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―― 306号室 ――
ドアノブまで手を伸ばし…また引っ込め…ホリーはルイーダの目を見る覚悟がまだできてなかった。一時でも心奪われ…だが決して結ばれることのない恋。
(私…まだせんせのこと好きなのね……)
時間にしてはたった一夜の恋でしかないが、初めて好きという感情を知ったホリーには何年間もの想いにも負けないぐらいの衝撃だったのだ。
「……せんせ?」
ゆっくりと部屋に足を踏み入れるホリー。室内はアオイが片付けていったのか大されている。否、綺麗過ぎる。たしか昨夜までは床に酒瓶が散らばり、窓際の小机の上にはタバコの吸殻が散乱していたはずなのだ。
『ウフフ……』
ゾクッとするような声が脳裏に響く。ホリーは驚きのあまり「ひゃっ!」と大きく声を上げ周囲を見渡すがもちろん誰の姿もない…
「せんせ…どこいっちゃったんですか……」
ホリーは強い恐怖と孤独感に耐えかね、足早に306号室から逃げ出した。
[悲鳴を、そしてこみ上げてくる吐き気を我慢しながら一歩、また一歩と室内へ入る。まるで何かに魅入られたかのように。
壁に縫い付けられ、まるで操り人形のように見立てられたそれを、瞬きも出来ずに見つめて――]
こんな……どうして、イイシェ……?
[ぽつりと呟く。ユウナは視線の先に、変わり果てたイイシェの姿を認めた。]
[壁に括りつけられたイイシェから目を離せずにいると、上の階の方からドンっという大きな音が聞こえる。
その音にはっと意識を取り戻すと、部屋の入り口で座り込んでいるコルネに声を掛ける]
コルネっ! 今の音、聞こえたっ!?
上の階からみたいだけど、まさか他にも……っ!
― ロビー ―
異様な雰囲気で先輩たちが走り回る。
私は、いつ誰が最悪の事態を告げるのかを想像し、恐怖と絶望で咽び泣く以外になすすべはなかった。
ドンッ! と階上でひときわ大きな音が。
反射的に顔を上げ、階段のほうを見つめる。
ややあって、蒼白になったホリーが降りてきた。
「ホリー、105号室、コルネ先輩が・・・」
私は反射的に、コルネ先輩のメッセージを伝えた。
ホリーから、「何か」を聞きたくはなかったから。
[鈍い音が聞こえると、アリスの心臓が早鐘のように高鳴りました。]
なんでしょう……まさか、パパ…
ママ!起きてください!ママ!!
[アリスはリュミエール先輩の身体を強く揺さぶると、
寝起きでぼんやりしてるであろう彼女の手を強引に引いて、
音がしたほうへ駆け出しました。]
[ざわざわと、何かが込み上げてきて。
見ることを拒否した目を見開いても闇以外は映らない。]
[階上で起こった音にも気づかず、やがて唯一残った意識さえも闇に呑まれ、床の上に崩れ落ちた。]**
― ロビー ―
[リュミエール先輩と2人で食堂を飛び出すと、
ちょうど降りてきたであろうホリー先輩の姿が目に入りました。
ロビーのソファーに座っている、アジェナ先輩の姿も。]
あの…今、何かすごい音が…………
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