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>>426 寂
(手を、握り返された。その温度と、続く言葉とに、小さく頷いて)
……うん。
なら……こんな、私だけど。
――友達になりましょう、リオ。
今度はあんな、強引に集められた関係じゃなくて、ね。
>>423東
(じっと、語られる言葉に耳を傾けて。涙が流れるのを見れば、自分もこらえられなかった様子で、ごしごしと手の甲で拭い。)
そなたの話もまた聞きたいである。
…魔物として隠していたことも、話して欲しいである。
(手を取ろうと伸ばされれば、小さな手をそちらに差し伸べて。)
…いくらでも、好きなだけ、いるがいいである。
そしてたまに、我輩の生意気にでも付き合ってほしいである。
(きゅ、と手を握って。余った手でリオの手を握ろうとしただろうか)
>>430 雪
ありがとう。
……ええ。話してあげるわ。あなたが――あなたが「どうしても」って、言うのなら。
(どうしても、に、力が入った。まだ少し涙に濡れた目を、笑みの形にして)
それはお互い様、ね。
また――馬鹿な話でも、しましょう。時間はたっぷりできたんだから。
>>433
(相手の手を握ったまま、心底嬉しそうに微笑んで)
ふふ。苦労しても知らないわよ。
私、楽しいことが好きだから。そのためなら、色々なことやるんだから。
――これからもよろしく、リオ。
(沢山の感謝と、沢山の幸せを込めて。ただ一言それだけを、伝える)
>>431東
(にこりと、少々無理に微笑んで)
我輩も話していなかったことが、あるであるから。
(それを話したいがために、どうしても、と。)
我輩をそなたのような暇人と同じにしないで欲しいである。
(にやり、口答えをして。)
(久しぶりに直に見た、青い空を、彼には有毒である光を、眩しそうに体に受けて)**
>>438 雪
言ったわね。
――まあいいわ。積もる話は……あとで、お酒を飲むのでしょう?
そのときに、じっくりつけましょう。
(くすり、口の端を持ち上げて笑い。ゆっくりと、二人の手を取ったまま、街の中へ歩き出そうと)
(大切な友人と歩き出しながら、思う。己は魔物として大切な何かを、きっと失ったのだろう。
でも、それよりも大切な――少なくとも、自分にとってはそう思える――ものを、代わりに手に入れたのだ。
もう一度、二人の顔を見た。まだこの街に残っている誰かにも、また会いに行きたいと思う。
今度は――同じこの街に生きる、友として。**)
【ずっとのちのおはなし】
(暗がりの中、蝋燭の明かりだけを頼りに手紙を綴る。
同じような文面の物を何枚も綴り続ける手は
普段触れる事のないインクで汚れていた。
当時二十二歳。それから年数を経て立派な使いm―
否、集落の長と呼べる存在になっているだろう。
―綴る手紙の件かい?知りたいならば探すといい。
彼はもう、皆にそれを送ったはずだから。)
**
【そろえぴ】
[そして、よく晴れた日。街を一望できる丘の上。風がさわりと下草を揺らした。
空は青くて、空との境界線が目に痛いほどくっきりとした雲がぽこり、ぽかりと浮かんでいる。
胸いっぱいに吸い込んだ空気はどこか瑞々しく、夏の匂いをもって鼻腔をくすぐる――そんな昼下がり。
布を風に遊ばせて丘を駆け上がってきた小さい人影、あおられたように街へと振り返る。]
っ、はぁ……
[少し遠くなった街並み。あの数日間の騒動なんて忘れたように、いつもの顔で佇んでいる。
遠くて見えないけれど。きっと変わらない毎日が続いていて、]
(その日々が途切れるのは、少し寂しいけどね。)
[風に、頭に巻いた布が揺れた。押さえる動きの後、口角が持ち上がる。]
(でもねえ、どうしよう。嬉しい。
この街を後にするのに、あと五年は戻ってこないのにね、すごく嬉しい。)
……ねえ、クゥ。
[彼女は袖から顔を出したコウモリ、自分の名を与えた使い魔へと語りかけるように声を出す。名を呼ばれたコウモリは、キィ、と鳴いたけれど、彼女の視線は街へと向けられたまま。]
(あの街を守ったのは。あの中で互いに守りあっていたのは。支えあっていたのは。
誰か一人、ではなくて。
だからって、みんな、でもなくて。
ひとりひとりで。
なんか、がんばっちゃった。
目的も違うのにね。)
ま。
結果オーライで行こうか。
[肩を竦めての、そんな呟き。
空は晴れている。
丘の下から、名を呼ぶ声。
パッと顔を輝かせて、後は街を振り向きもせず、駆け下りていく。
どこに?それはもちろん。
大好きな人のところに。**]
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