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[絵のモデル。
それに頷いてくれた千秋の表情に、一瞬見惚れてしまう]
(こんな顔もするんだ)
[千秋の色は、1つになんて決まらない。
そんな予感が確かにした]
(私の心の深い場所。
描きたい優先順位は、もう、変わらないのかもしれない)
(描きたいのは)
(見つめたいからでもあるから)
[誰かに褒められたいから。
その理由とは違う、自分が絵を描くことの意味に気付いた]
――わたしも、大好き。
[今はただ真っ直ぐな気持ちだけを。
吐息に込めるようにして。
そっと瞼を伏せる。
千秋>>@203の服の裾を握り、少しだけ、背伸びをした*]
ークリスマスー
[「手伝うことがあれば手伝います」って言ってくれた遠野くん。でも毎年やることはそんなに変わらないし大丈夫だよーって言っておいたの。
今年は、子供の方のクリスマスイベントは、当日の進行が弟になったから。飾り付けとかを手伝えばあとはそんなに私は忙しくないの。
ツリーを用意したりとか、だね。
そして当日、ちゃんとおめかししてきた希美ちゃんと遠野くんを普段通りの司祭服みたいなもので迎えるよ。
ぎゅーってしておめかしが残念になることはないとおもうけど、両手をとってニコニコするの。]
遠野くんも今日は。そうね、今年は弟が張り切っていたから…希美ちゃんかわいいね。
[自分の方は何度か見られている服装なので、自分のことだとは考えなかったよ。]
―12月10日午前0時―
[大吉のもとにメールが届く]
To:大ちゃん
件名:o(*゚▽゚*)o[誕生日ケーキ]
本文:
誕生日おめでとう[キラキラ]
大ちゃんと出会えた奇跡に乾杯[乾杯の絵文字]
これからもよろしくね。
もしかして起こしちゃったらごめんなさい。
[最後に一言だけ謝って、でも後悔はしていない。]
[あれから何度か顔出した教会、子供達には希美も自分も顔なじみになっていて、顔を出せば
“おにーちゃんあそんでー”
と寄ってくるので、礼拝が始まるまでの間に子供達と遊んで上げるのが恒例になっている。
その傍らで希美は彩莉と手を取って、ダンスするみたいに跳ねているから、そんな様子に和むのもいつもの事]
弟さん、おいくつでしたっけ。
凄いですねぇ。力仕事あるなら言って下さいね。
[子供達に“おにーちゃん登り”されながら言っても様にならない。
そんな事をしていれば礼拝の時間になる。
子供用の礼拝は、わかりやすいのが良いなぁ、と思う初心者。
お説教も紙芝居を使ったり何かしていただろうか。
教会からのクリスマスプレゼントがあったり、キャンドルサービスをしたりして、終わるのは夕方暗くなった頃。
迎えに来た親に手を引かれて返っていく子供達を見送って、ふと気付けば残っているのはもう自分達くらいで]
あ、そうだ彩莉さん。
クリスマスプレゼントです。
[そろそろ帰ろうか、と言う頃ふと思いだした様に鞄から出したのは小さな箱。
中には花の形をした二連のネックレス。相変わらず女の子へのプレゼントは苦手で、叔母に予算を言って一緒に選んで貰ったのは内緒。
それと一緒にもう一つ、林間学校で作ったストラップも差し出して]
ラピスラズリは幸運の石なんだそうです。
彩莉さんに持って居て貰いたいなと。
[良かったら受け取って下さい、と告げた]
―12月10日:朝―
大ちゃんおはよ〜
[メールのことは敢えて聞かない。]
はいこれ。
[封筒を渡す]
今度の休みの計画書ね。後で見てね
[そう言って席に戻る。
触ると少し膨らんでいる封筒の中身は遊園地のパンフレット。別に何も書いていない。
便箋に「もう一度出会えた奇跡に感謝」と一言だけ。
そして膨らみの原因は勾玉に加工したタンザナイトにストラップをつけたものが入っていた。]
−文化祭終了間際 屋上−
[文化祭もほぼ終わり、役割をほぼ終えた二人。逍ちゃんがふたりっきりになりたいと言うので、屋上から校庭を眺めることにしました。
校庭の出店や舞台はそろそろ片付けを始めている様です]
今日は楽しかったね。
逍ちゃんの天帝、超ウケてたよ。
[ちなみに、うちの料理のウケは*05中吉*。来場者人数は780(1000)人だったとか]
マジで楽しかった楽しかった
あのハコでえれぇ入ったなー……
正直、オレの想像にもなかった
[どこでどう宣伝されたのか、途中から客の来るペースが倍ぐらいになった気がする。
喫茶なのに立ち見客が出てるのは申し訳なくも思ったのだが、その事実がまた客足を伸ばしたのだろう]
料理のほうもすんげ好評だったぜ
やっぱ蘭ちゃんのメシって美味いわ
くっそー、オレが食えるぐらい余りゃなー……
[蘭の料理を食べたい思いが強かったのだが、こういうとき客優先にするのが彼の指針なので、彼個人は賄いを辞退したのだ]
[喫茶【可愛いウエイトレスに接客されて、激辛で異世界に行ってみた件】は、昼前くらいから混み始めまして、「辛旨」料理が評判となったようです。
口コミで広がった結果、予想を遙かに超えるお客さんが入り、厨房はてんてこ舞いでした]
逍ちゃんの宣伝が効いたんじゃない?
