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[一際大きなツリーが立っていた。
人々はそれを楽しげに眺め、カメラを向けている。
キラキラ、キラキラ。
天辺の星が夕日の光を反射して輝く。
観覧車に乗って見下ろした景色。
オレンジの光を浴びた横顔。
まだ早いねって踵を返した、友達してのデート。
緊張しながら笑いあったダンス。
何度も見つめたゴールに向けて飛ぶ姿。
“神様”を語る、真っ直ぐな瞳。
抱き上げてもらったら、あの星に届くかな?
なんて、――御神籤を結んだ時が脳裏によぎる。
長いようで短い、彼と自分が積み重ねた時間。
それでももう語りきれないほど。
全部、自分の心の灯りとなっている。]
――航くん、
[コートの襟元から、金の鎖が覗く。
それもまたキラリと輝いた。]
メリークリスマス。
大好きだよ。
[急に言いたくなっちゃった、って。
じんわりと微笑んだ。*]
── 11/18 ──
吉橋さん。誕生日おめでとう。
プレゼントは信至に渡してるから、あいつがやる気でるまで待ったげてくれ。
[そんなことをいった。ゆっくり進めていくとか、積極的になるのを躊躇しているようだし、周りがいって急かすのも必要に感じない。のんびりと見守ろう。そんな感じで信至に渡したのは映画の割引チケット二人分であった。
ひとまずこの辺ぐらいからなれておけ。信至]
信至のこともだが、これからもよろしくな。
―― 12月某日 ――
[流石に夕莉さんの誕生日の日をきいて、冬休みも差し迫ってるのも含めて、当日に祝うなんて勇気、俺にはなかった。]
ちょっとはやいけど、これ。
誕生日おめでとう。夕莉さん誕生日おめでとう。
[色々積み上げられたお礼――というわけではないが、シンプルにアリスの焼き菓子を選んで――というかここで何かの割引券だとか、思考がどこかに偏るようなものを渡す気はない。陽太と恋人になって誕生日でそのままクリスマスで、だから非常に無難な流れとなったりしたという余談であった。*]
― 10/9 放課後 >>237 ―
………………。
[贈りたいものがあると言われて断る理由は何もないのだが――彼はそれを手渡すわけではなく、掌に乗せて差し出してくるだけだった……つまり何かしらの意思を持って取れという意味だろうか。
話を続けて聴けば――]
…………。
[婚約者として互いの家で認められている仲で何を今更なのではあるが、こういうところを省かないのは彼らしい。
しかも指輪の話をしつつ櫛を使っての求婚。
もっとも愛しいひとが、もっとも願ってきた。]
快斗――
[微笑むと腕を伸ばして、その櫛を――差し出してきた手ごと押し返した。]
私がリストに書いたほしいものは……指輪でも、こんな意味を含んだ物でもない。
可愛いアクセサリーでもない。
綺麗な服でもない、素敵なメイクでもない。
…――この両目で一生見ていたい、愛してるひとからの求婚の言葉なの。
[櫛を押し返す力を込めて前に出し、そのまま彼の胸元に倒れ込むように。
しばらく肩を震わせくぐもった息をもらしていた。]
[――ようやく落ち着きを取り戻せたのは、時間のおかげか彼からの言葉か、あるいは言葉でないぬくもりか。
なんにせよ、次に彼女が顔を上げたときは、いつもの表情で――少しだけ恥ずかしげにわざとらしく。]
……また保留しちゃった、ごめんね。
それとも、受け取ってたほうがよかった?
