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次の日の朝、聞き手 アーネスト が無残な姿で発見された。
事件群の裏側にひっそりと横たわる事件。
それに気づき始めるのは、何時になるか。
現在の生存者は、マダム ローズ、夜行探偵 ユウヅキ、偵察 ソノラン、村の娘 エイミー、古文書収集家 アデル、無能 スティーブ、配達屋 ノエル、追う者 ヴェス の 8 名。
[――憤りを向ける相手が違うのは分かっていた。>>1:186
どうして助けてくれた人が“違う人”なのか、
そう思うことが相手にとっては理不尽の塊であるとも。
(相手が全く無関係であればなおのこと)
だが、何せ相手は“ここにいない”のだ。
ねじ切られた思いの行く先を知らず、ただ気分の悪さだけが似ている相手に向けられる。
そんなことの繰り返しだった。
ようやっと正しく憤りを向けるべき相手をぶん殴ることができたのは、
あの“連続異能暴走事件”に首を突っ込んだ折のことだった。
その話をソノランにいちおーしといた方がいいか……と思い至った頃には、
既に彼は立ち去った後だった――というのはおまけの話*]
―― 電脳世界 ――
[バグ・シング?に潜り込むと、まずそのつぎはぎだらけの世界に驚いた。外側は一見きちりとできていたが、中身は違った。]
これは酷い……
[継ぎ目なく加工されたみた事もない美しい金属に、くず鉄が不格好に組み合わさっている。そんな空間の中を歩いていく。時々ぴしり、ぴしりと微弱な電流が走るのは回路が損傷しているからだろう。]
みつけた。
[機械のコア部分だろう。無理やりはめ込まれたような形の黒い蛇がいた。
情報を読み取れるだけ読み取って、蛇から離れる。
もう見るべき場所はないかと見回すと、奥の方に小さなヤドカリがうち捨てられているのを見つけた。]
これは?
[触れたとたん、圧倒的な情報量が娘になだれ込んでくる。]
……――!
[飛びのき、驚いて小さなヤドカリを眺める。
もう一度触れてみたい。とても処理しきれる気がしない。それでも。]
……。
[伸ばしかけた手を、ぎゅ、と握りしめた。]
……もどろ。
[欲しい情報は手に入れたのだから。]
―― ドーム外 バグ・シングの残骸 ――
……終わったわ。
[車の方へ振り向いた。]
この子を組み立てたのは
〈UROBOROS OVERDIVE〉ってとこね。
とてつもなく高度な技術を
稚拙な技術で無理やり組み合わせたみたい。
[もったいない、と機械の方を見る。]
さっきの調査団を襲うようプログラムされてた。
自動で動くようになってたけど、仕込まれてる命令は単純。
襲え、奪え。歯向かうものを排除せよ。
あの地点まで移動するためのデータはなかった。
ヴェスみたいな能力者がいたんじゃないかしら。
能力の余波をたどれる人がいるなら、
どこから飛んできたかわかるかも。
[ふぅ、とため息をつく。]
中にとてつもない情報量をもったパーツがあるわ。
きっと、この機械が最初に作られた時のコアね。
あんなAIがあるなんて。信じられない。
[少なくとも、手持ちの文献にはそんなAIを作ることは夢のまた夢だと書かれていた。]
あれだけは確保しないと不味そうね。
……通信端末って借りられたりする?
こんなの、さすがに特殊チームの人に連絡しないと。*
―― スラム街某所 ――
……ここか。
[依頼主に教えてもらった道順をたどった先、
そこは一見何の変哲もない壁だった。
だが、ノエルが触れると壁が消え、地階へと繋がる階段が現れた]
(隠蔽能力の類、か……)
[ペン型ライトの明かりを頼りに階段を降りていけば、今度は扉があった。
ノエルが前に立つとすんなりスライドしてくれた]
─ ゲート ─
[顛末を眺めていると、ゲートに留まっていた者達が機械生命体がどうなったかを気にし始めており、辺りに不安の色が立ち込めだした。
特殊チームの一員であるソノランが動かないのも理由の一つのよう]
あぁ、機械生命体はこっちに来ないみたいだから、大丈夫だよ。
[危険は去ったという形で伝えると、いくらか安堵の声が上がった。
だが調査隊の責任者は別の心配をしていたようで]
………スターシンガー?
あぁ、君の知り合い君か。
とりあえず車に乗ってた人達は無事のようだから、無事なんじゃない?
[エイミー以外の2人のどっちが知り合いなのか分からなかったが、全員無事のようなのでそう言っておいた。
幼い頃のヴェスの顔は知っていたが、名前も今の顔も知らないというオチ**]
── ドーム外・荒野 ──
頭脳集団(シンクタンク)系の方か。
ふぅん。
…………、なあ、センセ。
[ゆらりと車から離れ、エイミーに近づく。
端末を取り出し、エイミーに渡しながら、しかしその手首を掴んだ]
何か見て来たのか?
[逃げようとすれば、手首に力を籠めるつもりだ]
あんなAIとは何だ?
何を見て来た……
[間近で視線を合わせた。
もし、そこまで読めるマシン能力者がいたならば、都市の姿も変わっていたに違いないか**]
[扉の向こうには人影がひとつ、と、
クルマの座席になにかごちゃごちゃした機械をくっつけた感じの装置がひとつ]
『ようこそ』
[人影が告げる。
ボロでも何でもないローブに身を纏い、
男か女か判別がつきにくい中性的な声をしている]
……、ああ、来たぞ。
それが護衛してほしいものか?
『そうです』
何だコレは?
『端的に言いまして転移装置です。
……我らのアジトへと続く』
……アジト。
[人影が告げた言葉を復唱する]
一応隠蔽能力みたいなのはかけられてるみたいだが?
『ええ。しかし、警戒するに越したことはありますまい?
……貴女の働きに期待しますよ、ノエル・エヴァンス』
[笑ったんだろう。顔は隠れていても雰囲気でそう感じる。
あまりいい気分はしなくってふい、と視線を逸らしつつ]
………ああ。分かってる。
[低くひそめた声色で応じる**]
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