うち、恥ずかしい思い我慢してた甲斐があったし。
うちの料理なら、いつでも食べられるよ。いつでも言って。作るから。
[料理自体は好きですから、いつでも大丈夫なのです。
って、思って]
…なんなら、お弁当作ってきてあげようか?
[と言いかけてから]
…たまーにならね。
[毎朝早起きする自信はなかったようです]
おけ、たまーにね
[毎日作ってと言いそうなタイプだが意外にもあっさり]
料理のこと労って、さらに料理してもらうのはちょい気が引けるなぁ
オレにもいつでも言って、天帝すっから
[それ自体は冗談なのだろうだが、つまり何かしらしてあげたいらしい]
じゃあ、天帝様に聞いてもらおうかなー。
[屋上の欄干に凭れながら夕日に向かいます。
夕日ってどうしてもセンチメンタルになっちゃいますよね]
ここからは、独り言です。天帝様だけが聞こえます。
[て、前置きしておきます]
うちね、本当は全然自信なんてないんだ。むしろ自分のこと嫌いだった。この肌も、つり目も、胸ないのも、目立つのも。
見た目目立つから、ちっちゃい頃はよく虐められてさ。やっぱ、そういうのって、子供心にも傷つくじゃん。
うちのママンの思い出ってないの。物心ついた頃にはもういなかったから。あ、パパンは嫌いじゃないよ。大好き。ちょっと、反抗期はあったけど。
なんでこの肌なのかなって、思ったこと何度もあったよ。
だからさ、高校になったら、知らない人ばっかりだったら、ちょっとは変わるかなって。運良く、仲のいい沙絵ちゃんが同じ学校だったしね。
だからね、このクラスになって良かったなって思うの。みんな、興味本位でうちを見なかったし。
だから、最初に優しくしてくれた逍ちゃんになびいちゃったかなって、今になったら思うね。
うちのこと、嫌がらなかったし。
[だから、余計にくっついたのかも知れませんね]
最初に撮った写真、ヒドかったけどね。
[ぷぷって、笑いながら。ついさっき逍ちゃんのスマホで見た、あの写真]
でね…
夏休みの終わり頃ね、不思議な人と出会ったの。
実は、例大祭の時にも会ったんだけど。
この高校の先輩らしいんだけど、神社の人なんだって。
その人がね……天帝様に信じてもらえるかどうか分からないけどね…ママンが見えるっていうの。うちの近くでずっと見てくれてるって。
でね、色んな話聞いたんだけど、最後にね、
『いい人と巡り会えて良かったね』
って、ママンが言ってくれたらしいんだ。
なんかね、うちの中でもやもやしてた全部が吹っ飛んじゃったみたいでね。
ああ、逍ちゃんの横にいれば、うちは、大丈夫なんだって思って。
うん。
ただ、それだけ。それだけの話。
天帝様ありがとうね。聞いてくれて。
逍ちゃんには内緒だよ。
[って、独り言は締めくくったのです]
……。
[その隣で夕陽を眺めている。
話を聞いているのは自分ではないことになっているので、相槌など何も挟まず。
独り言が終われば、ポケットに手を突っ込み、俯いた]
天帝です……
4年前、とてもとても内気で目立たない男の子がおったとです……
頭はとても良かったけれど人に向かって喋ることも、ましてや思いの丈を口にすることもできなかったとです……
虐められることもあったとです……
天帝です……
ただその男の子は、部屋に閉じこもりながらも少しでも自分を変えようと努力したとです
誇りになる自分の良いところを知って、自信をつけようとしたとです
毎日毎日、ただひたすら、携帯電話のカメラで自分を撮り続けたとです……
彼は悪魔と取引したかのように――そういう心の病気になってしまったとです……
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