情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
なら、俺の勘違いか。
それならば、先程のアカネの表情は俺の幻覚ということで忘れる必要はないな?
[誰にでもわかる強がりに微笑みながら、軽口で返す。
だが、その後の些細な表情の変化は見逃さなかった。]
――何かあったか?
――南ブロック・廃工場――
[驚きの連続だった。
『好青年・ツカサが実はマスター。』
『マスターには剣が直せないらしい。』
『剣が無ければ肉弾戦をすればいいじゃない。』
特に一番目はバーサーカーにとって見過ごせない点だった。地理を懇切丁寧に教えてもらい、マスターの守りを任せ、挙句の果てには地図まで貰い、朝の間に礼まで言ってきた。
もしかしたらマスターに騙されているのではないか。
剣と格闘する少女をじっと見つめたが、どうやらその雰囲気は無い。ならばもしや、自覚が無いマスターだったのだろうか? それでは神社にいたサーヴァントは何者だったのだろうか?
槍の男の風貌を思い出す。
そう、確か彼は…………。]
……何か、銜えていたな……。
[もしやあれを武器に戦うアサシンなのでは無いだろうか。
こう、ぷっと口から吐いてマスターの首に――。
危険な夢想にバーサーカーは身震いした。]
[――始まっている。
たった今、自分でも口にした言葉。だが神父が告げた声には、全く異なる響きが籠もっていた。召喚されたサーヴァントが、六騎だけでしかないのなら。始まっていること自体、異常なのだ]
ジャックが英霊ではない、という意味、判ったような気がします。
けれどそうすると、より恐るべき想像ができてしまう。
本来の条件を満たさないまま、聖杯が起動したというのならば……この聖杯戦争を司る、大聖杯のシステムそのものが、何か途轍もない異変を起こしている。
そう仰るのですね、神父。
どうやらクリクスス以来の好敵手となりそうだな。
[仮面はにやりと笑っていた。いつものこと。
マントからもう一対の折れた剣を取り出した。
濁った刃をじっと見つめている。]
……待っていろツカサ。
君を打ち負かすのは私だ。
そして私を打ち負かす者がいるとすれば……。
フフフフフフフフフフ。
[
主が、手際よく食後の茶を淹れるのを目にして。
そこまで思い至らなかった自分の不明を恥じながら、主の問いに答える。
]
――はい。
この国では、望まぬ客――……というような来客が。
[
主の問いに、僅かに表情を曇らせて。
ゴドウという名の魔術師が、先日に商店街で遭遇したサーヴァントの一方を連れて訪れたこと。
その魔術師が、サーヴァントを"一文字"と呼んでいたこと。
その"一文字"という名と、織田信長、キラーという存在についての所感を述べて、言葉を終えた。
]
[剣をソファの上へ置くと、バーサーカーの言葉にそちらを向いた。]
銜えていた?
……誰が、何を?
[もちろん、バーサーカーの心の声など聞こえるはずもなく。]
―― 中央通り・古美術店 ――
[左之助は梧桐の説明してくれた事にふむと頷く。]
便利な物があるんだな。
それで、その仮面の本拠地に行くのは良いんだが、戦いに行くのかい?
[そう梧桐に聞く。]
目でも悪いんじゃないの?
[勘違いか、と言われ、少し赤くなりながらそう返す。]
……何も無いわ。
しいて言えば、何も変わらない。今まで通り、かしら。
まぁ、端からあの家に、何も期待していないけどね。
[自嘲気味に、笑う]
此処から先は、少しおかしい話になりますがね。
教会はこの地の聖杯を聖杯と"して"はいますが……
――"確認"してはいないのですよ。
ツカサと一緒に……というより。
ツカサの近くにいたサーヴァントだ。
木を割いた、細い棒のようなものを銜えていた。
[朝に楊枝を銜えた極めてこの国っぽい風貌の、槍を鍛錬していたサーヴァントと、そこにツカサがやってきたこと、玉砂利の上の小鳥がどうしても捕まえられなかったことを徹頭徹尾説明した。]
[どちらが口に出したものか。
少年と青年の間に一瞬、視線での譲り合いが生まれる。
結局口を開いたのは聖だった]
「この地に存在する“何か”を、聖杯と看做してはいる……。
だが、実在は確認していない。そういう意味でしょうか」
[少年の胸中にも全く同じ疑問が浮かんでいた。秘蹟や奇蹟を管理することについては最長最古の歴史を持つ聖堂教会でも、完全には見極め切れない“何か”。不穏な黒雲が内心を覆っていった]
[その言葉と表情から、何が起こった大体予想をつける。
先程の言動も、ある種の飢え……いや、泣き声なのだろう。
かつて自分は茜を生きていないといったが、それは異聞の意思ではなく……。]
――そうか。
[それだけ呟くと茜を強く、だが同時に優しく抱きしめた。
暫くそうしていただろうか、茜を腕から離すと微笑んで口を開く。]
さ、少し休め。
外へ出るのは暗くなってからにしよう。
ツカサと、一緒にいた。
あの男か。
槍で鍛錬、ということは……ランサーか?
確信があるわけではないが。
どちらにしても、色々と調べてみないといけない。
日が落ちたら行こう。
その通りです。
かつてこの地で教会が見つけた"願望機"。
それは数十年に一度、どんな願いですら叶えてしまう事象を起こす正に魔法といえる代物。
それを教会は……聖杯としたのです。
教会の監視下に置くために、ね。
[眼を瞑り、顎を撫でる。]
幾つかの時や試みを経て、若干の制御や観測は可能とないましたが。
――根本的なことは何もわかってはいないのです。
過去の英雄を呼び、それを主たる者へと与え、願いをかなえる……ということ以外はね。
アサシンはないだろう。槍を使っていたのだろう?
槍は長い得物だ。暗殺に使うのは考えにくい。それよりも素直にランサーと考える方が妥当だろう。
何故アサシンだと思った?
それだけの理由があるんだろうな。
確かに、セイバー、アーチャー、ランサーと違って使う宝具は色々あるとは思うが。
[バーサーカーの笑う仮面をじっと見た。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新