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指示に頷き、基点にと魔力を流す作業を続けるも。
間に合わないだろうということは、ほぼ確信していた。
何故なら。
]
――……あれ、ですか。
[
もう、その姿は。
堂々と歩んでくる異装の姿は、既に視界にと入っていた。
]
[響く振動音。そして、みなみの言葉。それが携帯電話だと言うことは、自らの内にある比較的近代の魂が知っていた。
興味はない。
元よりキラーは犯罪者の魂が寄り集まってできた群体である。唯一の繋がりは殺人であり、存在の在り方がその一点に収束することで、危うい安定を得ているのだから]
[圧倒されるような、その気配。魔力。術を解かなければ、侵食されてしまいそうな、感覚。
走り出したバーサーカーのほうを咄嗟に見た。]
逸るな!
[だが、自身が出るわけには行かない。相手は恐らく、とサーヴァントであろう女性のほうを注視する。]
キャスター、か……。ならば、まずい。対魔力など期待できない上に、キャスターに私の魔術がきくとも思えない。なら。
[自分が目指すのはマスターのほうだと、ジリ、と場所を動く。]
[馬鹿な行動だと思う。
あれだけ策を練るべきだと進言していた男の行動ではない。
――余計なことを思い出させるから。
お前が悪いんだぞ。マスター。
そんな思念を端に抱いて。最後に、一つまた「笑って」、]
[駆ける体は疾駆というより跳躍に近い。
マントの中から既に刃は抜いている。
麦藁帽子はさも当然のように吹き飛んで、仮面が露に。
その表情は無ではなく、笑みに固定された紋様。]
[こちらを案じる様な青年の呼びかけ。息を整えながら、大よその距離を測って答える]
(……ええ、なんとか。大丈夫、です)
(……ヒジリ、あなたの大体500メートルほど後方に私はいます。追いつきますから、少し待っていてください)
[ある意味では予想通り、キラーがみなみの不自然な言葉や、携帯電話の存在に興味を示す事もなく、家へ向かって足を進め続ける]
キラーは、聖杯を手に入れたいの?
それとも、――ただ、殺したいの?
[マスターとしてサーヴァントに聞くべき事は、たくさんあった。だが、歩み寄る道が利害の一致と言う一点である以上、そこを確認しておく事は、今一番大切なことのように思えた。マスターとしてだけではなく、魔術師としても]
――……よくよく、愉快な姿のサーヴァントと縁があるようですね……!
[
吐き捨てて。魔力回路を全開に、身体の隅々までも魔力を巡らせて。
]
――……マスター、退がって下さい!
[先ほど感じた微弱な波動は、キャスターの魔力とは異質のものだった。
バーサーカーとは逆のほうから、川原のほうへと近づいていく。]
……この、感じは。
[近づくに連れて、令呪が疼く。同時に、「馬鹿」と評した魔力の主だと気づいた。]
そういうことか。
[敵わないのは理解していた。それでも身体が勝手に動いた。]
キャスター、援護しろ。
[言いながら、駆ける。紫の布を投げ捨て、鞘から得物を抜く。]
“軽身”、“妖刀”。
[一節。風が術者の身体を包み、抵抗を消した。
二節。愛刀に魔力が流れ、切れ味を増した。
鞘も投げ打ち、眼前のサーヴァントに向かって疾る。]
[返事が戻ってきた事で焦りは消えた。
一息つきながら足を止めるとすぐにダビデは姿を見せた]
お疲れ様、とりあえず無事で何よりだ。
状態はどうだい?
[労いの言葉をかけながらダビデの様子を伺うと遠目から見ているよりダメージは大きかったようだ。
その様子を見てダビデに向けているラインを少し広めに開き、魔力を多少多めに送り出した]
[背後からかけられた、みなみ問い。それはキラーにとって単純で、簡単で、明快な愚問だった]
……聖杯が要る。
[視線だけ振り返り、簡潔に言う。しかし、キラーはそれ以上を説明しようとはしない。
あの少年に問いかけられたとき、キラーはなぜ聖杯が必要であるのか答えることができなかった。
ただ漠然と、使命のように、それが何故なのかも理解せず。キラーは聖杯を求める]
――馬鹿な! マスター、何を……!!
[それでも、最早、駆ける主を止める術はない。ならば。]
くっ……!
――筋力強化!
زور حيوان تقويت
肉体よ、鋼に――!
اتو بزن
[咄嗟に、援護の呪を送った。]
[聖からの問いかけに首を振り、押さえていた左肩の傷を晒す。
流血は徐々に収まりつつあったが、未だ血の色は真新しい]
……状態はあまり芳しくありません。すみません、少々無理をしました。戦闘の報告は、できれば落ち着いてからに。
[少年の身体へと流入する魔力が増大し、蓄積された疲労と消耗が軽減されるのを感じる。とはいえ、その場で回復が可能なほど軽い傷でもなかった]
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