人狼物語(瓜科国)


188 和風伝奇遊劇「鬼首の里」


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遺言メモが残されています。


武士の娘 紗都 は 私奴 とら に投票した。
名主の末子 成親 は 私奴 とら に投票した。
舞姫 梨枝 は 私奴 とら に投票した。
私奴 とら は 隠遁僧 蓬同 に投票した。
隠遁僧 蓬同 は 私奴 とら に投票した。
旅装束 風華 は 私奴 とら に投票した。

私奴 とら は村人達の手により処刑された。


次の日の朝、隠遁僧 蓬同 が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、武士の娘 紗都、名主の末子 成親、舞姫 梨枝、旅装束 風華 の 4 名。


舞姫 梨枝

[娘は胸を押さえて、身を二つに折り、叫んだ。]

 止めて、止めて下さい、
 哀しみを、止めて、

( 0 ) 2008/07/08(火) 00:02:34

武士の娘 紗都

[成親の叫びにも近い声は、耳に届いていた]

 鬼を退治するまでは、幾らでも死人が出るわ。
 これ以上、死人を出したくなければ、鬼を退治するしかないの。

[とらを視界に留めたまま、成親に答える。
 そして、とらが手にしていた包丁を床に落とすのを見れば、その隙に一気に間合いを詰める]

 これで…終わるわ……!!

[振りかざしていた刀を、とらの首筋に近づければ、一気に横へ振るう。
 気のせいだろうか。
 とらは、自ら刀の方へ身を走らせたような……。
 肉と骨を貫く感触、それは刀以上に重く、手にその振動が伝わってくる]

( 1 ) 2008/07/08(火) 00:03:28

武士の娘 紗都

[床に転がるとらの首に視線を落とす。
 その表情は、玄佐のものとは違って、哀しみにの中に穏やかさが混じっていた。
 まるで、こうなる事を望んでいたようにも感じられた]

 どうして……
 どうして、そんな顔を……

[小さく、震える声で呟く。
 そして、力抜けたように、床へと座り込んだ]

( 2 ) 2008/07/08(火) 00:08:13

舞姫 梨枝

[ 紗都の持つ鬼切りの太刀がとらの身体を貫いた刹那、]

 あ……!

[と叫び、娘の身体もまたくずおれた。]

( 3 ) 2008/07/08(火) 00:08:58

武士の娘 紗都、メモを貼った。 メモ

( A0 ) 2008/07/08(火) 00:10:42

名主の末子 成親

[からん、ととらの手から包丁が落ちる]
[これで、おさまるのかと思った、その瞬間]
[紗都が刀を振ろうと腕に力を込めるのがわかった]

 あ…!だ、だめだ…っ!!
 紗都!!!

[声を上げたときには、とらの首が宙に舞った]

 そ…んな!!

[先刻まで自分が纏っていた衾の上に、とらの首が落ちる]

 なんて…なんてこと…

( 4 ) 2008/07/08(火) 00:10:55

名主の末子 成親、メモを貼った。 メモ

( A1 ) 2008/07/08(火) 00:13:25

舞姫 梨枝

[ 床に倒れた娘の首のぐるりには、赤い筋が浮き出ていた。
 丁度とらの、落とされた首の切り口と同じ位置に、くっきりと……]

( 5 ) 2008/07/08(火) 00:15:10

名主の末子 成親

[小袖姿のままばたばたととらの首へ駆け寄る]
[とらの最期の表情からは鬼のような怨念は感じ取れなかった]

 なぜ、あんなことをしたのですか…貴方は。

[みるみるうちに血で赤く染まる衾ごととらの首を抱く]
[驚くくらい穏やかなとらの顔の上に落ちる涙]
[とうに枯れ果てたと思っていたが…]

( 6 ) 2008/07/08(火) 00:21:08

武士の娘 紗都

[乱れた息が、落ち着く事はなく。
 ただ、自分のした事が正しかったのかを問い続ける]

 『これで、良かったのよ…。とらは、鬼よ……。
 でも、どうしてとらは……。』

[包丁を捨て、自ら斬られようとしたとら。
 とらが鬼ならば、何故死を受け入れたのだろうか。
 いつしか刀を落とした両手をみつめる。
 かなりの力で握っていたからだろうか。それとも……。
 手は汗ばみ、小さく震えていた]

( 7 ) 2008/07/08(火) 00:22:13

名主の末子 成親

[ぎゅう、と強くとらの首を抱え込むように抱く]
[しばらくそのままでいたかと思うと抱く力を弱めて上体を上げる]

[荒い息を繰り返す紗都]
[倒れこんだりえ…]
[はっとしてとらの首をそっと床に置き、二人の方へ向かう]

[紗都は意識があるようだったが、りえは意識があるか定かではなかった]

 りえさん?!
 だいじょうぶ、ですか?

[側に行くとその首に赤い筋が浮かんでいるのが見えた]

 まるで、首を…

[それも、黄泉路映しであるが故のものなのだろうか]

( 8 ) 2008/07/08(火) 00:30:26

名主の末子 成親

[とらは、鬼よ…と紗都の声が聞こえ、そちらを振り向いた]

 …なぜ、とらさんが鬼だと?

[自分には何も感じなかった。とらが鬼と言ったこともない]
[ならば、紗都はなぜとらを鬼と思い至ったのだろう?]

[りえの首の跡を見ながら、紗都に問う]

( 9 ) 2008/07/08(火) 00:33:03

舞姫 梨枝

『哀しみが満ちてゆく』

[ 閉ざされた両の目蓋から涙の滴が流れ落ち、ふたすじの流れを作った。]

( 10 ) 2008/07/08(火) 00:35:02

武士の娘 紗都

[成親が、床に転がるとらの首へと駆け寄れば、衾ごとそれを抱く。
 小さく身体を震わし、瞳からは涙が零れているようだった]

 『何故、泣くのよ……。』

[まるで、自分が成親を哀しませているような、そんな気分になり、これ以上泣いている成親を見る事ができず、震える身体を起しては、堂の外へと走り去ろうと]

 井戸のところで聞いたのよ。
 鬼狩りの一族が滅んでしまえばいいって…
 鬼でなければ、そんな事思わないでしょう…?

[成親に問われれば、俯いたまま答える。
 そして、一人堂の外へと出て行った]

( 11 ) 2008/07/08(火) 00:37:36

舞姫 梨枝、メモを貼った。 メモ

( A2 ) 2008/07/08(火) 00:39:31

名主の末子 成親

[りえの目からこぼれる涙に自分も目を伏せた]
[しかし背後で紗都が立ち上げる気配を感じてまたも振り返る]

[紗都が堂を出て行く前に言う言葉に唖然としながら]

 貴女を責めるつもりは…ないのですよ?
 それを聞いたなら…私も疑ってしまったかもしれません。

[出て行った紗都を追うように堂の階段を降りた]
[しかし、そこから先は進むことができず、肩を落とす]

 紗都さん…!
 戻ってくるのです…!

[暗闇に向かって呼びかける]

 まだ、まだ鬼は…

[多分、居るのだから…]

( 12 ) 2008/07/08(火) 00:48:18


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生存者 (4)

武士の娘 紗都
13回 残2376pt 飴飴
名主の末子 成親
24回 残1902pt 飴飴
舞姫 梨枝
27回 残2132pt 飴飴
旅装束 風華
7回 残2780pt 飴飴

犠牲者 (2)

自警団長 アーヴァイン (2d)
隠遁僧 蓬同 (4d)

処刑者 (2)

無頼漢 玄佐 (3d)
私奴 とら (4d)

突然死者 (0)

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