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−12月のある日>>71−
[学期末の試験は多少落ち込んでしまったけど誤差の範囲かなとそこまで深くは受け止めてなかった。
点数が点数だが平常点を沢山稼いでるおかげで評定はかなり高めになっているのもあって、あまり危機感が湧かなかった。
そんな後の冬休みに誘われた料理の話。
暇だしいいかなと応じたわけだけど、意見が割れているということでスマホを取り出して。]
いいけど、私の意見で決まるのはきついから。
これに頼ろうかな。奇数ならブッシュドノエルで。
[TRPGとかで使っていたダイスアプリを見せて、おしてと差し出す。こういう時ランダム機能のあるものって便利なんだよねと心の中で思ったり。]*
[ケーキを食べたり、初日の出を見に行く約束をしたり
二人きりなのをいいことに、キャッキャウフフしていると、玄関の開く音がして、リビングに美亜の両親が入ってきた。パッと立ち上がって迎える]
あ、お、おかえりなさい
[動揺を笑顔で隠したつもりだったが、完全に挙動不審。特に美亜の母親はニヤニヤとこちらを見ながらそれ以上追及しなかったけどあれはバレている。
絶対バレている。]
えーっと、元日に美亜とふたりで初日の出を見に行きたいねーって言ってたんだけど…ダメ?…ですか?
[チラリと美亜のほうを見ながら、初日の出を見に行きたいという話題で自分の心を落ち着かせようとしているが成功している気がしない。*]
[急に帰って来た両親に慌てふためく。インターホン鳴らしてくれるとか、事前に帰ると連絡くれるとかすればいいのに!と憤慨するが、気づいてなかっただけかも。
ニマニマしている母親、気まずそうな父親。
チラチラこちらを見る当麻くんの視線を受け、両親に頭を下げた]
私も、初日の出を見に行きたいです。見たことがないですし。
[3歳の頃に、と言いかけた父親を遮り、母親が大きく頷く]
『でも、今日は帰ったほうがいいわね、泊まって行ったって聞いたら実里も千歳も初日の出を見に行くのを阻止しにかかると思うし』
[私は泊まりでも良いんだけどね?と言いたげな母親を父親が制している。こんなに強気に出る父親を見るのは初めてで、美亜は呆気にとられている*]
[他にも、アンジェの学校でのことをいったりしたか。ともにテスト勉強をしてたことなども追加で話したりした。
食後、先の話にもでていた洋間での歓談タイム。自分はグランドピアノを見せてもらって]
さぁ、どうだろうな。
[アンジェに尋ねられ>>67て答えつつ、ピアノの蓋を開ける。
鍵盤を押して、鉄の弦をはじいて戻ってくるか。緩んでないか。鉄の弦が錆びてないかなど簡単な確認ぐらいをしつつ]
だいぶぎりぎりだな。メンテナンスが必要だ。
[少し調子が外れるときもありそうだが、折角夫婦どころか親子そろってのクリスマスなようだし、肩肘張ってもしかたない。
少しだけ背を伸ばすようにして指を軽くストレッチした後、鍵盤に指を置き、洋間にて、Happy Xmas (War Is Over)が流れはじめた*]
[もちろん最初から泊まるつもりはなかったが]
そ、そそれはもちろん、帰ります帰ります
あ、あのもう遅いので今日はこれで・・・
[慌てて帰ろうとする。]
ちょっと当麻くんを玄関でお見送りしてきます。
[慌てて帰ろうとする背中を追って玄関へ]
今日はありがとう、当麻くん。初日の出、楽しみにしてる。おやすみなさい。
ありがとうございました、お邪魔しました、
おやすみなさい。
[ちゃんと美亜の両親に挨拶して、外へ
美亜が見送りに出てきてくれた。]
今日は楽しかった、ありがとう。
じゃ、元旦の朝 、俺も楽しみにしてる
おやすみ
[手を降ってあるき出した。**]
― 大晦日 ―
[うちは紅白でなく、「絶対に○○〜」を見て笑っていたりする。
