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……うむ、把握した。
調べ終わったら直ぐに戻る。
大人しく待ってろよ?
[心配するなと微笑み、がしがしと茜の頭を撫でる。]
じゃあ行ってくる。
念を押しておくが、何かあったら躊躇せずに令呪を使え。いいな。
[そう言って、信長は部屋から出て行った。]
[ 凛とした声が屋敷の奥より聞こえた。]
小間使いさんかな。まずはお殿様に対面させてもらえるよう素直にお願いするか。
[ 会話ができると信じて疑わない態度で、声の主を門の前で+待つ+]
[がしがし撫でられて、髪の毛が乱れる、と抗議しつつ、部屋を出る信長を見送る。]
……。
[ドアが閉まる音がして、足音が消えると、そのままマットレスに倒れ込んだ。]
(…頭が……痛い…)
[眠りたくないのに、泥のような眠気が襲ってくる。]
(…眠るのが……怖い。)
[何故怖いのか。
その理由もわからないまま、段々と視界が暗くなっていった]
――四日目・午前/マンションの一室(東ブロック)――
[瞼を通してもその色がはっきりと伺える、強い陽射しに目を開けた。焼き付いた橙色が、血の赤色をフラッシュバックさせる。昨日、キラーが神社で吐いた血の色――]
……ぜんぜん、違ったなぁ。
[昨日のキラーは、アーチャーやキャスターと戦った時とは全く違った。喋り方や立ち振る舞いのみならず、戦いにもそれは顕著だった。ただ力を振るうよりも、相手を翻弄する事にも目的を置いた振る舞い]
[キラーはみなみの呼びかけにも応えることはなかった。
左肩を貫かれ、右腕が折られている。その傷は未だに治っていない。ただ一人で意識の主導権を手にしているがためか、アーチャー戦で見せた再生の能力はまったく機能していないように見えた。
荒い呼吸を繰り返し、部屋の隅で座り込んでいる]
[
ふと、自分の衣装がサーヴァントとしてのそれであることを思い出す。
鎧兜を身に着けているわけではなかったが、白絹のローブ姿が目立たないかといえば、なんともいえない。
考えてみて、問題があるようだったなら、記憶操作で誤魔化すことにしようと決めた。
――細かい術は苦手なので、客人の何日分かの記憶を吹き飛ばすことになるかもしれないが。
]
ええと……ゲタというんですっけ、これ。あ、歩きにくいですね……。
[慣れぬ履物で蹌踉めきながら、+扉にと手をかけた+]
[静まりきった部屋に、一音一音発する人間が違うようなあの声も、或いは昨日聞いた声も、響く事は無かった。内部に耳を済ませてみても、応答は無い。静かに立ち上がり、キラーが使っている部屋の扉をノックする]
キラー? ね、大丈夫?
入るよー。
[気に掛かることがあった。サーヴァントが怪我を負えば、その回復の為に流れる魔力の量は必然的に増える。だが、今回はその傾向を見出すことが出来なかった。キラーとみなみとを繋ぐ回路自体には何の異常もないはずなのに。その懸念に急き立てられ、扉を開ける]
[左之助は梧桐を後押しする言葉をかけつつ、敵のマスターかもしれない人物に正面から会いに行くという、梧桐の度胸に舌を巻いている。]
まあ、自分の屋敷で派手な事をするとも思えないが……にしても、のほほんとしてやがるな、こいつ。
[相手もさすがに計算外ではないだろうか。左之助にも不安はあるが、それを通り越し、向こうの出方に興味があった。
「気配遮断」を実行しつつ様子を見る。]
え……、だ、大丈夫、かな、って、思ったんだけど。
大丈夫じゃ、なさそうだね……。
[意図的な無視ではなく、本当に気付かなかったように見えるキラーの口振り。みなみは決して得意分野ではない回復魔術を思い出そうとする。だが、一歩一歩と近寄れば、伝わる憔悴の程度にそれらが打ち消されていくのを感じた]
―午前 中央ブロック・ホテル―
[睡眠から醒めたマスターの気配。少年は追っていた活字から目を上げた]
あ、おはようございます。
……それにしても色々な説があるのですね。
[部屋の中央へ移されたソファの周囲には、昨日同様に六芒星形に配置された宝石。足元ではB6サイズの安っぽい単行本が山になっていた。いずれも昨夕、近くの新古書店で適当に見繕ってきた物である]
[曰く――
『戦国ちょっといい話・悪い話』『真説・織田信長』『闇の紳士録 世界猟奇殺人事件簿』『切り裂きジャックは誰なのか?』『新装版 堕靡泥の星』『対決!戦国武将VS幕末志士』など、など、など。
明らかに学術向けではなく大衆向けの、誇張や歪曲、ないしは捏造を含んでいるであろう内容だったが、ある意味ではそれらこそが伝説の源となる。ゆえに少年は飽きもせず、一晩中じっと読み耽っていた]
……実際、ノブナガの宝具を特定できそうな、決定的な逸話も見当たりませんでしたし。ジャックに関しても、共通するのは主に女性を狙った、凶悪連続殺人というくらいで。
[それはそうだろう、と洗面所に向かいながら青年が答える。
桶狭間の奇襲に始まって、金ヶ崎の退き口、延暦寺焼き討ちに長篠の合戦、本能寺の変に至るまで。
信長はいわば伝説の塊だ、と]
では――逆に。ノブナガのあり方自体はどうだったでしょう。
私の受けた印象だと、どういう書かれ方であれ、強烈な個性や自己主張、といったものが感じられました。それは英霊にとって方向性を決定付ける重要な要素です。ちょうど、ジャックの存在が“猟奇事件の集合体”であるのと同じ様に。
――第六天魔王。
奉られた異名は核のひとつになり得るのではないでしょうか。
[軽く肯定の言葉が返る。併せて、“悪魔”ならば君が退治するにはうってつけだ、とも。そう笑って、青年の姿は扉の向こうに消えて行った]
まあ、私は英霊ではないからな。魔力を回復に当てようにも、大量の魔力を消費する素養がないのだ。
私の弱さを見ただろう? あんな化け物たちとは違い、私はただの人間なのだよ。怪我などすぐに治るものかね。
[そう言ったキラーは、自分の言葉に自嘲の笑みを浮かべる]
……群体としての力が使えるのなら、傷を負った者が深層に隠れるということもできるのだが、今はそうもいかないのが困りものだ。
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