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── スラム・飯場 ──
[恐らく、男の端末を操作する苛立ちから来るものとスティーブの思う面倒臭さは似ていても違うだろう。
とはいえ、男の苛立ちは取り巻く物の全てに対して抱いている面もあるが]
…………あー、そうだったそうだった。
スティーブ、今日暇か?
[そっくりそのままと耳にして、男は声をあげる]
少し付き合えよ。
[そして、いい笑顔を浮かべる]
トばすなだって?
は〜〜〜、どうすっかな〜。
断るならトばしてやろうかな。
クソ不味い飯を奢ってくれた礼もまだしてねーし?
[目元に力を入れると、スティーブ周辺の空間が弛み湾曲する。
にィ、と口元を歪ませて笑い、しかし異能の発動をキャンセルした]
急げば間に合うだろうよ。
[親指の腹で目元を払う]
大体、俺はお前に尋ねごとをしようと思ってたのに、トばしちまったら話が出来ねーだろ。
はぁ。
地下組織の話が聞こえて来てないかどうかだ。
スラムの餓鬼共に限らず、ここでは、思わぬものを目に耳にしやすい。
…………数ヶ月単位、年単位の間隔で、誤認扱いにされているがバグ野郎共の目撃情報がドーム内で出ている。
["上"にはあがっているのかどうか。
男は地道に聞き込んできた話を口にする]
だが、ドームの住人がご存知の通り、機械生命体(バグ野郎)は騒ぎを起こさずには絶対にいられない。
・・・・・
いられない筈だ。
だから、ドーム内の目撃情報など、ありえない筈なんだ。
[口元を歪ませて笑う]
[管理の甘いシールド処理が施されていないバグ・シングの紛失といった話も仕入れているが、ここでは口にしなかった]
っつー訳で、スティーブ。
何か聞こえて来てないか。
[荷を手元でくるくると回す。
話が済むか、話ついでか。
ドーム外へと出発し始めた調査隊を追いかけるのは、このすぐ後だろう*]
―― 下層 ――
…………、前金がはずんでいる。
[端末でキャッシュの残高を確認しながら呟く。
素直に喜ぶよりも先に、
おいおいよくある前金の額より一桁多いぞ!? という驚きが先に来てしまっている。
もちろん報酬額は事前に聞いていたが、
こうして実際に振り込まれているのを見てしまうとなんというか、
ため息しか出てこない]
……、いやいやいやいや。
まずは報酬に見合う仕事をすることを考えるんだあたし。
[前金の使い方は重要である。
ノエルの場合武器を新調するのに使ったり、
依頼人や依頼内容について裏を取る際の調査費に使ったりする。
もっとも今回は調査にキャッシュを割く必要はなさそうだが。
というわけで。
指定時刻を迎えるまでの短い時間を有効に使うべく、
下層のある通りへと足を運んでいた。
ボロい屋台や露店のひしめく、ブラックマーケットと呼んで差し支えない場所。
前に【東洋会】の者から買ったサバイバルナイフはまだ十分使えるが、
手榴弾などの消耗品は切らしてしまっている。
それらを買っていく最中、]
……ふむ、ワイヤー射出機構付きグローブ、ねぇ。
[ノエルとしては珍しい武器がある、というだけの軽い気持ちで足を止めたのだが、
これを売っていた商人は相当商魂たくましいやつのようで。
「それに目をつけるとはお目が高い!」などと言いながら、
このグローブの機能についてまくし立てていく。
目を付けたとは一言も言ってないのだが]
…………、ちょ、わかったわかった。
そんなにおすすめって言うなら買うよ、買えばいいんだろう……?
[結局断り切れずにそのグローブを買ってしまうのだった**]
ううん、美味しいものは正義だなって。
[ごめんね、とユウヅキへ両手を合わせた。>>302あがった口端が戻り切らないのは許していただきたい。
さてコップを手にしたユウヅキは、繊細な手つきで水を操った。見ていればそれはみるみる形を変えて、一本の氷の棒ができる。]
すっごい、こんな事も出来たの?
動かすだけじゃないのね。
[棒を受け取り、明かりにかざせばキラキラと反射が美しい。ひんやりしたそれは不思議と握っても溶ける気配はなかった。
早速髪を一つに束ね、棒を刺したり絡めたりしながらまとめあげた。ユウヅキに髪の後ろ側を向けて]
どうかしら?
[と尋ねてみた。]
[教えてもらった連絡先はメモをしてポシェットに入れておく。
ポシェットの中には財布や身の回りのものの他に、端末が一台入っていた。3ヶ月前の事件の折、特殊チームのトレインからもらったエイミーの宝物だ。これには通信機能はなく、内蔵の文献を読むだけのものだ。]
ええ、気を付ける。
あなたもね?
[嵐を呼ぶ男が"波乱が来る"なんていうと、間違いなく来る気がする。まさか自分の運ぶ荷物が波乱の一端を担おうとしているとは思いもせずに、娘は笑った。]
お仕事中ありがとう、楽しかったわ。
[去っていくユウヅキを見送る。
そして、ハーブティと娘の皿は綺麗に空になっていた。]
……アデル、ソノラン、ご馳走様。
私もそろそろいかなくちゃ。
[アデルも一緒に来てくれるとの事で、彼女と席を立つ。]
それじゃあ、またあとで。
[椅子をしまいながらソノランに声をかける。
彼の隠された右眼は一度も見える事はなかった。何色をしているのだろうと想像する。]
(白銀だったりして。
――まさかね。)
[家で待つ人の瞳が思い出される。
同じように髪の奥に隠された、白銀の瞳。]*
―― 中層区域・アデルの家 ――
[カフェを出た後は台車を押しながら、他愛のない話をしてアデルの家までやってきた。コンテナの中身は相変わらずたまにガタピシと動いていたが、台車を押していれば揺れにまぎれてしまう。
すっかり中身の事を忘れたまま玄関の中に運び入れると額の汗をぬぐった。]
ふーぅ。
色々とお世話になったわ。
また落ち着いたら遊びにこさせて。
村の方にも、ぜひ。
[アデルのサインをもらえばもう一つの荷物を届けに移動する。]*
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