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「随分大人しいじゃねーか、『死神』」
逃げる必要性が無いからさ。
私はもう、暗殺業は出来ない。
「はぁ?」
あれだけ強い【敵意】を受けてしまったら、もはや他の敵意では満足出来ない。
私が求めるものは、もうここにはないのだよ。
[その言葉を理解出来る者はその場にいたか。
トレインは既にどこかへ飛ばされた後。
優雅に佇むように、『死神』は檻の中に在る*]
……リル。
[リルの声がすれば、リルをゆっくりと見る。
状況はセーガが説明していた。]
…セーガ…
[そうして、ヴェスを見る。
声は、ほとんど出ず。絞り出すように]
俺は、こいつに、生きてて欲しい。
[だから、助けてくれと。*]
体内から……セーガの力での解除は無理なのね?
[セーガの返答>>140を聞いて、一つ確認を向けて。
スティーブの望み>>144を聞けば、力強く頷いた]
分かってるよ。
内側から活性化させてみる。
[ヴェスを挟んでスティーブの反対側に膝を突き、スティーブが抱え起こした状態のままヴェスに左手を触れた。
手を置くのは心臓の上、命の源がある場所。
治癒の力を向ければ、手が触れている箇所の内側が徐々に温まっていく。
心臓を温め活動の補助を行い、巡る血液によって凍結を緩和させようと巡らせた。
更に治癒の力を体内外の凍傷に対して施していく。
体内に作用する形の治癒は実のところ外傷を治すよりも神経を使う。
重要な器官が多く、下手に作用すれば思いがけない副作用に繋がる可能性があるからだ。
それが起きないよう、慎重に、慎重に治癒を施していく。
連続した能力行使なのもあり、額には珠の様な汗が浮かんでいた*]
…出来ない、俺の力は、凍らせる、だけ。
水を氷には、できる、けど、
氷を、水にはでき、ない。
[確認され、セーガは首を横に振る。>>145
セーガの能力は液体の形質を変えるものではなく、『止める力』である。リルが治療を始めたならば、後ろに下がってスティーブとリル…そして周囲を見渡すだろう。今自分に出来ることは何も無い]
…タリアは…どこへ…ヴェスと一緒、と、思ったのに…
[気にかけるのはタリアのことと…]
………ぁ…
[一度は燃えた植物達。エーディの能力で一部は再成長しているが>>102>>104、それがエーディの力だとは青年は気づいていない]
………、ごめん、ね。
[植物は、燃やしたら燃える。 氷に晒したら枯れる。
そのくらいのことは理解している。セーガは植物に触れないまま、そう呟いて…タリアの姿を探して周囲を見渡すだろう*]
[拒絶するよう目を閉じる>>123]
(きらいだ
(でもこれでしねる
(ころされたかったけど、これでいい)
[凍結の作用は、一度はセーガを留めることは出来たもの>>136の、力抜けセーガは身を再度自由にしただろう]
[意識は微睡み、鈍く────]
[それは仮死や低体温の類だったかもしれないけれど]
[膝乗せられるようにか抱き起こされて>>141も反応は無い。
触れる指の先は霜ついていた]
[やがてリル>>145が治癒を施し始める]
[時間をかけての治癒。
温めた血液を巡らせることで徐々に冷えた身体は体温を戻していく。
やがて危機を脱するまで回復したが、ヴェスが目覚める気配は無かった>>150]
……とりあえず、これで良いと思う。
後は目覚めるかどうか…こればっかりはアタシの力では促せない。
[ヴェスの胸から左手を離し、額の汗を手の甲で拭う。
能力の連続行使でだいぶ疲労が蓄積していた。
そのため、右腕は治癒せずにだらりと下がったまま*]
生まれた、という言い方が正しいかはわからないけれど、存在の話だよ。
[ゲイルの問い>>139には壊れかかった右手を撫でながら返す。]
思うんだよ、彼女らと俺ちゃんたちの違いって何かって。
[おもむろに空を見上げる。ドームの真上に座する月はいつもより白く輝いて見えた。]
アンドンジェリン融合反応によるエネルギー>>2:41が好物なんだと。
[独り言のように呟くと小さく笑った。]
ひょっとすると実はあんまり変わらないんじゃないのかなって。
[いつからか感じている機械への強い感情の源泉はいずこか。]
── 早朝の話・治癒師の家 ──
『今日も殆ど目が痛んでませんね。
それに、少しはマシになりましたか?』
[早朝訪れた個人医>>0:119は、患者の細々な要望や患者のプライベートに特に配慮した、フリーランス向けと言える治癒師の家だ。
市井の治癒能力者の癖に異能の底は見えない程度の、紛うこと無き腕の良さ]
クソが…… 藪。
気持ち悪いだけだ。
『それでも、数ヶ月前に比べれば随分と良くなりました。
君が紹介した探偵君より治癒見込みは無いと思っていましたが、診察の度の精神影響系の走査をかけられても自死反応もほんの少〜しだけ軽くなりました。
偉い偉い』
言い方に吐きそうだわ。
気持ち悪い。
[若干以上の苛立ちを覚え、口にする]
[治癒師はそんな患者の反応を気に留めず話を変えるように]
『前々から思っていたのですが、ヴェス君。
君は、転移系以外の異能もあるんじゃないですか』
は?
チッ、……ねぇよ。
『そうです?
しかしそうで無ければ、他人からの精神影響系を隔絶して自死という特定行動には向かない。
君に頼まれて、前に精神系異能を受けてしまうと自死を行ってしまう際には、弾の入っていない銃を使うという行動を埋め込めましたが、それはかなり困難でした』
…………
『ヴェス君のそれは、精神状態を拘束し続けるマインドブロックみたいなものです。
遠隔移動能力にも前と変化が出ているようですから、治癒師としては、今度どこかで異能の検査を受けるのをお勧めします。
流石にここでは大掛かりで精密な検査は出来ません』
── 早朝の話・治癒師の家 ──
あっても意味無いだろ。
……フン。
一応考えとく。
あまり、迷惑は掛けたくないからな。
『……驚いた。
まさかヴェス君からそんな言葉が出るとは』
藪にじゃねえよ。
阿呆らし……
今日の料金。
じゃあな。
[キャッシュで治療費を支払い、そうして治癒師の家を後にした*]
[リルによる治療が始まる。
時間をかけて、その間、男はヴェスを離すことはなく、
徐々に体温は戻る。しかし、ヴェスが目を覚ます気配はなく。]
……
[息を吐く。それはまだ安堵のものではなく、
詰まっていたものを吐き出すように。]
……ん。
ありがと、な。
[男は、そう言って、リルに笑みを向ける。しかし、その目には、心配の色は、浮かんだままだろう。]
……腕。大丈夫か?
[もし、弾の存在が視界に確認出来るのであれば、
それを取り除くことはできるだろう*]
[そこには碧(あお)い眸の女がひとり立っていた。
街灯がなけなしの光>>37を闇夜の公園に投げかけ、それは薄く青白い光となっていた。
影は薄蒼く。
女が纏う服は、薄汚れた白の布とも、クラシカルな古風の白のドレスとも、見る人と見る身分により見え方は種々に変わるもの。
口を閉じ楚々に立ち、人々は女を意識することはない。
気に留めることも無い、そんな存在。
けれども、ある者は気づき、
ある者は何となく気になるだろう。]
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