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[どこかで少女の嘆く声が聞こえる。
それはまるで音楽のよう。
声が、記憶が打ち寄せ返す。
私の失った記憶もこの波のどこかにあるのかもしれない。]
[記憶の自分は幾らか幼い。]
ままぁ……どうして、あたしを殺そうとしたの…?
なんで…なんで…?
パパのお薬……いらなかったの…?
[血塗れで頭が潰れている母親の肢体。
その後ろ、恐怖で顔を歪めている父親。]
……パパ、違うよ…。
あたし、『Masquerade』なんかじゃないよ……。
パパたちのこと…守ってあげてたんだよっ……。
[愛している、なんて嘘だったのだろうか。]
─Bar"Blue Moon"─
[たまにBarに来る時に見る顔ぶれは、そこにはいなかった。]
マスター、ホワイト・ルシアンよろしく。
今日は人が少ないねぇ。
[意識がくるりくるり、入れ替わる。]
ケビンはアタシに気がつくのかね。[にやぁり]
ケビン君は、気がついてくれるでしょうか…[不安げに]
リュミと酒かい?
リュミエールさんとはさほど親しくないですからね…気がつかないでしょうね…
[ぶつり、と記憶がリセットされる。]
………、また、頭を潰した、あたしが。
あれれ…?あたしが?
ううん、あたしだけど、あたしじゃない。
[重く響く音がきれいだと思った。
けれど、もう2度とは聞きたくなかった。]
……また、ダレか、傷つけるの…??
もう、やだよっ……。
あたしの身体で酷いことしないでっ!!!!
[震えている己の身体を抱くように。
けれど、それはそのような感覚。
己には生身の身体はもうない。
けれど、自身の身体を所有する意識に問いかける。]
―"Blue Moon"―
[ドアを開け、中に入る。見慣れた顔は、なかった。]
こんにちは…いや、こんばんはでしょうか。
…少ないですね、人。
―― 街外れ・自宅の自室 ――
………………。
[ケビンの解析結果に安堵し、すぐに端末から報告した。
『大丈夫、ケビンくんは感染していなかったよ』と。
驚いたような反応。だけど、その中に何か重いものを感じて後輩から告げられることを静かに聞いていた。内容は異端尋問官の構成員である彼のパートナーが誰であるかの告白。ダンテもその活動をしていたということ。そして、ヴァレリアが感染者として死体で発見されたという衝撃の事実]
クリストファーさんがケビンくんの……。
[いつも穏やかな表情を見せていた男性]
………ダンテさん………。
[昨日リュミエールから聞いた彼の死を打ち明けられなかった]
ヴァレリアさんが感染者だったなんて…そんなことが…。
[ケビンが姉御と言って慕っていた青い髪の女性を思い浮かべる。少年の心中は察するに余りあった]
おや、神父さんお久しぶり
[グラスを持っていないほうの手を振る。]
……ここに来る人、少なくなってしまいましたね。
寂しいもんです。
[一口酒を口に含む。]
リーンさん…ヴァレリアさん…。
[感染者であった2人のことを考える。彼女達はお互い接触していただろうか。リーンのMasqueradeがヴァレリアに移っていた可能性はあるだろうかと。だが常に最悪を想定しなければいけないことも知っている。2人のMasqueradeはそれぞれ別々のものであり、今はまた他の2人に乗り移っているだろうと]
とりあえず情報を集めなきゃ。
お話をして、出来れば、解析で他のひとに乗り移る前に感染者を見つけたい。
[鞄をかけると仔犬を従え家を出た]
―― 自宅→街 ――
リュミエールさん。
お隣、よろしいですか?
[先程、連絡を受けて検分をしてきたばかりだった。
足を引きずるようにして歩き、席につく]
マスター、ウィスキーを。ロックで。
…ええ。寂しくなりましたね…
[金の髪に向かって振り下ろされる鉄の管。
それを嘆く娘。これは誰の記憶だろう。
遠く、遠くに声が聞こえた。
名を呼ぶ声が心地良い。名前だけは本物。
顔も記憶も失った後に自分でつけた名前。]
”いい夢見な”
[私が今見ているこれは夢なのだろうか。
夢だとしたら誰の夢なのだろう。]
『緊急通信を傍受したなのです、マスター』
またか?ちっと緊急のレベルを落とすかな。伝えてくれ。
『らじゃなのです。感染体の抜け殻が路地裏で発見されたなのです。こちらはすでに回収されたようなのです。性別は女性、濃いブルーの長い髪、年齢の程は……』
[伝えられた特徴から思い起こされる人物は一人。Bar Blue Moonとの関連から、その人であることを疑う余地は少なかった]
そうか。あん時、躊躇しねえで薬品を投薬していれば、あるいは……何とかできたかもしれねえってか。
[悔しそうに唇を噛む]
― スラム街・煙草屋 ―
丁子の匂いのする奴を。ああ、それでいい。
へえ、案外高えんだな。バラか半箱でってのは扱ってねえのか?そう睨むなって。冗談だよ。携帯灰皿ももらうか。
[愛想のない老婆から煙草を買うと、一本手に取り、火をつけて燻らせる]
『健康のため、吸い過ぎには注意しましょうなのです』
誰に向かって言ってんだ、ミカたん。
どうぞ。
いつも飲んでる人達がいない、ですからね。
[神父さんは、どこまでしっているのだろうか。
以前見た十字架。
それが本物なら、大抵のことは知っていそうだが。]
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