情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
[火炎放射器の発射口を前に、男は喉奥からベンジャミンに向かって威嚇するような息を発して、距離を取った。
結果的に少女の前から退く羽目になった。*]
フシュゥゥゥゥゥゥ…………。
[コンバットボウもサブマシンガンも投げ捨てて、
ちょうどベンジャミンとは反対側にまわり、
同じようにセシリアとの距離を詰めていく。]
ベンさん…俺も…ゴプッ…ヤっていいだろ?
[鼻血が口にまわったのか、血を吐き出しながら。]
[火炎放射器のトリガーを再び引く。ホースから一気に炎が発射され、少女と獣の周囲を紅蓮の炎が包み込む。]
――…ちッ、外したか!
[少女と獣の周囲に、炎のリングができあがった。]
おうよ、筋肉坊主。好きなだけやりな。てめぇの血で窒息しない程度にナ。
今ならまだ、リングの背は低い。出入り自由さ。
――…全てが終わったら、消火してやるよ。
[喉の奥で小さく笑った。]
バアァァァァァァァァ!!!!!
[奇妙な叫び声をあげながら、炎のリングに入っていこうと。
ナサニエルの皮膚を焼く異臭があたりに漂う。]
…リングインしないと………。
[手こずりつつ、火のついた上着を脱ぎ棄てて上半身裸に。]
[なんとか「リング」インすると、セシリアを殴りつけた。]
ゴアッ!!!
[グシャァッと鈍い音があたりにこだまする。
そのまま、セシリアを火のリングに押し倒す。]
[炎のリングのこちら側とあちら側が、あの世とこの世の境目のようで]
はぁ。人の身たる私にゃ及ばぬ領域ね。
さて、私はどうしたものかなー・・・。
[ナサニエルの合図に頷き、再び火炎を発射する。少女の目の前に小さな炎を生み、彼女を怯ませるつもりらしい。]
……お次は……
[サバイバルナイフを取り出し、少女に近付いた。]
[セシリアの服に炎が燃え移り、広がっていく。]
シュアッ!!!!
[そのまま彼女を立たせて、ジャーマンスープレックスの
要領で頭を床に叩きつける。ゴシャアンと響く。]
ベンさん……頼む。
[燃える服に埋もれた顔から声。肉の焦げるにおい。]
……スゲエな、筋肉坊主。
どんな殴り方すりゃ、そんな音がすンだ。
[リングから遠ざかる獣を横目で見て、手を上げた。]
すまねぇな、兄ちゃん。
お前さんは「炎が苦手」なのかい?
だとしたら、獲物を遠ざけてしまって、すまんなァ。
……了解。
じゃ……「締める」ぜ。
[サバイバルナイフを振り上げ、ナサニエルにホールドされたセシリアの身体に、一気に刃を突き立てた。
服の焼ける臭いと共に、血が炎にさらされ、硬化していく臭いが一気に周囲に広がった。]
これで死んだ………か?
死んだんじゃないかな。………ピンと来たから。
[ナサニエルの顔もまた焼け焦げて皮膚がずる剥けている。
唇は半分なく、歯が剥き出しになっている。
それどころか、顔面には皮膚が申し訳程度にしか。]
この感覚は間違いないね…あの兄さん、本当のこと言ってたよ。
[剥き出しの歯が笑う。]
-廊下-
[外の空気を浴びようと、ベランダに出ようとして]
[何かに・・・躓いた?]
[――足元を見やる]
[ジェーンの、首だった]
了解。
しかし、人間の頭ってのは……ここまでコンパクトになるのか。
筋肉坊主、とりあえずどいてくれ。炎を消す。
[レストランの壁から消火器を持ち出して、自分が生み出した炎のリングを消している。]
死んだヤツがギャングスターかどうか検死したい人間は、死体が真っ白でもいいんかねェ…。
[スタッフも途中で消火活動に加わり、一斉に火を消しにかかる。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新