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[時間だ。
談話室を出て、生徒会室へ。
そこは、放送よりも早く情報が得られる場所。
男は全員退寮された、という情報を求めて。]
[「行方不明者はいない」という知らせに、張り詰めていた表情を僅かに明るくした。
そして、生徒会室を、校舎を飛び出す。
また会おうと約束した者を探すために。]
[「セ」という言葉が出かけたときに、ラヴィニアから知らせを。
目を見開いて、踵を返す。
余りの焦りに、礼をも言わぬまま。]
───……セリナぁッ!!!
[蹴り開け、いや古くなっていた為か、抜けた旧校舎の扉。
迷わず足を踏み入れ、下手すれば敷地全体に響きそうな咆哮を。
辺りを、見回した。]
[旧校舎へ踏み入れば、鋭い靴音が、静かな旧校舎の中に響き渡る。
痛んだ廊下を踏み散らし、
ただ一人、左右に視線を忙しく動かしながら、
駆ける。 叫びは二度。]
[ふと、自分の叫びに混じって聞こえた"かの声"。
敏感になった神経は、その声の方向を読みとる。
迷わず其方へと足先を変えて、ひたすら走れば──]
セリナ。
[見えた。
目の前にいるのは、確かなその人。
足の動きを、徐々にゆっくりと、歩みへ変えて。]
……会えた。
間違い、ないな…?
君は……、セリナだよな…?
また会おうって、約束した……。
[先ほどの咆哮とは、一転。
口から自然に零れて出てるような小さな声で。
遠くから、駆けてくるセリナを見つめて。]
……ッ!!
[倒れ込みかけたセリナを、咄嗟に出した両手で、掬いあげるように助ける。
そのまま、膝を曲げて、片膝を床に立てる。
まるで数年会っていなかったような、懐かしく感じる顔を見上げる。
その瞳に浮かんだ雫に、窓から差し込む光が反射していた。]
嗚呼、本当に……
[掠れた声。
支えている腕から伝わる、じんわりとした温もり。
その鼻を擽る柔らかな花の香り。
間違いない。]
…会えない筈がなかった。
私は、君との約束を一度破ったから。
もう破らない。絶対に、だ。
[あの時の。
──「お願いします、耐えてください。」
──…「約束を破る人は、嫌いです。」
その言葉を思い出しながら。囁いた。]
[舐め取られ。
微笑で返した。
もう涙は浮かべない。]
[「大好き」というその言葉、一体いくつ今まで、聞いただろうか。
何回でも良かった。
聞く度に、口元が綻ぶ。その事に違いはなかったし、今もそうだった。]
……?
どうし、た。
[一転し、沈むセリナの表情。それに疑問と不安を思って、少し眉を顰める。
聞いた三つの名前には、流石に驚きを隠せないようで、少し目を見開いてから。]
…そうか。君が。
……それで?
平気だった、か?
[少し声の調子を固く。]
[胸に更に擦り寄せられれば、当然のように、拒否するような事はない。
それどころか、セリナの背中へ手を回し、余計に、ぎゅう、と押しつけた。]
…そればかりは、仕方ない。
ただ、謝れたか?
謝れたのなら、それでいい。
[「それが、相手の意向に沿った最低限の行為だ。」と。
視線をセリナへと落として、言い終えてから、微笑む。
慰めるように、片手をセリナの頭へ。優しく撫でる。]
[続く言葉を、聞いて。]
…分かった。
しかし、無理をするな。…
甘えたい時は、甘えればいい。
護りたい時は、護ればいい。
お互い、それでいいじゃないか。
私は、無理をするセリナを見るのは……嫌だ。
[抱きしめる。力を込める。]
[離れようとするセリナを強く抱きしめたまま、
「離れさせない」なんて耳元で囁いた。]
………
…良い、なんて言えるわけがない。
しかし、
[少し俯き気味に、表情を暗く。
声を潜めて、これは本音。
言葉を繋げて、一拍置いて。]
君は、どうしたい…?