[なんておどけて微笑んでみせたろう。*]
― 3/5 ―
[一年もそろそろ終わる頃か。]
よ、優滉。誕生日おめでとう。あまり役に立つかはわからんが……ほい。
[猫好きだとか、そういうのはあるが、そういう類のものは被りそうな気がしたのでやめていって、靴の紐。ゴム製でできているため謝って解けたりしてふむようなのを防ぐもの。ダンスで評判を得ていた優滉にはよさそうだと思ったのもある。]
思えば出会ってからそろそろ一年かぁ。長かったようで短いな。
ま、来年度からもよろしくな。
ー11/18ー
[誕生日は、平日だったから。
女の子たちにも祝ってもらって、一葉ちゃんには撫でられて。
そうしているうちに、放課後になった。
やっと習慣に近くなった、駅までは一緒に帰るって話。その中で、私が信至くんに合流した>>262と思ったら____]
あ、ありがとう…
[貰えるかな?って、思ってなかったと言ったら嘘になるから。にっこり笑って受け取ろうって思ったんだけど。
思った以上に、幸せを感じていて。
どうしてか、言葉に詰まってしまった。1年前はこうはなってるなんて予想もできてなかったと思うから、なんか。思うところがあって。
断りを入れて、開いてみれば。猫ちゃんにキラリと輝くトパーズが彩られた、ペンダントトップ。
…なんだろう、どうしてだろう。ちょっと、嬉し泣きしちゃいそう。]
…鎖、あるなら。つけて欲しいな。
[そう言って、上目遣いで信至くんの瞳を見つめた*]
−ナレーション−
様々な出会いがあった。
楽しい、そしてちょっぴり切ない高校生活。
────いつかはそれも終わりがくる。
でも、その終わりは、また次の始まりに続いていく─────
[教頭の開会の辞で卒業式が開始される]
校長の挨拶 1分(恒例)
PTA会長の挨拶88分
来賓1の挨拶48分
来賓2の挨拶86分
在校生代表の送辞22分
はい。
[教頭先生の言葉に応えて、返事をすると壇上にあがる。
来賓の方を見る目に、もう迷いは無かった。
一礼し、先生方、国旗と校旗にも礼をすると前を向いた。
今日で最後となるこの学校に、言葉を紡ぐ。]
寒さも和らぎ、柔らかな日差しに春の訪れを感じる感じる季節となりました。
この良き日に、私達のために盛大な卒業式を開いてくださり、誠にありがとうございます。
先生方をはじめ、たくさんのご来賓、ご父兄の皆様にご臨席いただき、卒業出来る事を、卒業生一同を代表し、厚く御礼申し上げます。
思い返せば、入学から仲間と共に歩んだ3年間は本当にあっという間でした。
3年前の入学式が、今もまるで昨日の事のように、まざまざと思い出せます。
あの時この壇上に立った我らが友人は、『子ども社会と大人社会の乖離に苦しむ』>>0:769時、見守り、手を差し伸べて欲しいと語って居ました。
私自身、入学した当初は、まさにそうした乖離に苦しんでいた時期だったと思います。
そんな時手を差し伸べてくれた、副担任の先生がいました。
当時の私は、先生の気持ち等顧みる事の出来ない子どもでしたが、あの時頂いた、『三年間頑張ってみる事。なにかつかめるものがある。それだけは保障する。』>>0:861そんな不確かな言葉に不思議な説得力を感じました。
こうして卒業を迎えるにあたって、あの時の先生の言葉に、間違いはなかったと、心から感謝する事が出来ます。三年間の月日を経て、初めて先生の言葉が胸に届いた思いです。
支え合い、笑いあえる、仲間がいました。
共に勉学に励み、切磋琢磨出来るライバルがいました。
大切な人に、出会うことが出来ました。
文化祭での馬鹿騒ぎは、思い出すだけで、今も笑顔が零れます。
神楼学園で過ごした日々は、確かに私の中の誇りとなる日々でした。
この学園を巣立つにあたり、私達も先生や諸先輩方と同じ、神楼学園の卒業生となります。これからは先生方の庇護の元を離れ、自らの意思で歩んで行く事になります。困難もあるでしょうが、決して腐る事無く、立ち向かっていきたいと思います。どうか私達の決意を迎え入れてください。そして変わらぬご指導をお願い致します。
在校生の皆さん。学生生活を楽しんでください。
皆さんが心から楽しんだ思い出が、この学園を作っていくのだと思います。
神楼学園がこれからも素晴らしい歴史を刻んでゆかれますことをお祈りして、答辞とさせていただきます。
令和元年 卒業生代表 脇坂 余一
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