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[教頭の開会の辞で卒業式が開始される]
校長の挨拶 1分(恒例)
PTA会長の挨拶55分
来賓1の挨拶76分
来賓2の挨拶31分
在校生代表の送辞11分
― 進路 ―
[志たるは、書家。]
おみくじとか、定期券とか、夫婦湯呑とか……
書道は、僕が理世さんと出会って記念のものに役立って来ました。
だから、もっと究めて、もっと理世さんへの気持ちを表せるようになりたいんです。
[という理由で。
堅実に公務員な両親と比較するとかなり思い切った道を選んだものかもしれない。
何しろ、書家になるためにはいきなり困ったことがあって。]
理世さんと、同じ大学に通えればよいのですが……
[書道は芸術とは少し趣が異なって、芸術学部とかではなく、東洋学の一部と扱われていたり、書道の教員免許があるから教育学部にあったりとか、美術のいち領域とはみなされていないのが現況である。
ましてや書道学科となると大東文化大学ぐらいしかないらしい(他は女子大)という狭き門なのである。
いや志すだけならどうとでもあるのだが、愛しい人と同じ大学にとなると非常に難題である。]
[彼女が陶芸を本気で志し、芸術大学を選ぶ話はどこまで聞いていたろうか。
どう悩んでも上手いこと道が重ならない、と思い悩んでいたのだが――]
あるんですね、そんなこと……。
[来春、新たに芸術大学が開かれるらしい、しかも自宅近くで書道コースもあると。
実績も何も無い新たなキャンパスを選ぶのは、自分の将来にとっては結構な賭けとなるのだが…]
理世さん…
貴女と出会って3年ですが……さらに4年ずっと一緒にいることを望みたいのです。
僕と、来てくれますか?
[新芸大のパンフレットを差し出しながら、両手を出した。*]
[芸術の大学は、割と少ない。
陶芸ともなると更に
彼ほどではないが、狭き門だ
進路は離ればなれになってしまうのだろうか
やだな。と、何時も身に付けている
定期券入れを撫でる
溜め息をつくと幸せが逃げるというが
一年生のときに、親しい友人や
世話を焼いていた奴が東京にいってしまったのを
私はあの寂しさを再び
きっと今度はより深く味わうのかと思うと
目の前が真っ暗になったような心地を覚えた
そんな三年生のある日
私の大切な貴方が持ってきた報せは]
-2年の秋-
[しゅんのコンクール優勝の報を聞き、わたしもそろそろ進路を決めないとと思い至りました]
しゅんは、留学するの?それとも、音大行くのー?
わたしは、アフリカに行こうかって思ってるんだー?パパがいる領事館の街
しゅんはどう思うー?
[以前から、時折、パリの音楽院への進学を仄めかしていた、しゅんだったので、多分そっちの方を取るのではないかと予想しておりました。お母様もいらっしゃるので、色々な意味で有利でしょう。本人は、あまりお母様の近くにはいたくはないようなのですが*]
いっそ書道と陶芸が学べる大学ができたらいいのに!
[と、叫んだ二年の頃
確かその時。互いの目指す道を話し合っていたはずで
明日から三年生、というときに
君の手には来春開校予定の大学のパンフレット
それに開設される学部を見たときに
私は即座に進路を決定した]
はい。ついていきます。
4年目も。5年目も……一緒にいたいから。
[貴方に抱きつき、告げる声は
少しだけ涙声で。でもそれは嬉しいから
来年の春が楽しみで。楽しみで。
……AO入試を、頑張ろう*]
[新たな芸大を誘致した市長は学園のOBらしい。
願いを聞き届けてくれたのかもしれないが…入試まで優遇してくれると思うのはさすがに虫が良すぎる。]
とても辛く当たることになってしまうかもですが……
受験勉強、一緒に頑張りましょう…ふたりとも合格目指して。
[抱き締め返せば、幸せのためには苦難もある。
自宅デートの日はお茶飲んで寝る過ごし方は改めなければならないだろう。
それでもこのひとと過ごすことには変わらないのだから。*]
[二年に進級しても、コンクールに参加>>306していた。
今年は、国内海外とわず60名のピアニストたちが揃う三年に一度の長丁場の音楽コンクールの前哨戦でもあった。
最優秀とまではいえなかったが、審査のファイナリストまで残り、その時の審査員に声をかけてもらった。
まあそれが、母から興味がでたら声かけてね。といわれてた繋がりであったり、元恋人らしいとかいう、ある意味いつものことを聞いたりもあったが、その人のレッスンを受けることとなり、留学することになると、進路が決まったともいえる。
その時には素直に、いてほしいと告げていた。高校生において、一番自分の中で力をいれていたことだからな。そのために寂しがらせていた時期は多かったかもしれない。
その辺りから学業よりも、進路にそった勉強に向かっていたのだが]
………なんでこうなった。
[アナウンスを受けた直後>>#7でもそう思うのである。
小学生のときに徒競走でこけたにも関わらず1位をとったときのような感じだ]
が、頑張ります……!
AOダメでも、英語と国語の
二科目だけみたいだから。センター
[国語は大丈夫だが、貴方との
キャンパスライフを目指して
わたしは頑張ると決意した
……でも、時々は
一緒に、寝よ?と。袖引くことは
許してくれますか?*]
[長い長い挨拶を聞き終えて、相変わらず目の血色が悪い男は登壇する。
睨みつけるような目つきの悪さも、入学の時より体格がよくなったことも含めれば健在どころかレベルアップしている。]
本日はこのような素晴らしい式を挙行していただき、ありがとうございます。
また御多忙の中御出席くださいました皆様方に卒業生一同、心からお礼を申し上げます。
[低い声は落ち着きをもって声をマイクに乗せて響かせる]
よしや身は 蝦夷が島辺に朽ちぬとも 魂は東の 君やまもらむ
この身は朽ちても主を守るために在り続けるという決意を詠った句です。
私たちはそれぞれの道を歩き出すことでしょう。ただ彼のように二度と会えないわけではない。伝えあうことができる距離にいられます。
別れの寂しさは、再会のときに肩を組み合える日となることを願い『なりたい自分』に向かって一歩ずつ進んで行きます。
これまでの三年間、学校生活を支えてくださったすべての方々に改めて御礼申し上げます。神楼学園の更なる発展を願って答辞の言葉とさせていただきます。
[礼をとって、答辞を終え、檀上よりおりていった*]
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