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−自室−
[持ち帰った本を捲って読んでみる。なるほど武器の使い方はわかったがだからといってどうということではない。知っていると扱えるのとでは天と地との差がある。
使えそうな武器もあったが今それをとりにいく気は無かった。しばらく見ているうちにあることを思いつき鞄からハサミを取り出す。]
あとは・・・これでいいかな。
[持ってきた本にハサミを使って穴を開け、そこに紐を通す。それを服の下に着込めば防具としては気休めくらいにはなるだろう。これを教えてくれた人は防具ごと打ちぬかれて死んでいるので本当に気休めでしかなかったが。]
よいしょっと・・・
[少し重いがその重さが懐中の短剣と同じように安心感を与えてくれる。上から服をきても 全く違和感が無い。
そのことが自分の発育が遅いということでもあると思え、鏡の前で少し凹んだ。]
誰からも聞いちゃいないさ、ケネス。
だが、ちょっと考えてみりゃァ一発で分かるだろ。
「素晴らしい力を持った自分」の居場所を教える間抜けがどこにいる?
少なくとも、俺がそいつなら、そう簡単には顔を出したりはしねェ。
って……ああ、そうでもねぇか。
「夜襲から守ってくれる」人間に護衛させるために名乗り出るかもしんねぇよな。
……ああ、考えれば考えるほど複雑な話だ。
……あァ、あの歌が「ベンジャミン・フランク」の歌だったのか。
そういやー、そんなのもいたなァ。
ぽっと出て、すぐに消えた一発屋。
[そう言って、男はそらとぼけようとする。
ライブハウス半焼に、麻薬のやりすぎで逮捕……そんな話が出た瞬間、思わず小さく噴き出し笑いしてしまっていたのだが。]
―スタッフルーム―
……さァて、今週のびっくりどっきりショウ。
はじまり、はじまり……。
[薄笑いを浮かべ、キャロルは放送機器のスイッチを次々に入れた。]
[モニタにキャロルの顔が大きく映った。]
『ハァイ、皆さん♪ご機嫌はいかがかしら?
そういえばさっきも簡単にアナウンスしたけど、コレ、知ってる?
知らないヒトは流行遅れよ♪』
考えるのは嫌いなんだよ。
やなこった。
[楽しげに嗤う男の喉から顔を背け、けっと呟く。]
……人殺しにしか興味が無いのかと思いきや、なかなか厭味な野郎だぜ。
[その呟きは少しだけ小さく、拗ねた子供のように。]
−廊下−
[とりあえず部屋からでて当ても無く歩いてみる。実際のところこれからどうするか、と言われてもどうすればいいのか分からなかった。
紛れ込んでいるというギャングスターを殺せばみんな助かる。ではどうやって探せばいいのか。考えれば考えるほどどうすればいいのか、という思いは強くなる。
そこで誰かに相談したら、という考えが浮かび皆がいるであろうホールに向かって歩き始めた]
そこには、喉を掻き切られ、無惨な死体となった
アーヴァインという男の骸が映し出されていた。
首から大量の血を流し、白目を剥いた、男の死体。
キャンバスを掛けられることもなく、まるで晒し者のように、
どこかの床に横たえられている―――――
[しばらく男の遺体を映し出した後、再びキャロルの顔が映し出された。]
『……どう?ウフフフフ。怖いでしょう。
一歩間違えちゃえば、出場者の皆さんもあんな風になっちゃうのよ。
くれぐれも気を付けて頂戴。
あのスタッフ……アーヴァインのことを、誰がヤッたかなんて、
私は全然知らないけれど、ぼーっとしてたら明日は我が身、よ?
このまま退屈なトークショウを続けて全滅、なんて道も素敵でしょうけれど。
生き残って賞金を手に入れたいアナタは、果たしてそれで満足かしら?
……なぁんて、ね♪』
[クスクスという笑い声と共に、画面がゆっくりとブラックアウトしてゆく。]
[キャロルの声がした当たりからじっと武器庫のモニタを睨んでいたが]
悪趣味だね。もうすこしあたしの神経がヤワなら、ここに吐いちまってるところさ。
ギルバートよりも、じいさんよりも。あの金髪の小娘の方がよっぽどタチが悪いね。自分の手を汚す気すらないんだものね。
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