306 大きな桜の木の村
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桃井 勘十郎
……まー「ももいさん」だしな。
サンドイッチか。いいねぇ、全部欲しい……と言いたいとこだが、ロシアンルーレット式に3(6)番目に言ったやつにしよう。
桃井 勘十郎
[…まさか｢もものひと｣が呼称なのか？とか思いつつ]
おう、たまごサンドもおいしそーだな……（じー
……カツサンドもうまいぜ
[あわてて目をそらしてカツサンドに集中]
桃井 勘十郎
むー……
[すぐに思いつかないらしい]
……好きに呼んでくれていいよ。
あ、ありがと。
[差し出されたので、反射的に一口もらった。ぱくっ]
桃井 勘十郎
やはりサンドイッチはうまい。
[サンドイッチという存在のすばらしさに感動中]
……おまえもカツサンド食べる？
[おかえしに、とばかりにユキの口元に差し出した]
朧 ユキ
…美味しい。
交換、楽しい。桜、ひとりより もっと、楽しみ。
たくさん、逢って たくさん 語るの。
夜 に、照らされた 夜桜。
くるくる 花弁。
桃井 勘十郎
……うぅ〜、私は、そういうの決断する役は苦手なんだ。
ユキの好きなように呼ぶ、ってことじゃ、ダメか？
[彼女が二口食べたの見て]
カツサンド美味いだろう。……いやおまえが作ったヤツだけどな？
桃井 勘十郎
ふふ、食べたらおねむかい。おじょーちゃん。
[…は、なぜこんなオトナぶった口調なのかふと疑問に思ったが考えないことにした]
……人間だれしも不安定だぜ。
[のこったカツサンドを一口に飲み込むと、よじよじとまた定位置（狙撃ポイント）へ戻った**]
5人目、絵描きの卵 ミンティス。
絵描きの卵 ミンティス
[大きなイーゼルを担いで、桜の木の元へやってくる]
この桜は毎年見事なものだな…よっと。
[桜の木の全体が見通せる場所にイーゼルを立て、木を見上げて溜息を]
いつか、この美しさを全て絵に写し取れるようになりたいもんだ。
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