[セリナの、涙が溢れ出る瞳を、哀しげな面持ちで覗きこんだ。]
[その目で、ずうっと、セリナが述べている時にも、瞳を覗きこんでいた。
不安を煽っただろうか、と一瞬考えて表情を少し和らげたが。
かけた問い。答えは難しいだろうと踏んでいた。
ただ静かに、その答えを聞いていたが……。]
………。
[察したらしい。その人は、この事件においてセリナと関わる事を通して、
相手のするところを察する能力を、多少は身につけたらしい。
表情を少し固めて、少し黙っていたが。
ふと、口の端を吊り上げて、]
……仕置き。
[セリナのうなじ。
抱きしめた格好のまま、右手をそっと…わざと、"くすぐったい"ように触れる。]
[例え離れようとしても、この腕力差。しかも、相手は力を発揮するのに不利な手の位置。
まさに、成すがままであった。
セリナの反応を意地悪な目で見て、吊った口の片側を余計に上げる。]
[つつ、とうなじを這う指を、一旦離す。
セリナは"お仕置き"の終了だと思っただろうか。
抱いてお互い、近い身体の状態のまま。
身体を抱く腕を少し上げて、セリナの頭を包むようにして。
首を伸ばして、セリナの顔と擦れ違うようにして、肩に頭を乗せたと思えば、
少し顔の向きを、斜めにして…]
[れ、 ろ。
悶えるセリナの"急所"を、舐めた。]
[舐めれば、セリナの体が大きく震えた事を、くっつけた身全体で感じた。
くっ……くっ、くっ、くっ、く……
相手を拘束したまま胸部を揺らして、笑う。
反応が消えてしまった事に不思議に思い、少し、自分の身から腕を離してみれば、
くったりと腕の中に倒れるセリナ。]
……やりすぎたかな? は、は。
[呟いて、暫くセリナの失神した顔を見つめていた。
やはり再び一度、くっ、と笑う。
肩へ手を置き直して、ぐらぐら、揺らしてみる。]
[相手が半分だけ目覚めたのには、お、と小さく声を出して。
セリナの指が頬を這えば、僅かなくすぐったさに、一瞬だけ肩を震わせて笑み。
誘っているのか? なんて、少し鋭くなった感覚で相手の様子を見ていれば。]
[もじもじと内股を擦り合わせるセリナを見つけ。
一度、小さくながらも噴き出しかける。
我慢したのだが。]
…… は、 ははは、 はははは はっはっははは!
[高く、笑い。
セリナの腰へ、片腕を回した。]
地下に、人は?
[いたずらっぽい、探るような視線で、相手の顔を覗き込んだ。]
[くつくつと笑いながら、セリナの下半身へ視線を落とす。
なんともまぁ、厭らしい視線を送り。
紅潮する相手の様子を、おもしろく見やる。]
ふーん、酷い、か………
…じゃあ、何もしないでおくかね?
[言葉を発した最初、表情を突然消す。
勿論、それは演出。
「じゃあ、」という言葉と同時に、やはり"意地悪"なにやつきを、
セリナへと投げかけた。
腰へ回していない片手、その指先で、地下を示したが。]
可愛いやつ。
[相手の反応の様子を見ていた。にやぁり。悪どい笑みを深くして。
口に出して、言った。
ふっ、と鼻で軽く笑ってから、片手で前髪を掻き上げて。]
『ユリウスさまを守れる男になる』 ……だなんてさ。
変わったか!なんて思わせておいて、……
……何も変わってない!可愛いままだ。
[耳元で、囁いた。その足はセリナを連れて、地下へ向かおうとする。]
……可愛いままじゃ、ない?
ほう!
[セリナのその言葉。その姿を見れば、合わない、にも程がある宣言。
それを聞けば、いかにもからかい調子で、演技っぽい感嘆詞。
手を打った。
上目づかいながら、睨まれれば「怖い、怖い…」なんて。]
格好良くなる、 …と?……
[顎に手をやって、顔を斜めにして、流し目にセリナを見返る。
…いや、やはり、信じられないな。と。]
[前屈みなセリナに気付けば、「隠さずとも良い!」なんて無茶な言葉をかけつつ、
地下室への階段を降りる。
降りれば、そこは、静かな密室空間。
ひんやりとした空気が肌を撫でた。
振りかえって、微笑を。]
……… ……
[セリナがそう語れば、少し驚いたような表情で見つめる。
言った言葉通りに、成長した姿を空想した。
身長が私より大きくて、筋肉がついて、私をお姫様だっこ……
ぶふ、なんて、噴き出してしまった。]
……はっ、はははは、ははは!
そうかあ、私を…… ふふ、頼むぞ…?
十六か…いや、十七か……
嗚呼、想像つかんなあ。
[女子としては、筋肉と身長で平均より重い。
そして、セリナとはこの体格差。
この現状を見ながら、セリナにお姫様抱っこされるなんて考えようがなかった。]
………
[ちら、と下半身を見やったのは察しただろうか。特にコメントなし。]
…体育館倉庫、か。
案外なかなか、味があるものじゃないか?
[そのような事を言って、少し歩いた。
マットレスへ、近づく。靴を脱いで、その上に腰かける。上半身を少し倒して、肘をつく姿勢に。
脚を組み、そちらへ視線を注ぐ。まさに、誘ってるとしか言いようがない。]
…十年。 、は!
分かった、約束しよう! …ふふふ。
私は、嘘はもうつかん。 だから、君もつくなよ?
