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[タリアのそれ>>62は信号を発信した等ではなく。
単なる手の動きでしか無い]
[全てはあの時>>0:290、計算し終えていた。
タリアがドームに到達する概算、ドーム到着後どれくらいの時間が経過した後に、残骸に擬装した兵器を稼働させるかを、セットしておいたに過ぎない]
[無表情で立つ青年の姿を見て、それがセーガと認識すれば、
ならば、その傍にいる子供はといえば、答えはたどり着く。
セーガが拾ったという、情報源である子供。
イギーって誰よと、反応を示されれば、はっとして。
そういえば、子供とだけで、それ以外の"情報源"に対する情報。
特徴などを、聞いてないことに気付く。]
……
[そういうの、多いよな。と、自分に突っ込みつつ、]
……"情報源"とでもいいますかね。
[どうやら、相手もその話を知っているらしい。
と、おそらく同時。視界の端に人影が映る。]
…だな。
[もっと話しやすいところ。そう言われれば、
そう答え。連れられるまま、歩きだし、ついたのは、
アイス屋。]
ー 下層区域 商店街 ー
[目を閉じて、リルやトレインの様子を見ている。見ている、というか聞いている。テンションの上がったトレインの声に>>63、薄く目を開ける。 膝をついて笑っている。]
………、『にぃ』…、と…ちがうな。
[ゲラゲラと笑っているトレインを見つめていると……]
………?
[どこか遠くから、なにかが聞こえてきたような気がした>>#0>>#1>>#2。]
[それは風の知らせ、遥か遠くの喧騒は、騒がしいドームの中まで届くはずがないのに、あまりの規模のパニックに微かながらもドームの中に異常を知らせた。]
[…青年は、それを気のせいだと言いたげな顔をしていたが*]
─ 下層・商店街付近 ─
[トレインとの会話は、トレイン>>63の大爆笑で幕を閉じた。
イグナティウスは動いてこそ無かったが、トレインが膝を付き大爆笑すれば、頭の毛がぴこぴこした。ぴこぴこ]
《.私も、何時も君達のことを知る度に新鮮になれる.》
《..》
[すっきりした顔へとイグナティウスも顔を向けた]
《その時を待っている》
[念動力による拘束が解かれていたなら、ぴょんぴょんぴょん!と跳ねながら。
解かれていないなら、トレインに手をぶんぶんとされる握手だっても、交わしただろう*]
── 下層区域・公園 ──
タリア……
[束の間、目を細めて。
舌に馴染ませるように呟く]
…………
[視線を落として。
ゲイル>>64を、ふ、と見た後、タリアの手>>65を握った。
不安と陶酔と、何処か夢見心地のようだったか]
[公園を出ると、やがて幾つかの下層の道を横切り、大通りの方へと向かう。
下層の道を横切った際には、男とタリアの姿も、誰かにちらりと見かけられたかもしれない]
(そう……だ……
似てるんだ。
似てる。
あの日の、熱い日に見た、機械生命体の眼と……
怖いのはそれだけ。
なら、大丈夫だ……)
[無意識の中のもの>>1:24に気付き、それをようやくのひとつの答えとする*]
[新しい情報というリルの言葉>>54には、にやにやと笑う。]
へへへ、新しい世界ってやつが少し見えたよ。
[当初の思惑とは外れたが、やけに満足げな顔をしている。]
あー、あとあれだ。
とりあえずイギーはこれ以上追っかけなくていいかも。
やっぱりもう一体をどうにかして見つけてぶん殴るしかないねー。
[男の表情はいつものヘラヘラした笑いから、どこか緊張を楽しむ笑顔へと表情を変えている。]
─ 下層区域・商店街 ─
[イギーと会話するトレインは楽しそうだ>>63。
良く分からないが満足したらしい]
それはそれは。
[新しい世界、との言葉>>77にはやや呆れた声が乗る]
もう一体の方を、か。
どこにいるのかね。
[その情報は未だ入ってきていない]
[そんな会話の最中、部下から端末で連絡が入る]
「リル嬢、今ゲートにいるんだが。
ドームの外ででかい爆発が起きたようだ。
ゲートからも見えるレベルだから、相当でかいぞ」
はぁ!? 場所は!?
「方向としては例の落下現場の方だな」
マジか、あそこには野次馬も行ってたんだろ…!
「詳しい状況はまだ分からん。
現場にいる連中と連絡取ってみる」
頼むよ。
[通信はそこで切れる。
端末を介してのものであるため、その場にいる者にも会話は聞こえたことだろう]
[立て続けに別の部下からも通信が入る]
「隊長、『死神』がまた書き込みしてるぜ!」
なんつータイミングだ。
内容は?
「今転送する。
本部でも見つけてたら、解析してるんじゃねーかな」
そうね、あっちにも連絡しておくわ。
[通信が切れ、部下から『死神』のメッセージ>>49がデータとして送られてきた。
解析する知識や技能は無いため、後に本部から情報が流れてくることになる]
[エーディの様子は……じゅうぶん、落ち着いているという範疇に入っている。
現状を悲観してヤケになってアイスを買い求めているようには見えないだろう]
……あんたも並べば?
お世辞でなく美味しいからね、ここのアイスは。
[で、その落ち着いたままの表情と声音で、さらっとそんなことを言ってくるのだった*]
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