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―卒業式―
[相変わらずの久方の挨拶に]
やっぱりこうじゃなきゃね
[妙に納得して、惜しみない拍手を…と、写真を撮る鍵谷に]
変わったなぁ…鍵谷くん
沙絵ちゃんのおかげ…だよね。
[クスッと笑って、事の成り行きを見つめていた。]
―思い出:1年生のクリスマス>>221―
[蘭は覚えているだろうか。
自分にとって何より忘れがたいクリスマスの日、彼女から届いたメールとそのお返事を]
『蘭、メリークリスマス!
ラジオ、やっぱり蘭と久方だったんだね。
すっごくすっごく嬉しかった。……ちょっと恥ずかしかったけど。
でもね、ぴったりだった。うん。
蘭のお父さんも面白いもんなぁ。
久方と仲良くなったなら、良かったね(なでなで
私も蘭の幸せを、ふたりの幸せを祈っているよ。
今度4人で遊びにいこっか。
蘭、大好きだよ。たくさんありがとう!』
[その後、サプライズは成功したのかどうか。
一度黒板アートに挑戦して、そこに蘭と久方が手を繋いだ後姿を描いたりしたのだけど*]
─卒業式、卒業生答辞─
(うん、きらきらしてる)
(しょーちゃんが信じた最強のしょーちゃんだ)
(そういうしょーちゃんを、はやく見たいです)
(そう思ってたあの頃(>>0:862)の僕に、僕は胸を張る)
(おそれるものは、なにひとつない)
(うん、僕も。大好き)
[壇上の久方や千秋を見ながら、はにかんで、肩を竦めた]
― さぷらいず ―
お、おぅ!?
[驚いた、これはガチで驚いた。
千秋が副会長に立候補したときは(オレのおかげもあって)変わったなぁと笑う余裕があったが、式進行に人一倍神経質であろう千秋が説教部屋ものなことをやってくれるなんて]
ったく、しょうがねーな
今日はオレの負けだよ
[壇上から下りながらオーバーに肩をすくめて降参。]
……けどな、オレを本当に負かせたかったら、オレを超える人材を育てて羽ばたかせてみろよ
頼んだぜ、千秋センセ
[自分と同じく成長した親友に破顔を隠し切れないまま、拳で千秋の胸を軽く叩きながら目の前を通過]
ナタリアせんせ、説教部屋は除幕式のあとにしてくんね?
これから除幕式――オレの高校生活最後の作品なんだ
何してんだ、除幕はみんなでやる約束だろ?
行くぞ?
[千秋の反応はいかばかりか伺わぬまま除幕式会場へ]
……!
[胸を叩きつつ告げられた言葉に、動揺、そして嬉しさ
何が、負けだよ嘘つき。
最後の最後で。お前俺の、名前]
ああ勿論さ。
お前と蘭の息子か娘も、立派に育てて見せるよ
だから、この街の未来を頼んだよ……逍!
[除幕式会場へ向かう背を追いつつ、そう呼びかけよう
長い間言えなかった。君の下の、名前で]
― 除幕式 ―
よーし行くぞっ
せーのっ!!
[声を掛けあわせて、幕を開ければ――
そこには学園の全てが描かれていて……4階建の校舎は1フロアごとに階段上に展開され、全ての階全ての教室が一度に目に入る。
誰が、どこで、どんなことをしているのか――そんなものは一切統制せず、この学園でその人物やモノの息遣いを切り取ったらこのシーンだと言うのが、手がけた生徒全員の想いがそれぞれに表現されていた。]
―卒業式―
[久方の挨拶は、やはり入学式とは違う空気を纏っていた。
それを大人は成長と呼ぶのだろうか。
自分にはまだよくは分からないが。
それでも、彼の希望と感謝に溢れていて。
心からの拍手を送った]
市長じゃ足りない……久方はどこまで行くんだろうね?
[彩莉>>262に笑って、でも頷きたくなる]
あ、千秋!
……これは久方の影響受けさせすぎちゃったかな?
[そんな冗談を言った。
そうしないと、溢れそうで、堪えられない想いがあったから。
笑うほどに目の前の景色がぼやけたのは内緒。
説教部屋を終えたら、肩を叩こう。
ふたりきりになったら、ぎゅっと抱きしめてもいいだろうか。
ナタリア先生には私からもごめんなさい*]
―12月中旬の土曜日、自室(>>244)―
[やがて聞こえてくるのは彼女の安らかな寝息。
くたりとちからの抜けた、背中に回された腕や身体や。
穏やかに訪れた眠りを妨げないように、そっと、そうっと。
掌で、彼女の頬を、髪を、輪郭をなぞるように撫でる。目を細めて]
・・・だいすき。
[小さく呟いて、もう一度、今度は頬にくちびるを落とすのでした*]
[そして卒業式の騒動のさなか。
何故今なんだよという感じだが、小休憩の合間に]
彩莉。
[こっそりと耳元で囁いた]
……良かったね。
これ遅くなっちゃったけど、誕生日プレゼント。
[彼女の傍らには遠野の姿があったか。
嬉しそうに微笑んで、祝福を。
そして彼女に手渡した小さな袋の中には、大人っぽい菫色と、愛らしい撫子色の髪用リボンが入っている*]
― 素晴らしい答辞だった逍ちゃん成長したなぁ……
え? そんなの全部これの前フリに決まってんじゃん ―
[そして彼自身はこのジオラマ制作にあたり、この学園のいろいろな部分を手がけていた。
ただ人物はというと、彼と蘭に関する部分、そしてこれから違う道を歩むことを選んだ親友・鍵谷千秋のごく一部分。
そう――あのときと同じ、額の部分。]
[彼がやったことは千秋像の額に一文字書いただけだが、これをやるために学園全部を巻き込んで1年かけて制作したと言ってもいい最後の大仕掛けでもあった。
しかし――
・同じ悪戯を2度やっても新鮮味が無い。
・下手に違うことをやれば除幕式までに気付かれる。
・それでも千秋を動かせなければならない。
――これらの難問の解決が必要だった。]
「顔に落書きするときは、額に『肉』と書く」
[いつの間にか定着したこの観念――彼はこの先入観を利用したのだ。
肉ではなくて、パッと見で肉と見間違えるぐらい字面が近くて、千秋に効果があるもの――
そう、彼は千秋像の額に…… 『 南 』 と書いたのだ。
彼の高校生活最後の作品は、このジオラマではなく、この字に誰かが気付いて数十秒後を描いた世界。
素晴らしき3年間の変わらぬ日常の、最後の一幕。*]
――……
[除幕式の後は説教タイム確定。
説教部屋から出て来たなら、彼女に抱き付いてもいいだろうか
おんなじことを彼女が考えているとは、思いもせずに
そして最後の一幕となる、除幕式が始まれば
感嘆の溜息と共に真っ先に確認したのは自分の額
もう3年の間に刷り込まれた反射行動である
案の定、俺のジオラマの額には文字が描かれていた
一瞬肉に見えて、くわっと眉尻をあげたものの
よくよく見れば、それは]
……は、はは
そうか、そうか……
―卒業式の日―
[その日の朝、完成した絵があった。
1年の文化祭の日に千秋に頼んだモデル――その絵だった]
ようやく、完成だね。
[早朝。
朝日が差し込む部屋の中で、ひとり、静かに筆を置いた。
大きなキャンバスに、
――愛しい人]
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