[にやり笑んで、少し前の話を意地わるに掘り返して。
頭の中では、とても出来ない想像を作ろうと何度も繰り返していた。]
[ふと、無意識に先攻を取っている自分に気付いては、
『また一昨日のようになるのだろうか。』などと心中ほくそ笑んでいた。]
……ん?
[跨られれば、手を伸ばしてセリナの内腿に手を這わせる。
口籠って、言う言葉と動作には、少し目を丸くしたが。]
……嗚呼。
何かね、セリナ。 私の体力をそんなに甘く見ているのか?
…… …それより?
[這う手を段々と"中心部分"に近づけさせて行きながら、]
その細腰と体。
一昨日だったかな。
成す術も無いみたいに、『ダメ』『やめて』って高い声出してなぁ。
……… [にや、と更に口の端を吊り上げた。]
疲れは取れたかね? は、は。
[流石に女子として、今から大きく伸びることは無いだろうが、
それにしても身長差は大きく、これから逆転されるとは考えにくかった。
跨られても、優位となっているようには見えない。
飛びのきそうになる様子の相手を見ては、は、と笑った。]
体力で無ければ、精神面か?
どちらにしろ、自信は……
……血?
嗚呼、 はは! 血か!
それの心配をしていたのか。 ふ、ふ。 [面白げに笑って、]
安心しろ。あれはもう…… [少し考えてから、]
…一か月に一度くらいしか出ん。
[別の血だが。
血は出ない、と言うのは嘘になりそうなので微妙な言い方を選ぶ。]
[探るような厭らしい表情で。]
大丈夫か?大丈夫かあ?
それならいいのだが、……
[一拍置いて、]
で、また私が君の服を脱がせなければいけないのかね?
[からかい調子に、言った。]
[蒼くなっている様子のセリナを見ては、肩を震わせて笑った。
「引っかかった。」なんて。]
[挑発した成果か、セリナはこちらのボタンを外し始める。
その際に軽く、肌にセリナの指が触れると、んん、と声を出して。
微笑を浮かべながら、上半身を持ち上げて、ボタンを外しているセリナへと急接近する。
セリナの頬をそっと片手でくすぐったく撫でる。]
ん…?
[自分の胸に、痕がついているのに今気づき、不思議そうな表情を。
何をした?と聞きたげな表情をしながら、紅くなるようすには微笑を浮かべた。]
……君もさ。
[そう言い返して、セリナのブラウスのボタンを上から五つ外す。
出来た隙間から手を差し込んで、セリナのたいらな胸をさすりさすり触れる。
首元に唇を優しくつけて、す、と上へと位置をずらしていく。]
[「酷いです」という言葉を聞く度に、もっと言わせたくなる衝動にかられる。
一昨日だってそうだった。駄目、やめて、とセリナが声を立てる度に、
余計に行為を加えた。自分がそういった趣向にあることくらい、今ではもう既に知っていた。
手に口づけを受ければ、セリナが自分に今、近くの存在である事を今更ながら再認識する。]
[どちらが先に攻めるか、それを競っているかのように、お互いの衣を解き合っていた。
しかしその人は、"急所"を知っていた。
上昇する口づけ、徐々にその"ポイント"へ近づく。]
…………。
[口づけと共に。
熱い吐息を僅かにセリナの首元に中てながら。
片手がセリナの股間に伸ばされる。]
["弄る"こちらも、言うまでもなく気分が高まっている。体温は上昇し、頬は僅かながら、比較すれば、紅くなっている。
暖かい息を規則正しく吐いては、吸い。
セリナから香る花の優しい香りと、それに混ざった汗の匂いを楽しんでいた。]
んん…?やめて欲しいか?
