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[降伏喚起のような見下す声が響く。
取り出したばかりの拳銃の安全装置を外していつでも打てるようにした]
女か……、セイバーのマスターか?
[頭に浮かぶのは先程手に入れた情報。
時間を置いた所で状況が変わる事はない。
出て行くしかなかった]
[倉庫から出てきたのは、男だった。
セイバーのマスターかと問われ、眉間に皺を寄せる。
初めて対峙する相手に、自分の情報を知られているのは気に障る。それも、一日の内に二度も。]
そういう貴方は、アーチャーのマスターかしら。
[今まで出会ったマスター達は、アーチャーのマスターでは無い。ならば、目の前に居る男がそうなのだろうと、問う。]
[倉庫から出た先にいたのは女だった。
ダビデから聞いた情報と一致した、セイバーのマスターで間違いない]
質問に質問で返すなって習わなかったかな?
だから、その質問には答えられないね。
[目の前の女はイライラしているのが明らかだった。
怒りは煽れば隙となる、ならば挑発しない手はなかった。
それに今は胸を張ってアーチャーのマスターといえる気分でもなかった]
――東ブロック――
[感じたのは、魔力の気配。元より付近に張られていた結界が放つ強い魔力の匂いで解り難くはあったが、それでも間違う事は無い。その元は複数であるような気はしたが、具体的に何人か、それがマスターかサーヴァントかまでを判別するには至らなかった]
そろそろ、帰んないと……。
やっぱ結界も張ってあるし、危ないもんね。
[体を硬くしたその瞬間。頭上から落ちてくる黄色いボール。息を呑んだ。数秒の間。小さく、良く弾むそのボールは特別みなみに害を成すようなものではないようだった。ボールを拾い上げ、その場から離れる]
――『召喚されたのは7騎でなく6騎。
今回の聖杯戦争の異常を調べなさい』
[綺麗な文字だった。聖杯戦争に関わっている人間で、みなみを狙ってこんな情報を落とす相手は限られている。だがそれを抜きにしても、文字が人となりを表すとするのならば、このメモの書き手が誰かは一目瞭然だった]
どういうこと……? だって、七つのクラスがあって、七体のサーヴァントが呼ばれて、それで……。
[言葉に詰った。それが"異常"だと言うのなら、今回の聖杯戦争に"異常"があるというのならば、みなみは一つ、"異常"を目にしている]
――……というわけで、結界の補修に向かいたいのですが。
[
報告を終えて、主の言葉を待つ。
ランサーとの戦いの最中に感じた、結界への異常。
基点の一つが潰され、結界の内部に、その効力の及ばぬ部分が数か所、罅割れのように生じている。
直ぐに報告しなかったことを咎められるかとも思ったが、叱責はなかった。
ただ、支度をしろと命ぜられたことで、一緒に向かうつもりなのだということが判った。
]
――自宅マンション(東ブロック)――
[息を切らせながら部屋に戻ると、靴を脱ぐ時間も惜しいと言うようにみなみは声をあげた]
ね、キラー、いる!?
―中央ブロック・上空―
――……本当なら、少なくとも夜までは養生するべきなんですけど。
結界の補修くらい、直ぐに済ませて戻ってきますし……。
[
口を尖らせれば、返答はこうだ――お前を一人で動かすと、碌なことにならん。
事実ではあったので、言葉もなかった。
単独行動をした二回とも、サーヴァントにと遭遇している。
溜息を吐いて、空飛ぶ絨毯のコントロールにと集中した。
]
――東ブロック マンション――
[慌ただしく戻ってきたみなみの気配に、キラーは顔を上げた。
ただし、影のような輪郭の曖昧だった姿ではなく……一人の人間の姿で、安定していた]
[相手の言葉にカチンと来て、頭に血が昇る。]
……そう。
まぁ別に、倒してしまえば、どのクラスのマスターかなんてどうでもいいわ。
出会ったばかりだけど…。
[熱くなっていく頭の片隅で、相手の飛び道具に対しての警戒は怠らない。
あれが形通りの武器であるならば、のんびり詠唱を唱えていては、瞬時に自分に風穴が空くだろう。
次の瞬間、素早く懐から短剣を出すと、左腕に切りつける。
周囲に、血が舞った。]
さよなら。
[長い髪を鬱陶しそうに右手で掻き上げる。髪も、肌の色も、身に纏う衣も、影のように黒い。
しなやかな身体を、どこか確かめるように動かし、立ち上がった。大きく息を吐く]
これ、キツゥ……アイツ、こんなことよくやってたわね。
[それは、あの魔術師の声ではなく……若い、女の声だった。
つらそうに眉間を押さえながら、彼女は部屋の外から聞こえた声に応じる]
居るわ。入りなさい、みなみ。
[挑発の効果はこれ以上ないぐらいだった。
目の前の女は怒り魔術の行使を始めた]
血か……。
でも、やらせないよ。
[血を媒介にした魔術、詳細は不明。
ならば血を自らに届かせなければ良い]
Desarrollo de fuerza repulsivo
[自らの間合いに全てを反発させる斥力場を展開した]
…っ!
[目の前の空間が、ぐにゃりと歪んだように見えた。]
彼方より飛来する 薄羽の王…
[詠唱を終え、無数の血の刃を相手に向かって飛ばしたが、男の周囲まで飛来した所で、何かにぶつかり弾けて消し飛ぶ。]
……なっ…!
[思わず崩れそうになる体制を、慌てて立て直した。]
[次の瞬間、自分に向けて放たれた渦のような波。
咄嗟に剣印を組み、九字を唱える。]
臨兵闘者皆陣列前行!
[対峙する空間に、5行4列の格子が描かれる。その中央から光が放たれ、重力波とぶつかり合った。]
…くっ!
[相手の攻撃は消せたが、手にびりびりと痛みが走る。]
[相手が放った光で重力波は相殺された。
爆発の余波で少し交代する]
ち、相殺されたか。
[地を蹴り更に距離を取り、敵マスターが動くと予想して本人ではなく周辺に向かって数発発砲する。
サイレンサーつきの拳銃は音を響かせる事なく静かにただ命を奪うべく弾丸を飛ばした]
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