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桐生 茜 に 1人が投票した。
キラー に 10人が投票した。
九鬼 聖法 に 1人が投票した。
キラー は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、名塚 聖 が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、桐生 茜、セイバー、梧桐 曹、ランサー、蒲生 延、アーチャー、眞奈 みなみ、キャスター、九鬼 聖法、平 芽祈 の 10 名。
−教会−
[程なくして、細かい調査と事後処理のために動いているスタッフから、昨夜の戦闘地域の後始末を完了した報告と、キラーのクラスのサーヴァントの消滅、アーチャーのマスターの死亡報告を受けた。
アーチャーのマスター、名塚聖の亡骸は一度教会で預かり、名塚家へ連絡を入れた。]
クラス・キラー……か。
くっきーの話では、うら若い娘さんが召還したと聞いたわ。
――中央通り・古美術店――
[左之助は体に受けた傷を癒すため、長椅子で横になっていた。
生前に比べるとさすがに治りが早い。
先日の午後も動けない事は無かったが、気分的に戦いに勝てる気がせず、勝手に休養日としていた。]
だが、まあ……こうしてばかりもいられないな。
[昨日、かすかではあるが街のどこかで魔力の増大と消失を感じた気がする。]
宝具の使用か英霊の消失か、あるいはその両方があったのかも知れねぇな……。
ちょっと出かけてくらあ。
[左之助は玄関を出ながらそう言うと、東ブロックに向かって*足を向けた。*]
ちょ、一文字?!
[ 振り返った時にはすでに左之助は家を出ていた。]
ん…。まあ、いいか。
[ 自主的に動く分には問題ないだろう。出掛けた先は概ね予想がつく。昨夜、戦いと思われる魔力の動きが感じられた。きっと左之助もそれに気付いていたのだろう。
居場所が判らないという事態にももうならないはずだ。ならば、自分は自分で出来ることを進めよう。]
じゃ、次はこっちかな。アラビア語だと思ったんだがなあ…。
[ 先日に対決したキャスターの唱えた呪文の言語から、キャスターの出身地を判別しようと考えた。が、自身が詳しくない地域の言語のためその作業は難航していたのだった。]
ふむ、ペルシア語か。こちらの方が近いかな…。
[ 地域を特定すれば、キャスターがどの英霊かある程度絞られるだろう。ツカサは、地下書庫より取り出してきたアラビア地域の書物をあれかこれかと漁る作業に*戻っていった。*]
―六日目・朝 マンション―
[ゆっくりと目を開ける。
ふと、目の前に誰かの肩が見えて、一瞬思考が停止した。
まだ上手く働かない頭が、ゆっくりと覚醒していく。
それが信長のものだとわかり、自分があのまま抱きしめられながら眠ってしまった事に気付くと、顔が火のように熱くなった。]
……っ
[脱出を試みようと、体を小さく捻ってみたりしたが、上手くいかない。]
[あの後、腕の中で寝息を立て始めた茜。
寝床へと寝かせようと思ったが、茜の手が着流しを掴んでいるのに気がついた。
腕を解くのは簡単だったが、その赤子の様な行動を見てふと微笑んだ信長は、起こさないようにその場に座り込む。
そしてそのまま、自分の腕の中で寝かせ続けたのだった。]
起きたか、よく眠れたか?
[身じろぎをするのに気付き、声をかける。]
………とりあえず、離してもらえると、ありがたいんだけど…。
[顔を背けながら、とぎれとぎれに言う。このままではまともな会話になりそうも無い。困ったように、みじろぎを大きくする。]
……。
[――ただ目覚めた時に、信長が目の前に居た事に安堵もしていた。
まどろみの中で、何かが――
水晶のような透明で、硬質な何か。
それがゆっくりと落ちて砕けるような感覚。
以前見た、赤い光と同じように、誰かの魂が消失したのを感じた気がしたから。]
ふむ、離れたくなさそうだったのでな。
痛みはないか?
[現在、丁度胡坐を掻いた足の上に茜が座っているのに近い形だ。
そのまま抱きしめていた腕を解き頭を撫でる。]
……そんなこと…。
[無いわ、と言いかけて、そこで止まる。]
…痛みは大丈夫。
印もちゃんと組めるし、問題無いわ。
……昨日、また誰かが。
[『死んだ』と言いかけて、口を噤む。その言葉を発する事が何故だか怖く感じた。]
[口を噤む茜の様子を見て、寝ているときに乱れたであろう耳を隠してしまっている髪を指先で整えてやる。]
ならば良い。
アカネの体が大丈夫ならば用意をして出かけるぞ。
確か、アーチャーのマスターだったか。
――斬らねば、な。
[髪に触れられて、くすぐったそうに目を閉じる。]
…なんか、斬りに行く理由が間違ってる気がするけど。
[信長の言葉に、困ったように笑いながら、*頷いた*]
―東ブロック・路地裏―
[あてども無くさ迷い歩いていた左之助は、ふと魔力の残滓を感じ取り、そちらに目を向ける。
その先にある、狭い路地裏に入る道には「工事中」と書かれた看板がおかれ、鉄柵に覆われていた。]
ふうん……くせぇな。
[身の丈ほどある鉄柵の合間から中を覗き込むがうす暗くてよく見えない。
左之助は人通りの無い事を確認すると、少し力を入れて柵を曲げ、体をねじ込ませる事にした。
そのまましばらく奥へと歩いていく。]
[やがて、ビルの壁一面にブルーシートが張られた場所が見えてきた。地面の所々に重そうな鉄板も引いてある。
左之助は目を細めて辺りをまじまじと見回した後、壁に近づき、ブルーシートの一部をめくる。]
こいつは……。
[そこについていたのは無数の切り傷。
何かが、がむしゃらに刃物を振り回したかのような印象を受け、壁の一部が切り落とされている箇所もあるようだった。
続けて地面の鉄板を掴み、力を入れて持ち上げると、大きな陥没痕のようなものが現れる。]
間違いなく激闘の後だな……。
ただ今隠蔽工作真っ最中ってところか。
[左之助はその痕をしばし見つめてから鉄板を下ろす。
手を軽く叩き合わせてほこりを落とした後]
……誰かが死んだな。
[と、つぶやいた。]
―― 中央通り・古書店 ――
[ キャスターは千夜一夜物語の何れかの登場人物ではないだろうか。それが、ツカサの出した結論だった。
が、元々千夜一夜物語に詳しくないため、自宅にさほどの資料はなかったため、古書店まで出向いてきた。
全ての話をきっちり読むような余裕はない。バラバラとものすごい速度で流し読みしてそれらしき女魔術師を探すも、しかしどうにもこれだと断言できるものにあたらない。]
なあ爺さん、このズバイダと呼ばれている女性の資料ってあるかい? 本名は多分にアマトル=アジーズでいいと思うんだが…。
[ そんな中で目星をつけた女性の資料を、店主に求める。しかし魔術師としての記述も乏しく、さてこれが本当にキャスターの正体なのかは自信がない。
「…いいけどさ、ツカサちゃん」
イスラム帝国アッバース王朝に纏わる史料を取り出しつつ、店主が呆れたような声を出す。
「聞く限りじゃさ、まずシェハラザードを疑うもんじゃないかい?」
大きく、間を開けて。]
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