そんなまったりした時間の合間に美亜にLINEを]
『美亜ちゃん、明日の朝、ほんとに寒いから
温かい格好してきてね。
初詣はちゃんとした格好がよければ一旦解散して
着替えに帰ればいいから。』
[意外と心配性。実里姉と千歳兄に感化されてきたかもしれない。*]
─ 大晦日 ─
[ものすごく早く布団に入ったものの明日が楽しみ過ぎて、枕を抱きしめてごろごろしていると、当麻くんからLINEが入った]
えへへへ〜。
[家族に心配されるのはめんどくさくなりつつあるのに、当麻くんに心配されると嬉しい]
『多少寒くても暖めてくれるよね?』
『なんてね』
『温かい肌着とか、カイロとか、もこもこな上着とか、準備はばっちり』
[上着、を浮気、と変換できてしまい、慌てて消して文字を打ち直した]
『どうせなら昼まで傍に居たいので気合入れます。おやすみなさい〜』
うふふ〜。
[リビングから紅白の音が遠く聞こえるのを子守唄変わりに眠りについた*]
― クリスマス ―
[音楽しか関心がない、それ以外のことを考えることもない人って、どういう人なんだろうと思う
きっと、しゅん以上に不器用な人なんだろうって思う。
ぎこちないながらにも、佐藤家になじもうとする姿を見ながら微笑ましく思いました]
わたしは、絶対しゅんが優勝だと思ってたのにー
[と、要らない茶々をいれます。平日で行けなかった最終選考。残念ながら銅賞だったとは、LINEでシンプルに伝えてくれた。わたしからは来年もあるしって励ましにならない励ましを送ったつもりです]
[しゅんとの日常、特に学校での出来事は色々しゅんからも報告がありました。パパがしきりにその辺を知りたがっていたのです
でも、最終的に、しゅんの家に行った時に交わしたあの約束に触れることはなく....あったら、パパ、卒倒しちゃってたかもだし]
そう?ぎりぎりでもいけそう?
[そうこうしているうちに、聞いたことのある、反戦歌が流れ始めました*]
【業務連絡】
今晩は、村建てです。
今日は最終日です。本来であれば明日朝更新ですが、明日6時起床は厳しそうなので、今晩1時に更新させていただきます。
よろしくお願いいたします。
尚、今晩は発言禁止時間は設けませんが、明日のことも考えて、ほどほどにお願いいたします。
― 元旦 ―
[黒のダッフルコートにデニム中はセーターと至ってシンプルな格好で美亜を迎えに行く。]
あけましておめでとうございます
[美亜がすぐに出てきてもちゃんと挨拶して。]
じゃ、いこうか。防寒はばっちり?
[そう言って、あるき出す。目指すはあの木がある近くの展望台。
近くの神社ではお雑煮を振る舞うために町内会の人が準備をしているはずだが、方向がちょっと違うので人と会うこともなく。]
俺さ、去年も展望台行ったんだ。
あの時、いいことがありますようにってお願いしたんだ。
[あの時は高校合格のほうがウエイトが高かったはずだが、まさかそれ以上に『いいこと』があるなんて、予想もできなかったこと。
そんな話をしていながら、展望台までの道を歩いていった。*]
[白いニットワンピの上に、赤いオーバーコートを羽織り、黒いタイツ、白いニットの帽子、髪はおろして背中に流して、暖かい肌着にカイロ、他乙女の秘密でちゃんと暖かく]
あけましておめでとう。
[きちんと挨拶を返した両親と姉兄の見送りを受け、出発進行]
むしろ今は暑すぎるくらい。
[苦笑い]
お日様が出てないと暗いね。当麻くんがいるから怖くないけど。
[にこにこして横顔を見上げつつ歩く]
そっかあ。願い事が叶うなら、私もしようかな。ずっとこうして、当麻くんと一緒に歩けますように、って。
[トラブルがないなら、展望台に着くのはすぐのこと*]
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