なあ?……
[囁くようで、通る声をセリナの耳元で。
その、セリナの声。感覚としては、女を苛めているように思えた。
しかし今、その人が触れて──握ったのは、確かな男としての、もの。
親指と人差し指で挟み、少し窄めて、先端の辺りをくすぐる。]
やめない。
[に、と表情が歪む。
ただ、愉しんでいる。
言葉は発する事が出来ても、頭の中に"思考"は薄れてきている。
段々と、体が熱く。 そして、]
──…んっ 。
[既に、ホックが外されたブラジャーは動きの弾みで、機能の無い位置にあった。
隠すモノが無い胸を、セリナの胴に押しつけようとしつつも。
今日、今まで守っていたポイントを転がされれば、少し顔が上ずって、小さな声を。
目を薄く閉じて、僅かに口が開く。
突起が少し膨らむ。]
[ただ、勿論、動きの意思を失うほどまでいかない。
セリナの下半身に悪戯していた一本の手に、もう一本加えたと思えば、
少しそこから手を離して、キュロットを弄り。
脱がそうと、力が込められていた。]
あ、 う…… 、 、……。
[一方的な優勢を維持するのは、流石に難しかったか。
突起を弄る動作を強くされれば、僅かに身を捩って抵抗しようとする。
閉じた目に力が籠り、ぴくぴくと、胸部が震える。]
んあっ、 !……
[目を閉じていた矢先。口に含まれることと同様に、噛まれた事も不意打ち。
思わなかった追撃に、今までより少し張り上げられた声を上げる。]
……め、こいつ…め。
[スカートが捲られ、奥の布が僅かにずれ始める。
しかし、こちらの手はセリナのキュロットにかかっており、抵抗しない。
力任せに引っ張っても無駄、という事を察したか、
片手に横に引っ張り、口を広げれば──そこへ直接手を突っ込もうと。]
[唇に感じた、僅かなくすぐったさ。
殆ど反射的に、唇から少し舌を現し、セリナの舌に触れた。
ただ、唇に感じるくすぐったさなんて、今、そこから下で起こっている感覚と比べると非常に温いものだった。
]
セ、リ ………あっ …
[名前を呼び掛けた。しかし、その言葉は途中で、自分の声によって遮られる。
勝手にぷっくりと膨れた突起は、弄られる度に、胴を伝って下半身が委縮するような感覚を伝える。]
[奪われた布きれ。やっとの思いで、僅かに開いた眼は、それが投げ捨てられたのを見て、見開き掛けたが。内腿に感じるくすぐったさに、小さく声を漏らしながら再び閉じる。]
……… 甘、く、 見るなよ……。
[そうだけやっと言って。
"彼"を捕まえた手は、それをしっかりと握っていて、下着を引き延ばしながら。]
……ふ、 …ふふ……
[くりくりくり、とそれを親指で弄り。それによって、流れを得たように思えた。その為に、笑いを零す。
先端を弄び続け、さて、とばかりに、手で握る形にして──そうした頃。
セリナが、体勢を変える。
何をするつもりなのかと、一瞬理解が及ばなかったが──…
続く言葉で、大体、察した。 一度、驚きに似た感情で言葉が呑み込まれたが。]
──……やめっ ………
[言葉だけで。体に力は籠らなかった。]
や、 ………め、 ばかッ………
………セリナっ……… 、 ……。
["中"を露わにされ。嘗てない程感じた恥ずかしさの余り、顔を紅潮させ、全身に汗が流れ滴る。
やめろ、と言いながらも、その両脚が出来る精一杯の抵抗…いや、反応は、ただ、ぴんと、引き攣って硬直するだけだった。
止め処なく溢れ出る蜜を、その"入口"を舐められれば、びくん、と大きく体を震わせ──]
………〜〜〜〜〜っ ……!!
[中のものに刺激を与えられれば、声ならぬ声を上げ。
どうすれば、どうすればいい。この状況はいけない、と。
……
精一杯の抵抗を表して、一度離してしまっていた──目の前にある、彼のもの。
それに、もぞ、と震える手を伸ばし、掴めば、舌を──]
>>161
………。
[きゅ、ぽっ、 と、セリナのものを包んで、手離す。
厭らしい音が、小さく響く。間も無く、再度包んで、離す。
紅潮しきった顔は、倒れそうになるくらい熱かった。
行為を繰り返す理由なんて、セリナが震えているから、という単純なものに過ぎなかった。]
…… ふ ……ふふ ……、
[言葉が聞こえれば、一度離す。口の端を吊り上げて、目を開いて小さく笑う。
べろ、と、セリナの軸を舐める。]
私…も、……
きみが… 欲しいよ、セリナ…… 、 …ぁ。…
[くちゅくちゅと、音が立てられ、僅かに身を捩らせる。
痛みという感覚は対して感じられていないように見える。
は、ぁ、と熱く湿った息を吐き出す。]
あ、あァッ ……ん、あ……っ
[たまらない、というように、只管身を捩った。
隙間のしこる珠を弄られれば、その度に衝撃の波が全身を襲った。
厭らしい液体が溢れて、内腿を伝って滴る。]
[息を荒くしながら、身を一度、起される。
虚ろげな瞳でセリナを見つめてから、再び寝かされ。
う、ぅ、 呻き声を漏らして、顔を横向け、一旦、身をマットレスに休めたが。]
[忘れさせて、その言葉は聞こえたのだろうか。
深く息を吐いてから。セリナを自ら求めるように、広げた両脚の間にかかるスカートを少し手で除けた。]
セリナ、 ……セリナ、セリナ…… …………く……、 れ……… …ッ!
[マットレスに寝た首が、意思に反して、目一杯伸ばされて、強張って硬直する。
口が大きく開かれて、伏せられた目元に力が込められる。"中"へと入り、一つになった感覚に───]
んッ ぁ、あああぁぁ──ああぁ……!!
