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― アイスを食べよう!>>322 ―
新製品の……花の香りがするアイス?
気になるねこれ。買おう。
あとはバニラとそこのレモンケーキ風アイスで、三段ね。
[ちなみに新製品の花の香りがするアイスはちょっとお高かったが、
悪びれもせずに選んでいた。そんな感じの約束だったし]
変わった……こと?
んー、あ、そうだ、スラムにいる機械いじりの好きな子がさ、
踊る花のロボを造ってたんだけどこの前ついに完成したんだ!
それがまたすっごくテンション高くてさ……!
[ロボのテンションのみならず完成度は高く楽しいひと時は過ごせた。
なおそれを造った少年――ジーマだが、
騒動の折には結局ずっとドームの外でデカい機械生命体と特殊チームのバトルを観戦していたという]
ま、そんくらいかな。あとはいつも通り。
[応えて、一番上にある新製品のアイスに顔を寄せる。
それは春と呼ばれる季節の花の香りがしていた*]
─ 後日atスティ ─
スティ?
珍しいな、アンタが訪ねて来るなんて。
[頼みがある、と>>325。
前置く様子に目を瞠った後に一度瞬いた]
なんだ、頼みって。
[問うて、続く言葉を待つ]
[少しの間の後、発されたのは5年前のこと>>327。
リルは静かにスティーブの言葉を聞く。
本当は知りたかった、と。
目を逸らして、もう一度こちらを見るスティーブを見返した後、すっと瞳を閉じた]
……………
やっとかよ。
ようやく口に出したな。
[ふ、と口端を持ち上げ、瞳を開く。
いつもより穏やかな表情は安堵の色を示していた]
分かった。
どこまで遡れるか分かんねぇが、やってみる。
直ぐには結果出ないからな。
気長に待ってくれ。
[真実を求めるなら、自分はその手《願い》を掴み導こう*]
── 更に後日・異能検査話? ──
『サイオニック由来かもしれないね』
は……あ……?
『だから、空間系基因だけの能力じゃないということ』
『それと普通ね、視界内だけのものを他の場所に転移するとしても、知らない場所でも図面があれば転移出来るなんて、他の異能複合状態だからね?』
『他に、行った事も無い場所も映像で見えるとか無いからね? 遠視で見えない区域も見えるなら、少し自分の異能疑おうね?』
…………マジか… おかしいとは思ってた
『他は、ちょっと特殊な傾向が出てるね』
『もう少し時間を掛けて専門系機関で検査した方がいいよ』
マジか。
『付き合い方を間違えると不味いかもしれない』
『誰かに何か言われて無いかい? 何か安全装置的なもの付けた方が場合によってはいいかもしれないな』
マジ……
[その後、暫く真顔で延々と検査話を聞き続けるのだった**]
[やっとかよ、とそう言われれば、]
……うっせ。
[男はそう零し、
その穏やかな表情には安堵。
逆に男は、少し、むすっとしたような。]
待たせて悪かったよ。
[はぁ、と溜息をついて。
それは、今まで胸に詰めていたものを吐き出したかのようなもの。]
─ アイスを食べよう!>>328>>329 ─
また変わったもんが出てるな…。
[花の香りがするアイス。美味しいのだろうか。
お高めな金額は然して気にすることはなく支払い、アイスを食べながら近況を語り合う]
へぇ、踊る花のロボか。
子供らにウケそうだな。
本物の花も良いが、そう言うのが増えていっても楽しいかもな。
[楽しかったらしいことはエーディの言葉から伝わってくる。
機械とは何でも再現出来るのだろうか。
そんなことをふと思ってしまった]
そうか、いつも通り。
それに越したことは無いな。
[災害の後、日常が戻ったことの一つの示唆になったように思えた*]
いいよ。
とことんやってくれ。
[そういって、頭を掻き、リルを見て、]
待つのは得意だしな。
[そう言って少しだけ苦笑する。
待ちすぎて、失いかけた。
だから、失う前にもう一度掴む。]
……手。
[自らの手を差し出して、
リルが手を伸ばしてくれるなら、
その手を男は、掴むだろう**]
【 月からの異邦者事件 】
cast
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Seiga
Lalacia
Steve
doron
Ves Starsinger
kkr
Death/Gale=Kreuz
rokoa
Edi
Akatsuki-sm
Train Jetship
pontaro
Ril=Colen
rokoan
Machins From Moon
-Ignatius Antler/Alchemist
-Natalie Puja/kkr_2ID
Wacher
-Rosalind Revival
NPC
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
P13-Doom citizens ALL MEMBER
Shaun ALL MEMBER/dammy
[エーディはオカルトの類を信じてはいない。
スラムの七不思議も小耳には挟みつつ鵜呑みにはしなかったし、
(髪が伸びるアンドロイドとかあれも異能のせいじゃないのか)
ましてや幽霊なんているわけないじゃないかと思っていたクチだった]
はあ? 花畑で幽霊を見た?
[何年か前、スラムの子のひとりがそんなことを言って泣きついてきたことがあった。
風もないのに花が揺れたとかぼんやりとした人影が立っていたとか]
いや。ない。ないから。
[頑なにないない言ってたらこわがりーと言われてしまった。解せん]
[その―――日常に埋もれかけていた他愛もないことを思い出したのは、
いつも通り昨夜の花畑の光景を、植物に触れて観て取っていた時のこと。
相変わらず静かで猫一匹通ればいい方の花畑に、
漂うようにその人影は、いた。
最初はピントが合わなかった写真の被写体みたいにぼやけていたのに、
次第に輪郭がはっきりしてきて少女の姿をとる]
あ、……!
[声は出なかった。
ただ、その少女の兄から、ふとしたきっかけで彼女が死んだことを聞かされた時より、
胸の潰れる思いがした。喪失が実感をともなってやってきていた]
── 更々に後日 ──
[セーガと食事をする時もありつつ、P13ドームでの日常は過ぎてゆくか。。
しかしそのうち、以前よりもひとつ特筆して変わった事があったとするならば]
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