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村の設定が変更されました。
ー翌日 スラム街にてー
[昨晩はあのあと、待っていた母親が男を睨み付けたあと、リリーを引っ張って帰っていった。最初はスラムや下層を嫌っているようだったが、今は男のことを単純に良く思ってないのだろう。
そして、夜は明け、]
結婚…?って、
スラムの?
[男の店は同じ場所にはいない。だから、場所も変われば客も変わるのだが、"お得意様"もそれなりにいる。
目の前の男は、たびたび女に入れ込んでいる。安価で価値のあるものを。そう目論んでスラムで購入することが多い。]
確かに、俺んとこは安いですよ。
価値があっても、売れなきゃ意味ねぇですし。
[営業スマイル。その裏側は、男は宝石など高いも安いも分かりはしない。ちなみに、出所も分かったもんではない。]
[さて、今回、客の男が貢いでいるのは、上層でも中層でもなく、スラムの女だと言う。
とにかく器量が良く、いままで以上に入れ込んで、そして結婚を申し込もうというを決意したという。]
そりゃ、めでたい。
おめでとうござ、い…
[その女性がどれほど魅力的かを語る客の男。それを聞いていれば、少し、思い当たる人物あり。つ、と男の視線は斜め上に向かう。]
……あー…はい。
これは、やめたほういいですね。
ちょいと、いわくつきでしてね。
なんでも、贈るとこっぴどく振られるとか。
[客の男はそれを聞き、慌てて別のものを選びそれを買っていった。]
[男が去ったあと、チャリとそれを持ち上げて、]
これ置いてったの本人だしな。
[終わった男がくれたやつだからいらないと、売て言った女性を思い出して、苦笑いを浮かべる。
確かに器量はよいが、それを武器に生き抜いてる女だ。
それなりの仲であったこともあるが、それは利害が一致したというだけということであり、互いに本気であったわけではない。]
…で、
[向ける目線は、順番待ちをしている、子供たちへ]
お前ら、客いるときは、
待ってんなっていってんだろ。
[そういって、向き直り]
今日は、どういった品をお持ちで?**
ー 下層区域 スラム街近く ー
[少しだけ下の方を見ながら道を歩く。人の顔を見るのは少しだけ苦手だった。
凍結能力は人にも作用することがあるし、何より表情が変わらないので『何ガンたれてんだワレェ』とスラムのゴロツキや、下層の屈強な男達に喧嘩を売られることもしばしばあるためである。本人にその気がなくとも彼の暮らす場所はそういうところだった]
[どこか遠くで喧騒が聞こえる。誰かが何かの能力を駆使して生活する。誰かが能力で何かしらの騒動を起こす。そんな事が日常茶飯事なのがこの街だ]
ーーー・・・ーーー・・・。
[息を吸って、吐く。 少しだけ前を見る。
道行く人々の後ろ髪を少し眺めてまた視線を落とした。]
[ふとキャイキャイとはしゃぐ声がどこか近くから聞こえてくる。 少し周囲を見渡すと、そこはスラム街に続く路地裏でその先で金髪の男が子供を相手に何かしているのが見える。>>31]
ーーー…ーーーあれ、は…。
[何でも屋スティーブ、名前くらいは噂で耳にする。
というか、スラムに荷物を運送する時に何度かすれ違うくらいする。ちなみにそんなところに何が運送されたかは知ったことではない]
ーーー・・・・・・ーーー…!
[ふと、子供のひとりが抱えているものに目がいく。
壊れた鳥かごだ、何本か鉄棒が外れている。]
ーーーー……。
[あれ、買えたら丁度いいだろうな]
[そんなことを考えて、少し眺めて……]
『冷たっ!!!』 [ガシャン!!!]
[鳥かごを持っていた子が、突然慌てたように叫び鳥かごを落とした。鳥かごにはうっすら霜がついていたかもしれない。]
ーーー・・・!
[視線を逸らす。 何だったのだろうと子供たちが騒ぐ声がするだろう。]
[無表情のまま視線だけ落とし、しばらく路地裏近くを行ったり来たりして子供たちがいなくなったか確認していることだろう**]
……何、持ってんの?