ぅ……う……あッ、 あッ 、あッ ……
[跳ね上がる声を、リズム良く漏らす。
前後に揺らされる身。胴に乗って、上へと突き出した球体が弾む。
下半身は委縮し、余計に粘つきを増す……。]
あぅ、あ、あ………
[身を弓形にしながら、薄ら、目を開ける。
セリナが私の全身を隙間無くマーキングしてくれている。
下半身から伝わる快感とは別な、奇妙な喜びを覚える。
口づけるセリナの頭に、震える手を伸ばし。
そっとその、少し湿った髪を撫でつける。この状態、それくらいしか出来なかった。]
[幾らでも名前を呼んでやろう。
名前を呼んで、私に深く刻んでくれるなら…
望む、ままに。どうか。]
──セリナ、 セリナ……セリナ、セリナ、ァッ!!
[大きく、口を開いて真っ赤な顔が強張り。]
私、を……
私だけを…… 見ていて、くれ ………、
セリナ…………
[消え失せそうな、喉の奥から絞り出すような声で。
懇願、した。]
[感覚が極限にまで高められたこの状態。汗で湿った肩の辺りを軽く噛まれれば、
それだけでも、ひ、なんて細い声を出して、少し肩を跳ね上げた。
舐められたそのくすぐったささえも、もっと、触れて欲しい、全身をくまなくセリナの物にして欲しい、という欲求の為、気持ちよく思えた。]
───── ッ あ 、
[細かく、動かされていた身。動かされる度に、下腹部に喜びを感じて、これが一生続けばいいと。
一度、深く、強く、"奥"まで突かれる。
その不意打ちとも言うべき行為に、反射的に身体は、セリナのものを強く締め返し、摩擦する。]
[声にならぬ、声。上げて、体が痙攣する。頭が真っ白になり、セリナを包み込んだままやはり、"極限"を迎えて。]
─── ッ は 、
[真白な意識、極限まで熱くなった身体。
熱を足すような、身体の中を貫く波。
大きく体を震わせ、一瞬の不明。しかし次の瞬間、何が起こったのかを初めて認識する。
締まった腹筋、その内側が満たされる。
それを認識した途端、白い頭の中に──動揺を超えた、喜びを感じる。
注ぎ口から少しだけ漏れてマットレスに垂れた、セリナの子を勿体無げに見やる程に。]
………セリナ……。
[ただ、相手の名前を唱えた。
力尽きたように倒れる相手を、優しく胸で迎え、腕で包み込む。
首を少し傾け、セリナを全身で抱く。優しい、微笑を湛えて。]
[微笑。しかしそれはさすがながら、どこか、ぼうっとしていた。
優しくセリナを見下ろし、指でセリナの髪を挟んでは梳くように。愛しく。]
ああ……私も…至福だ。
セリナを愛せて、本当に、良かった。
[小さく。柔らかく。囁くような声で。全くどこにも、嘘も、疑いようもない言葉。
自然に綻ぶ表情がそれを、証明していた。]
…ん? 嗚呼、平気、さ。
[その証を見せようと、ふら、と立ち上がってマットレスから降りようとしたが…
う、と小さく声を上げて、その場で尻もちをついた。
スカートの上から、少し、両脚の間を両手で押さえる。]
[セリナの視線の先、スカートに気づく。
少し持ち上げてみて、染みを見るが、すぐに、ハッと笑ってスカートを置き。]
うーむ、洗濯せねばなぁ。
……外へは、まあ、君がぴったり私にくっついて歩けば、うむ。大丈夫!
[涙が零れたのには、呆れたような笑顔を見せて、そっとその涙を指で拭って、指を舐める。]
大丈夫、大丈夫だから。
幸せだよ、私は…。
こんなことを気にして、何も出来なかったら…… ……寂しい。
[だから。 と言って、腰を撫でてくれるセリナの手を片手で取って、持ち上げて、
その甲に軽く口づけを。
視線を、セリナの顔へと上げればそこにあったのは……あれ、さっきと別人じゃないか?
それに、おかしさを感じて、つい、ぷ、と軽く笑った。]
[ダメ、という言葉には、顎に手をやって他の方法を考えていたが。
セリナの提案には、驚いた様子で。]
…いや、待て、それは駄目だ!
もし見つかったら、君はもう……。
男が強くなくちゃいけない道理はないさ。
……まあ、君がどうしたいかによるがな?
