烏丸(からすまる)

代々名前と共に継がれる花盗人の末裔。その性質上、花守人の一族とは犬猿の仲とされている。
千代とは幼馴染ではあるがお互い家業を継いだ身となってしまったため、複雑な思いを抱いている。
右目の眼帯は、千代がいない間にとある事情により付けることになった。

調(しらべ)

人見知りな性格。
祭りでは女児不足の稚児行列で女方の役をつとめる為、人前では女の子として振る舞うよう躾けられている。
双子のように育った朱の前だけでは本来の話し方をする。