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縁? その猫を知っているのか。先ほどトラックに轢かれそうになるところを拾った。助けるつもりはなかったのだけどな。手が出たのはバーサーカーの所為という事か。
[ふ、と自嘲気味に笑みを作る。]
教会に行ってきた。それと、ニュースで見た件だが……恐らく、あれを起こしたのはサーヴァントだろう。
日本人ではない、美しい女性がいたそうだから。実際に事件に関与したのか、推測でしかないが。
バーサーカー、お前も退治した時骨抜きにされないようにな。
―未明 中央ブロック・ホテルの一室―
[今後の作戦と方針に関する相談を終え、少年は窓に映る己の姿をぼんやりと眺めていた。黒のスラックスに白いTシャツ、薄手のジャケット。どうにか不自然ではないと言われはしたが、何度も裾を折り返したそれらの寸法はどうみても大きすぎた]
ヒジリも、適当な余裕はみてくれていたのでしょうが……矢張り、想定していたのとは違ったのでしょうか。此度の聖杯戦争の進行に関してと同様に?
[先ほどの密議の途中。机上に広げて確認していた地図の上で、異変が起こった。流廻川、と記された区域の一部だけが突然収縮するように歪み、数瞬の後にはまた元通りの状態に戻ったのだ]
サーヴァント同士の激突――恐らくは宝具の使用による重力異常の観測……よくは判りませんが。ともかく、既に少なくとも二騎のサーヴァントが戦闘を始めていた、ということですね……。
[その現象を解説された時と同じ言葉を、魔術使いの眠るベッドに投げて扉へと向かう。廊下を通り向かう先はエレベーターホールではなく非常口。地上三十階の高層から、眼下に広がる町並みを見下ろした]
[拳に触れられ、抑えつけたはずの感情がこぼれてしまいそうになる。]
…やめて。
[かろうじてそう呟く。]
(どうして…)
[どうして、この男は自分を見捨ててくれないのだろう。
全身、「棘」のようになった自分。誰もが、触れるはずは無いと思っていたのに。
弱い自分が出てきそうになるのを、頭を振ってこらえた。]
…どうなるかは…わからない。
[宝具について、告げられた言葉を噛み締めるように繰り返す。]
…私の事は気にしなくていいわ。
そう、それだけの力があるってわかっただけでも、充分。
後は…戦略次第かしら。
[微かに微笑む。]
私の所為、という言葉が何を意味するのか分からないが。
今はその件については構わない。
私は逃がした。その時に私の……それとの縁は切れた。
だが、こうして君に命を救われ、戻ってきた。
それだけの話。
故に、私にはもう関係の無いこと。
[自嘲の笑みに返した言葉は、どこか突き放したような言い方。
猫は見上げていたが、決してバーサーカーは見下ろさなかった。
それどころか、マスターの言葉に気配を硬くする。]
サーヴァントの仕業、か。
どのような過程でそう結論付けたかは知らないが、君がそう報告する以上は、それなりに確かな情報なんだろう。
[服とやらを購入したらしい袋に興味を移す。]
[剣をくるりと回せば、猫が驚き身を跳ねさせた。
掌が切れることも厭わず剥き身の刃を――それも複雑に欠けた刃を握る。袋へ向ける先は柄。
先端に引っ掛けて、持ち上げた。]
…………。
[服、というものの知識はある。
だが残念ながら、それが必要な理由は理解出来ていなかった。
滴る血に仮面を震えさせることも、声を漏らすこともない。
仮面は、微塵も揺らがない。]
[刃を握る力が強まる。
骨の音がごり、と鳴った気がした。]
…………女。
[残念ながら生来、縁の無い話題だった。
いや、一人いたと言えばいたのだが――。
ちらと少女を一瞥した後、また袋の中へ視線を戻した。]
どうとでもなるさ。
[
心なしか、弾んだ声。
上機嫌になる要素など、果たして、何処にあったのだろうか。
昨晩の態度は、召喚の疲労によるものだったのだろうか。
それとも、最弱とされるキャスターを召喚したことへの苛立ちだっただろうか。
いや――この主は、自分がキャスターだと答えた時も、英雄かも怪しい名を名乗ったときも、落胆の色だけは見せなかった。
他にどれだけの欠点があろうとも、そのことにだけは、感謝している。
]
――……失礼します。
早速ですが――……夜明けの直前、敵サーヴァントに捕捉され、戦闘状態になりました。
[
淡々と、されども明確に。
戦闘に至った経緯、戦闘の経過、それらを朗々と語り終えて。最後に、思い返したように付け加えた。
]
それと……相手のマスターが、サーヴァントをこう呼んでいました。
……キラー、と。
[
そのあとに。
マスターの制御が完全ではなかった様子から、
バーサーカーの可能性もあるという私見を付け加えて、口を噤んだ。
]
[微かな言葉と、振られる頭。
その様子に、これ以上は踏み込むべきではないと考える。
もっとも、今は……だが。
触れていた指先を離す。]
何でもするってんなら、俺を信じろ。
悩みとばっか付き合うぐらいなら、俺と付き合え。
[な?と最後に笑った。]
気にしない訳ないだろ。
だが、戦略次第というのには正しい、な。
15人目、平 芽祈 がやってきました。
−教会−
[コトリ......小さな音とともに、扉が開く。聖堂から奥の事務室に入ってきた"聖杯戦争の監督者"を見つけ、お盆を片手に近寄る。]
お疲れさまです。
いよいよ、聖杯に選ばれし者たちが動き始めたのですね。
[そのまま事務椅子に座った監督者の前に、湯気をたてているカップを置いた。]
どうぞ、召し上がれ。
―未明 ホテル三十階・非常階段―
[次第に明るみ始めた東の空。駆逐されていく夜の闇。
夏の最中であれば尚更、その変化は急速だった]
聖杯戦争は既に始まっている。この街のどこかで、私たちの他に六組のマスターとサーヴァントが、心に秘めたる願いを叶えようと望んで――……風?