[ふふりと口元を笑わせて、こちらを見つめるセリナを見つめ返す。
「君はどう?」なんて、目で尋ねかけていた。
なぜと聞かれれば、"女の子みたいに"膨れるセリナをもう一度見やって。]
さっきとは全然違うからな。
……激しく下から私を突いてきたとは、到底思えん、な。
[顎に手をやって、少し近づき、愉快そうにまじまじとセリナの顔を見つめる。
自分で言いながら少し恥ずかしくなったのか、照れ隠しのように、軽く、ハ、と笑って。]
[ううん、と状況打破の方法を考えていたが。
学園へ戻る、という言葉を聞けば、わざとらしく眼を丸くして。]
……何を言ってる?私は学園での生活を、続ける気はないが。
[きっぱりと。]
[へえ、と言いながら、抱きしめ…いや抱きつかれる。
さまになってない、と一瞬思いはしたが…抱きしめる強さ、それに、一瞬、繋がっていたあの時の力強さを感じて、少しの高鳴る鼓動と共にしみじみと思いを。]
……"私に突かれて"。
[自分で言った言葉ながら、セリナが言うと不思議に思えて。つい、目を丸くした。少しすれば、ふっ、とつい、笑みを零して。]
ふーん、その時、私に女らしさがあったか?
…なら、お互い様かな?
[冗談めかして、蹴りをつけた。
ただその愉快げな笑みも、次に言う言葉の為に真剣な表情へと変えられる。]
一年ならば、そうは変わらん。
──君を…一人にしたくない。
一緒に行こう。
[詰め寄られれば、逆に良しとばかりにセリナの両肩に手を置き、相手の瞳を一心に見つめる。
冗談を言っているような様子では、一切無い。]
[ただ、イエスかノーか、それだけの答えを思って尋ねていた。
勿論それは、気恥かしかったから。
しかし、帰って来た答えは最上の更に上に行きそうな、褒め言葉。
落ち付き始めていた顔色だったのに、その言葉で目を見開いて、下唇を僅かに噛んで、落ち付かなさげに口元をもじもじ。]
……そ、 そう、か。
それならば良いのだが…… …うん、君も"あの時"の調子だ。うん。……
[僅かに顔を紅くして。口づけを返すが、ぷいと照れ隠しにそっぽを向く。正面から褒められるのは苦手。]
[次に続いた言葉に、視線を戻す。考える様子の相手に、じっと視線を注ぐ。
駄目です、という言葉に対し、驚き調子で反射的に「何故」と返しそうになったが……]
……! ……
[代わりの"提案"。それに、一瞬何を言っているのかと豆鉄砲を喰らった鳩のような表情を見せた。
ただすぐに、相手がこちらの本気に、本気を返してくれたものだと悟る。
真剣な表情に改めた。]
その願い、受け入れよう。
[なんて。 まるで、根本提案者じゃないみたいに。
…少しの間の後、我慢しきれずに「ッは!」と、一笑い。]
か、かわい…?
[セリナの呟きを、抜け目なく耳にした。驚きの表情で、目を見開いて。
「可愛い」なんて言葉、高校になってから…いや既に、中学の頃から聞かなかったかもしれない。
懐かしい言葉に、らしからぬ動揺を見せて慌てた。
いやいや。なんて言いながら、首を横に振ったり。]
どこ…うーん、まずは寝るところを確保して……嗚呼。
[先ずは服、という言葉に、やっと我に帰ったように思い出す。
ホックを外され、今や肩から垂れ下がっているブラジャーさえも、汗でべとべとして気持ち悪い。
それをつけ直しながら、セリナが回収した、外された下着を受け取る。これはな、と触れて苦笑い。]
二人とも、外へ出るのは叶わんとなれば……
……何とかして、セリナの服を私が着れぬものか。
[なんて言って、セリナへ視線をやったり。大分きついことになりそうだが…]
…………。
[むう…、と、不服、不満、どっちの言葉にもつかないようなモヤッとした、気恥ずかしい気持ちを抱えながら唸る。
そうした眉を顰めた表情のまま、セリナの胸に頭を撫でられ、やめんか、などと照れ隠し。
勿論こちらにも、不安が無い筈がない。
手持ちの金を使って簡易な寝床を確保したとしても、食費他諸々に押しつぶされるのは目に見えている。セリナは中一だ。学校にも行かねばならぬ。
どうしてでも働く。セリナに過度な不安を与えない為にも、覚悟は出来ていた。
……お互い、そういう気持ちを口に出さずとも持っていた。]
[セリナの胸元から離れ、セリナが持つ服を見る。
なるほど女物であるから──明らかに私に似合わないのはさておき──不審ではなかった。しかしどう見ても、サイズが小さい。しかし。]
…うむ。
それしか手段は……な。
[不安な面持ちながら。]