[さて、何人かとのやりとり。そのうち一人、後ろに何か隠してるのを見て、尋ねる。
そう言えば、悩んで、その子供は差し出して来たのは銃。]
……
[パンっと、銃声。それは実際聞こえるものではなく、男の頭のなかで響くもの。二発の銃声。幻聴だ。
妹を殺しただろう、聞いていないはずの銃声。
そして、もう1つ。大切な者を殺すかもしれない、銃声。
三ヶ月前から聞こえ始めたが、驚きはしないし、どうしてこうなっているかも、どうやったら聞こえなくなるかも理解している。]
はい、没収ー。
あぶねぇって、言ってんのに。
[そう言えば、バラっとその場で瞬時に分解してしまう。
軽く特技ではあるのだが、それを見る子供の目が輝いているあたり、もしかしたら、これを見たくて持ってきたのかもしれない、と。]
[と、突然に、一人が声をあげガシャンと持っていたものを落す。>>34]
…!?おいおい、どうした!?
[はっとして、その子供を見たが、特に怪我などはしていない様子。
ただ、鳥かごを落した。それだけのようだが。]
『なんか、急に冷たくなった!』
[そういって、落した鳥かごをじぃっと見つめ、
そこらへんで拾った棒で、突いている。]
……?
[そして、男は気付く。
その鳥かごにうっすらと霜がついていることに。]
[ひょいっと、男はそれを拾って、]
うわ、まじで冷たっ…!!
[その冷たさに、やはり驚きつつも、ちらりと見やるのは路地裏の方。
行ったり来たり、そんな姿が確認できるだろうか。>>34]
これで最後か?
んじゃ、ほら、遊んでこい。
『えー!!』『直すの見たい!』
はいはい、それはまた今度な。
客来てんだよ。
[そういって、子供たちを解散させ、
いなくなれば、路地裏の方へまた視線を向ける。
まだ、そこにその人物はいただろうか。]
[ちなみに昨晩、外にいたことを彼が目撃していたことには、
男は気付いていないだろう。
しかし、『背が低い』それに関しては、
『もっと伸びる予定だったんだよ!』とだけ。**]
[……そういえば、この姿どこかで見たような。
背格好をなんとなく思い出す彼は、そういえば昨日、ゲートの向こうで見かけた子供に向かっていく人間の姿が丁度このくらいだったようなと思い出す。]
[保護者がいるならまあいいかと、スルーして仕事に行った訳だが]
ーーー……。
『セーガ、母さん頑張るからね』
[保護者という言葉に、9年前に死んだ母のことを思い出した。]
ーーー・・・・・・。
[何かを考えるように黙り、スティーブの返答を待っているだろう**]
は?あ?どれ…、
[近寄ってきても、彼は男の顔を見ないままに、
そして、尋ねられた言葉に尋ね返そうとし、]
って、冷たっ!
[また、冷たくなった鳥かごから一度手を離し、危うく落としそうになったが、
地面ギリギリ、鳥かご上の取ってを掴めば、落すことはせず。]
これですか?
[屈んだ姿勢で、そう聞いて、チラリとその顔を見れば覗き込むような形にでもなるか。
そうでなくとも、それはたまたまそうなっただけで、別段顔を覗き込むための行動ではない。
すぐに姿勢は戻し、少し考え、]
んー…このままなら、1000。
修理すんなら……2、いや…3000?
なんか、要望あれば追加料金でつけますよ。
[鳥かごを冷たくしているのが、男の異能であるだろうことは、さすがに気付き、それと同時、彼がたまにすれ違う人物であることにも気付く。
どーも、と挨拶くらいはしたこともあるかもしれないが、話しかけられなければ、特に話すこともなかっただろう。]
どうします?
こんくらいなら、修理もすぐ終わりますよ。
[そう聞けば、彼はなんと答えたか。
何かを考えているような様子は見受けられても、
その内心は分かるはずもなく、返答を待っているのだろうくらいにしか、今は思わなかっただろう。**]
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