[轟、と旋風が吹き抜けていった。空を吹き渡る強風とは異なった、地上からビル群を叩きつけ揺り動かすような勢いのある風。ジャケットの裾がばたばたとはためく。少年は顔を覆った腕の隙間から、その源を見定めようと瞳を細めた]
そう。縁はなかなか切れるものではない。現に私はその猫を助ける気になった。
それが、ここでバーサーカーが猫と縁を築いたことによるものだとしたら?
どちらにしても飼うつもりなどないのだけど。ここは仮の宿に過ぎないし、面倒を見ていられるほど暇でもない。
ああ。今度教会にでも預けてこようか。
事件の犯人については、実際に発見された場所まで行けば犯人がどちらなのかは割り出せよう。今は、状況から見てサーヴァントの仕業だといってるだけだ。どちらでもやることは変わりない。ただ、サーヴァントであれば……キャスターか、それか魔術を使うサーヴァントだろうな。
[服を見るバーサーカーに対し、やや語調を和らげる。]
それを着ろ、と強制するつもりはない。だが、バーサーカーのその格好はこの時代において目立つことはわかってほしい。何よりその仮面だ。念のために帽子も買っては着たが……。
[身に付けそうもない、と思い肩を竦めた。]
ああ、ありがとう芽祈君。
[置かれたカップを手に取り、礼を言う。]
まったく……損な物だよ、監視者なんてね。
悲しき中間管理職、いやこれはもはや末端か。
[そう呟いて一口飲む。]
上の審議によっては、参加者全員に通知をしなければいけないが。
[そこで言葉を切る。
そう、今回の聖杯戦争でもう一つ不審な点があるのだ。
どうしてそのような事になってるかもわからない。]
――何故、6体なんだ。
[『信じろ』という言葉に、顔を上げる。
そこには男の、からりとした笑みが見えた。]
……。
[思わず、何かが口からこぼれてしまいそうになったが―]
そうお嘆きにならないで。
ここの果たす役割は、聖杯戦争の黒子みたいなものなのですから。
さきほど、マスターがおひとり来ていましたね。もう、参加者の把握も済んだ頃合いなのかしら。
[そう話しかけながら、続いて、クッキーが乗った皿を事務机の上に置いた。]
あ、こっちは私がさっき焼きました。お好きですよね?
バタン。
[どこか別の家の扉が閉まる音が廊下側から聞こえ、はっと意識が覚醒する。]
……っ。
[自分は何を口走ろうとしたのだろう。
慌てて立ち上がると、早口で捲くし立てる。]
…ご心配、ありがとう。
あんたにそこまで気遣われるほど、弱くは無いつもりだけどね!
[そのまま、足音も荒く、窓際のシングル布団まで歩き、毛布と枕を掴むと信長に向かって投げつけた。]
もう、体力の限界だから寝るわ!
…それ、あんたの分の布団!
一組しか無いから、今日はそれで我慢してちょうだい!
それとも、お殿様はこんな固い床じゃ寝れないかしら?
[猫は足元に擦り寄ろうとしている。
掌から血が滴ろうとも、剣を握ろうとも。]
……………。
好きにさせておけばいい。
居住は、自身で勝手に選ぶだろう。
[どのような心情を以って言ったのかは分からない。
ただ言葉の終わり、ほんの少しだけ仮面が猫を向いた気がした。]
キャスターか。
……正直なところ、今はまだ戦闘は避けたいな。
アサシンとキャスター。両者は搦め手を主にする者だろう。
控え目に考えても、私と相性が良いとはとても言えない。
他のサーヴァントと交戦「させる」か。
或いは――――炙り出すか。
[袋の中から服を取り出す。ジーンズとシャツ。
どちらも馴染みがありようも無いものだ。
仮面は真剣に二つを眺める。]
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