[服を受け取って、自分の前に広げて改めてサイズを見てみる。ただし、見るたびに唸り声が漏れる。
サイズの問題もそうだが、こういった衣服が一見しても、明らかにその人に似合わないのも心苦しい。]
仕方がないな。
…… 別に、後ろを向かなくてもいいのに。
[つい、にや、と笑う。 先ほどまでお互い裸だった関係。今更着替えを隠してどうだろうか。
制服のシャツを脱ぎ捨てて、ブラウスを着てみる。なるほど確かに、少し大きめだが…それでもまだ、小さい。肩から腕にかけてがきつい。
破れるのでは、と危惧しながらも何とか腕を通す。前のボタンをかける。ぎゅうぎゅう胸が押し込められる。
やっと着れた。 …………が、何より、当然だが丈が短い。殆ど臍出しに近いような状態に。]
…………。
[既にやめたい気分に陥りながらも、着ざるを得ない。
キュロットに半ば無理やり尻を詰め込む。 ……短い。短すぎる。]
…… いいぞ。
[正直言って、見せたくない姿。俯きながらも、小さく告げる。]
………… …………。
[無言だった。「いいぞ」という一言に、これほど後悔したことがあっただろうか。
いつも堂々と、腕を僅かに挙げて立つ癖がある。
しかし、余りにもきつすぎて、上げればこのブラウスは肩からいとも容易く裂けるだろう。
それを考慮した結果、まるで気の小さな子のように、腰に肘をつけた身の小さく見えるポーズ。]
……
[言われなくても、明らかな自分の異常さは痛いくらい分かっている。
段々と顔を赤くしていって。]
ど……
どうしろというのだ……!!
[悲痛な声を上げ。最早泣きそうな心境。]
私も他の奴には見て貰いたくないわっ!
[セリナが言う言葉とは、別な意味で吠える。
キスされれば返すが、余りにも気分が酷過ぎて、離した後口を尖らせる。]
ぬ…脱ぐか。結局…… いや、ありがたい。
[脱ぐほうが大変そうだ、などと呟きつつ。
胸元のブラウスのボタンを外せば、弾けるように開いた服から胸が零れる。大分呼吸が楽になったらしくて、一旦、ふう、と息を吐く。
ぷちぷちと外していき、注意深く腕を抜き取り。
キュロットも、脱いで一息。下着一枚になり、脱いだ服を畳んで手近な場所へ置く。
シーツを引き出したのを見れば、どうする気だ、と。
…案があるのなら、従う。]
[自分の体にシーツで服を形作って行く様子を、大人しく眺める。
果たして大丈夫なのか、という不安な心持ちだったが、完成したのを見てみれば感嘆。
「器用だな」と、感心して言う。
どちらにしろ似合っていないのは変わらないが、先程より百倍マシである。]
これなら、ここと寮を往復するくらいは出来るか……。
[ふうむ、と唸り。
頭に乗せられれば、やめんか、と払い落して、]
五年後か、六年後か…それくらいに取っとかんか。
[冗談めかしながら、そんなことを。
既に乾き始めている下着とスカートを回収する。]
[セリナが、こちらの言葉の意図を察したのを様子から悟れば、にやついた。
どうする、と言われれば腕を組む。]
とりあえず、寮の私物を回収する。セリナの部屋もな。 [リヤカーでも借りるかな、と呟き。]
それで何処か、貸し部屋を……
……嗚呼、そうだ、既に退学届は出してあるからな。
[後について思いついた事を口に出しながら、当然のような顔で言葉を付けたし。
どうやら、もし一緒に行く事を断られてもついて行く心づもりだったらしく。]
[ぽかんとする様子を全く気にも留めずに、何だ、などと。
まるでそこまで重大な事情でもないかのように、平然としていた。]
小さな…ピンク、と、白か。わかった。
とりあえず、部屋の備品以外は手当たり次第積むつもりだ。
[一つ頷く。]
では、行ってくる。少し時間がかかるかもしれんが…
セリナ君はここで待っている、かね?
[校内をうろつくわけにもいかんし。と。]
[よし。急ぐかな。]
[悪いな、とセリナに告げて、早足に階段を上がる。
あんな長いシーツのドレスを着ながら、廊下を猛スピードで駆けて行く音が聞こえる。
昇降口の板を蹴り出て行ったと思えば、
……暫く経って、リヤカーが学校に持ち込まれたらしき車輪の音が聞こえる。
多少教師と揉めたあと、その人はリヤカーを寮前に置き、荷物を次々運び出し始めた。
通りすがる生徒会の者を捕まえては、手伝わせる。]
[生徒会の者を働かせ、リヤカーに物を積みこんだ。
がらがら力任せに引き、旧校舎の前に置く。
旧校舎に踏み入り、廊下を走り、地下室への階段を駆け降りる。
地下室の扉を、力強く開き──]
──セリナ!準備が ………
……… ……セリナ?
