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[回想]
…ずっとずっと、私は一人だった。
狭くて汚くて臭い檻の中で、何年も何年も、辛い時間を一人で経験した。
顔を焼かれ、肉を裂かれ、爪を剥がれ、腕を折られ、足をもがれ、何百回も嬲られた。
それがようやく止んだ後、私はそのまま捨てられた。
ずっとずっと、私は一人だった。
だから、羨ましかった。誰かと共に笑う事が。
ずっと【お友達】が欲しかった。
[回想]
今の私には、体がある。
「うふふふっ、あそぼお?」
ここにいるのはみんな、私の【お友達】。
「お人形さんごっこ、しよ?」
やっとできた、私の【お友達】。
「じゃあ、お人形は【あなた】ね。」
もう、一人きりじゃない。
けれど、本当の【お友達】になるのは…
【私とおなじものじゃないと、ダメ。】
[彼女の可愛いお人形。
動かされて張り付けられて、
そうしてようやく、息絶えた。]
[回想終わり]
/*
琥珀様は誤爆どんまいなのです。
えーと、RP村だと残り日数合わせるためにあえて狼COして吊られたりすることもありますし、その辺のすり合わせが大変かとは存じますが気に病むことはないと思うですよ。
*/
[今]
[部屋から飛び降り、逃げて、無我夢中で…
気付いた場所は、【あの場所】。
私がアコと出会った場所。]
「アコ、起きてる?」
「なに?アンバー。」
二つの声が、アコの口から紡がれる。
「もしも私が…」
[もしもわたしがあなたとはなれたくないといったら、どうする?]
[問おうとして、声に出来ずに、アンバーは戸惑った。]
[そして…
アコは、自分の体をぎゅっと抱きしめる。]
「…え?」
「もう、アコはアンバーだよ。全部わかるから。
全部…アンバーの気持ちも、記憶も、アコのものになってる。」
[ぽろぽろ、涙が流れる。]
「寂しかったよね。つらかったよね…。」
[自分を抱きしめて、アコはアンバーを抱きしめた。]
「アコは、アンバーとずっと一緒にいてあげるから。」
「ともだち…?」
「うん、友達だよっ!」
[泣きながら、笑いながら、
孤独から開放されて、冷たい床にへたり込む。]
[アンバーの死んだ場所。
とてもとても、見つけ難い場所。
真っ暗なそこで、二人きり。]
/*
元気娘のアコちゃんがこれってところが実に良いのです・・・
これで一気に場が動き盛り上がるとおもうので、見物人的にはますますドキドキなのです。
今日は大変な一日になるとおもいますが、がんばってください!
*/
[部屋に吹く風の気配で目を覚ました]
・・・アコ?
え、うそ? どうして・・・
[慌てて眠ったチヨを抱えたまま、飛び出す]
[みんなが集まるロビーを目指して]
アコ! アコ! アコ!
[走りながら、眠るチヨのことも気にかけずに叫び続ける]
[ロビーに駆け込むと、一層大きな声で叫んだ]
誰か! アコを見ませんでしたか!?
――106号室――
…アコ! アコ! アコ!
誰か!アコを見ませんでしたか!?……
その部屋まで響いてきた声にホリーは真っ赤に目を腫らした顔をふっと持ち上げた。
(…ア…コ……?)
あの明るく楽しげな笑顔の似合う少女の顔が思い浮かぶ。奥手な私にも気さくに話しかけてくれた数少ない友人。
(昨日はタチアナ捜そうとして心配かけちゃったな…)
彼女の身に何か起きたのだろうか…まさか…タチアナと同じ……
ホリーは慌てて立ち上がると、部屋のドアを開けて声の方…ロビーへと向かった。
―― ロビー ――
「……アジェナ………アコがどうしたの?」
疲れきってよろよろと壁に寄り掛かりながらロビーに辿り着いたホリーの目に入ったのは、必死の形相でアコの名前を呼び続けるアジェナの姿だった。すぐそばのソファに寝かされてすやすやと可愛く寝息をたてるチヨとのギャップがホリーの脳裏に嫌な感覚が加速させる。
もう完全に怯えきった表情でアジェナに尋ねる。
「まさか……アコまで…連れてかれた…の?」
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