き出す。]
[ふと、歩き出す向こうに、人影が立っている気がした。
目をこらして確かめようとするも、逆光のせいで判別は出来ない。
けれど――]
……あ…。
[言葉が出なくなる。
何故か――
その人影は、見知った人物のようで――]
なんだ。
[月明かりを背に、男が一人立っていた。
その姿は見覚えのある着流しで、何かが違うとすれば。
無い筈の腕が、そこにある程度だろうか。
腕を組んだまま、ゆっくりと人影は近づいてくる。
一歩近づく度に鮮明になる輪郭。]
一緒に帰るんじゃ、なかったのか?
[目の前に近付いてくる男を、言葉も無く、見つめる。
それは柔らかな月明かりのせいで、どこか幻想的に見えた。]
……夢、かな…。
[一言ぽつりと呟き、そっと手を上げて、相手の頬に触れようとする。]
そうだな、夢かもしれん。
俺が見た夢なのか、アカネが見た夢なのか。
[信長の頬に、茜の指先が触れる。]
だけど、それも叶ってしまえば。
[その指先を、信長は己の手で包んだ。]
唯の、何の変哲もない現実だ。
[指先から、確かな感触と温度を感じる。
それは―― 存在の証。
その感触に、息を吐き、目を閉じる。
何か言いたくて
何も言い出せなくて
もどかしくなって、相手の胸に顔を埋めた。]
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