[姿は、その中に見えない。
地下室へ入り、見回す。居ない。
マットレスを捲り上げる。居ない。]
…セリナ、冗談はよせ。 セリナ。
おい、出てこい。 どこにいる……?
[額に汗が滴る。それは地下室の湿気のせいではない。
低く、声は地下室に響くが、返事はない。
真っ青になって、旧校舎を飛び出す。]
セリナ、頼む。 出てきてくれ。
お前を責める者と、もう会う事はないんだ。
記憶に責められる必要だって、何もないんだ。
だから………
[ただひたすらに、校内を、校外を、走りつめた。
吠えても叫んでも姿は無い。]
[疲れきって、足が動かなくなり、喉が枯れた時、
その人はくず折れて、顔を両腕に埋めて、上半身を倒れ込ませた……。]
[その人は、大学に進んでいた。ここから少し離れた地の、二流大学。
身長も、その大人びた外見も変わらず。
さて下宿はどうしようかと考え、情報誌をボンヤリと眺めながら道を行っていた時。
突如。声をかけられる。
すぐに、顔を上げた。
顔を見なくても、声ですぐに分かった。
その顔をはっきりと目で確認した時、目を見開いて、口をぱくぱくさせ。
豆鉄砲を喰らった鳩のように。
ぽとり、と情報誌を足元に落とした。
即座にそちらへと駆け寄り、愕然とした表情のまま、そちらの顔を覗き込んで。]
………!? …… ……
君は……… まさか……… どうして………?
[ただ、驚きの声を上げるばかりで。]
[相手の言いかけた言葉には、すぐ察した。
ぶんぶんと首を横に振り、唾をのみ込んでから。]
ずっと、苛まれていた。
君の記憶に。
[相手の顔を、ただ一心に見つめる。
……嗚呼、大人っぽくなったなぁ。]
どうか…教えてくれ。
どうして………
[あの時。]
………、
………… ……そうか。……
[信じられない、というような愕然とした表情のまま、セリナの言葉を聞いていた。
聞き終えて、虫のような声で、一言だけ言って。
少し俯いて、小さく首を左右に振る。
「そうか、」ともう一度繰り返し。
顔を上げて、再びセリナの顔をじっと見つめる。目に焼き付けるかのように。
夕暮れ時の日の光は、その人の目を照らして、きらきらと水面を反射させていた……。]
私は。
私は、見捨てられていなかったのか。
本当に。
君の心は……?
[下唇を噛んだ。
どうして、そんな考えを抱いてしまったのか…。
どうして、セリナを信じる事が出来なかったのか…。
自分が恨めしく思った。
首を振るセリナを見つめながら、哀しさと嬉しさが混ざり合った表情をして。
きらきら光を反射させていた水滴は、目から零れ流れた。]
セリナだ。
本当に、セリナだ。
変わってない。
泣き虫で、女みたいで、でも、 絶対… 嫌いに、
なれなくて、
[涙に、目を強く閉じ。
ああ、あぁぁ……と、初めて泣き声を上げ。
目の前の確かなセリナを抱き締めようと、腕を伸ばした。]
[セリナの肩を強く抱き締める。
洟を啜り、肩を揺らす。嗚咽を漏らす。]
……も、う………
一緒に居れるよな……?
離れずに……居てくれるよな……?
ずっと……
[涙の止まらない目を擦り、拭う。
口づけられれば、少し目を伏せて。]
…本当か?
本当に、本当……
……今、貸し部屋を探しているんだ。
手持ちが少ないから、そう立派なものは選べないんだが……
セリナは、父のいる自宅は戻るのか?
ふむ、そうか、売却…… ……を?
[涙は収まり始めた。
落ち着きを取り戻し、顎に手をやって話を聞いていたが。
途中から、最後にかけての言葉に、つい驚いて。
目を丸くしていたが、…少しすれば、口の端が、昔のように吊られた。]
……いい、物件じゃあないか。
[少し声を張り上げて、セリナの肩を、軽くたたいた。
…にしても彼は、妙な冗談めかした事を言うようになった。
それも、また。]
その物件、案内してほしいね。
……しかし、私は、紅茶にはうるさいぞ?
一年半経った紅茶、評価させて貰おうじゃないか!
[ハッ!と、声を。]
君も。
……さて、いつまで君は、同じなのかな?
[覗きこまれれば、ゆっくりと、微笑み。]
…
ほうほう、それは、楽しみだ!
ゆっくりじっくり…味わわせて頂こう。……
一生。
ずっと。
[セリナの生家を訪れ、その人は、その人の新しい生活の選択と共に、彼の為の生活を選択し始める。
その人は、これからずっと、彼の成長と変化をじっと見守って。
そして、微笑んでいた。]
…行こうか。
[ユリウスはセリナに手をひかれ、*共に歩み始めた。*]
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