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まあ、いい。
ヤコヴレが言っていた。
あかりを捜せばきっと、見つかる。
ほら、おまえたちも見つけてもらえるよう、よくお鳴き。
「にゃあ。」「うなぁ。」
ふしぎな話。
捜しものをしているのに、
見つけたと思ったら、
また捜しものが増えるなんて。
でも、悪くない。
それって、大切なものが増えるということだもの。
ひとりでは決して、できないこと。
[...はヤコヴレに頭を撫でられて、少し照れくさそうに]
無礼な。わらわのどこが夢幻のものなのじゃ。
・・・・・・・・・・・猫?
どこかで猫の鳴き声が。猫も迷い込んだのか?
(>>131の言葉に、今はここにいない猫とグエンの存在を簡単に説明する。そして今ここにいる皆の事をやって来た者たちに紹介した。皆の方にカンテラでサフィラを照らした。)
…そしてこの子がわらわちゃんと、えっと…君たちは誰?
(はて?とサフィラに首をかしげた。)
[ 二匹は鳴く。
歌うように、高く低く。
あかりを見つけると、紫のオーキィは一目散に駆け出した。
モカシンはのんびり後から、グエンはさらに後ろからついていく。]
たぶん、この子はモモ。
[...はヤコブレに対し、うずくまるモモを指差した]
こう暗くては、自信ないのじゃが。
そしてこっちがテッドじゃ。
もしかしたら、どこかにわれらが知らない者がまだ、潜んでおるやもの…。
誰かおるのか?
[...はヤコヴレがかざしたカンテラの向こうをみやった。]
ええ。いる。
わたしは、グエン。
この子は、モカシン。
そっちにいった子は、オーキィ。
…ああ、辿り着いた。
こんにちは。こんばんは?
またひとが増えている?
(突然出てきた紫の猫に飛びかかられ、ひゃー、なにごとだ?とわたわた。)
わわ、なんだ?九つしっぽの猫王様!?
あ、あれ?グエン?猫が増えた?分裂したのかい?
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