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進藤ユーリ に 9人が投票した。
泉 和海 に 1人が投票した。
火田 幸 に 1人が投票した。
進藤ユーリ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、冴生 流香 が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、浮田 大介、臣楼 匡侍、鮫島 翔、朝比奈 みるく、麻宮 マキ、泉 和海、陰森映子、火田 幸、鈴畑 花音 の 9 名。
-校庭 朝-
[フルフェイスを外すとバイクのハンドルに引っ掛ける。今日こそは進藤を家まで送り届けようとサドルには半帽を入れてきた。昨日の撮影は夜景に似合う服がテーマだったため、朝から眠くて仕方ない。欠伸を噛み殺しつつ、それでも自然に笑顔になりそうなのを、必死でこらえる。
昨日のことを思い出すたび、自分が今制服を着て校内を歩いていることさえ、決まりが悪いような不思議な気がしてくる。
教室には始業20分前に着く。いつも早目だが今朝は特に早かった。早く進藤に会いたかったから、かもしれない]]
-2年C組 朝-
[自席に着くと平静を装い進藤が来るのを待った。
鈴畑をはじめクラスメイトたちが増えてくる。何度も扉に目をやるが進藤の姿はないままHRが始まる]
(昨日の今日だし、もしかして今日はおやすみかな)
[自分がしたことを思えばそれも当然に思える。主の居ない机を眺めていると、進藤が合宿所に入ったことを教師が告げる]
(……な、なんだって。)
(進藤さんごめん!!)
(……あんのやろ!!)
[自分がおかしな勝負に巻き込まれていたのを失念していたことがはらだたしい。知らぬうち拳を強く握る。背中が小さく震え、真後ろのクラスメイトが不思議そうにそれを眺める。
頭の中が朱に染まったままHRが終わり、チャイムと同時に席を立ち上がる]
(匡侍、ただじゃおかない!!)
[隣のクラスの扉を開けた。だがそこに匡侍の姿はない。B組の生徒たちが不思議そうに自分を見る。
拳を握り締めたまま、廊下に立ち尽くす]
(俺のせいだ…… )
(俺に関ったせいで進藤さんが。)
[のろのろと教室に戻り自席に座る。真新しいノートを鞄から取り出すと、ボールペンで表紙に”進藤用”と書いた。
始業を知らせるチャイムが*鳴り響く*]
[大介から告げられた言葉に、一瞬思考が停止する]
……俺は……。
[ガタリと音を立てて、椅子を引いた]
んな真面目な顔で言われたら、いつもみたいに流せねぇじゃんか。
嫌いじゃねぇよ。んでも、それとこれはまた話が別で、さ……。
[いつもの言葉とは違う重みに、うろたえて自然と顔に熱が上った]
お、俺は独占欲とか強いんだから、他に女とか作ったら見限るんだからな!
[立ち上がると、顔を真っ赤にして喫茶店から*走り出た*]
[授業が始まると、いつものように真剣に授業を受ける。ノートにはひっきりなしに文字が増える。ある程度纏まると、新しいノートに丁寧に纏めた
休み時間になるとB組を覗く。しかし匡侍がくる気配は無い。
B組前の廊下に立ったままメールを書く
件名:鮫島ですが
本文:用がある。至急登校するように
送信ボタンを押すと、自嘲的な表情を浮かべる]
……俺は、いったい、何をしているんでしょうね。
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