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[瞬間、真っ白になる。
凶器と死の気配が、まとわりつく湿気と熱のように濃くなった。
浮かんだのは、頭蓋を割られ死後すら痛めつけられた遺体と、踞る少女。いつもの形ない幻影ではなく、白昼夢らしからぬはっきりとした人の姿。
かつて騒動中にだけ見られた、鮮やかな魂の色。
誰かの手にかかった死者の姿だった]
[今度こそはと名乗りをあげた少女の表情までは、白い光を帯びてよく見えないが、また始まる、と予感して。
目を開ける。動揺が演技だったかのように、娘はじっと並み居る生者を眺めた]
……そう、ですか。
あぁ、もう……なんだ。もうなんですね。
そっか……ごめんね、ごめんなさい、
[ぶつぶつと繰返し、繰返し]
アリス、本当に死んでしまったんですね……。
頭、そのままじゃ可哀想だから、包帯分けてあげなくちゃ。
[見ていない娘が知らないはずのことを口走って、人狼騒動の始まりを確信した様子でスープを吐かないうちに立ち去ろうとしたか]
……私は、祈りません。
だから、自分で、今度だって、やります……キリクさん。
[執行者の申し出は聞いたかどうか。
投票箱を探してくると伝えて、目をそらす]
──……しなきゃ。
嵐のうちに。今のうちに、皆…。
[長引けばあの子が苦しむ。犠牲が増える。やらなくては。
やり直して、今度は祈ったりせず、ちゃんと。
アリスが逝ったなら、憑狼がいるなら、信じられるのは自分自身だけ。役に立たない力だけ。
縄に刃に爪牙にかかって、何者にもなれないマイダを終わらせなければ。
うちに籠った言葉だけが、ぽつりと零れた**]
― 食堂 ―
[鉈を持って現れた娘に、皆はどう反応しただろう。
恐れられても疑惑の目で見られても、気にしない素振りで、入口に立ったまま、動揺したようなマイダへ語り始める>>151]
既にご存知かもしれませんが……
アリス様が亡くなりました。
恐らくはこれによって絶命したのでしょう。
[淡々と告げながら、右手の鉈に視線を落とす。
続く言葉は、その場にいる者へも聞こえるように。]
爪牙にかかったような形跡はありませんので、人狼によるものとは限りません。
ですが、上位種を見出せる占い師を名乗ったアリス様が、殺害された……
このことから、人狼は存在すると考えた方が良いと思っています。
[単なる愉快犯が、この中にいるとも思わないし。
考えていると、マイダが口を開く>>153]
…………え?
[彼女はアリスがどのようにして死んだかを知っているようで。
けれど、先までの様子からは、凶器が何かも知らないようだったのに。
頭を割られたことだけは誰かから伝え聞いていたのだろうか。]
包帯は……
量に余裕があればそうしてもいい、とは思いますが……。
[頭も、あちこち蹴られた跡も痛々しい。
けれど今は物資の補給が望めない状況だ。
はっきりと否定はしないものの、使わない方が良いと遠まわしに告げた。
もしかしたら、議論だけで済まなくなって誰かが大怪我をするかもしれない。
死んでしまった者よりも、生きている人間に使う方がいいだろう。]
[マイダから視線を外し、続ける言葉は全員へ。]
……それと……
アリス様のお部屋から廊下へ、泥水が伸びていました。
この天候ですし、外部の人間がここへ潜入したというよりは、ここの誰かが一度外に出てまた戻ってきた……と考えるのが、自然かと。
[恐らくは、凶器の鉈を取りに行く為に資材小屋へ出たのか。
ならばやはりあれは犯人が残したものか。
頭の中で整理しながら告げて、]
先も言ったとおり……私達の中に人狼は存在するものと考え、処刑を行うべき……と、思います。
[最大の要点を口にした。]
[鉈を持つ手に力を込めて、全員の――いや、ひとりを除いた顔を見ながら、口を開く。]
処刑の、対象が決まったら。
……私が、執り行いましょう。
むろん、私が処刑されるのでなければ……ですが。
[抑揚も、感情もない声。
けれど、いつかの宣言を聞いていた者には、いつかとは違う微かな震えを感じ取ることができるだろう。]
[他の村で執行者を務めた者もいるかもしれない。
娘の手にかかる事を拒む者もいるかもしれない。
であれば他者へ譲るつもりもあるが、誰も立候補しないのであれば、自分が引き受けるつもりだ**]
[そしてクリスタが処刑について語ること>>159を拳を握りしめて聞いていたが、最後にはただコクリだけと頷いた]
クリスタさん、あなたのお話はわかりました。
こうなった以上、嫌だとは言えないのでしょう。
…ですが、あなたはその手に持つものに対してなんとも思わないのですか?
頭でわかってはいても、人殺しの道具を目の前に突きつけられて喜ぶものはいません……少なくとも、私の知っているあなたたちはそうではありませんでした。
[納屋には、外で作業をするときに持ち運びできるよう、ベルトのついた革製の鞘があったはずだ。
未だに抜き身を手にしたままの彼女に、疲れや諦めの滲む口調でそう促した。
が、突然ハッと息を呑み]
…ヤーニカさんは?彼女は無事ですか?
あの人はよくアリスさんの部屋を訪れていたはずー…
[マイダやクリスタばかりに意識を集中させていたとでもいうように、慌てて周囲を見回した]*
[雨に濡れた服が冷たい。
なにもしなかった。
手を下す事も、守るべき者を守る事もなにも。
あまつさえ、穢れしかない村など滅び、浄化されてしまえばいいと願いを持った。
でも彼女だけは違う。
どれだけ人を殺め、汚らわしいと罵られようと、彼女はその穢れを受け止めて強く、――だった。]
最低だ。
[庇いもしないくせに、守りたかった。]
―― ランスの部屋から ――
[ランスの部屋にはランスはいただろうか?
いたら、寝坊してるぞーってからかったかもしれないし、何かやっていれば手伝ったかもしれない。
何はともあれ、それが終われば食堂へ行くことを促しただろう。
今日も美味しい朝食が出来てるよって。
彼には自分が作った料理を食べてもらいたいのだ]
それじゃあ行こっ!
[そう言って、手を差し出してみたけれど、反応はどうだっただろうか。
一緒に行くか行かないか、手を取るか取らないか。
どうであろうとも、一度食堂へと戻る事にする]*
―― 食堂 ――
[戻った時には、他の皆はやってきた頃だろうか。
なんだかいつもと違う様子に少し首を傾げながら周りを見渡せば、ひときわ目を引いたのはクリスタが持つ鉈>>155。
それには、赤黒いものが付着しているようにも見えて]
く、クリスタ……?なんでそんな物を……?
[きっと私がつかった凶器だと思うけれど、それを直接持ってきたのは予想外だった。
こちらの質問にクリスタは何と答えただろうか。
食堂を辞する彼女>>164を見守るしかなく、物置小屋に向かうようなら、抜身の鉈に怯えながらも見送る事にするだろう]
え……っと?
な、何がどうなってるのかな?
[ひとまず残った面々に、何が起こったかを聞いてみる事にした]*
− 回想・アリスの部屋 −
[素直に信じられないと修道女に告げられても>>130
自分は笑っていた。
彼女の中でどんな思考が渦巻いているのか。
自分も騒動を経験していたからこそ理解出来る気がした。]
そりゃそうさ。
皆、あんな事があった生き残りで、またこんな事があって。
信じられないのは当たり前だよ。
あたしも信じないよ。
でも、あたしはあんたを信じるよ、クリスタ。
[矛盾してはいるが説明する言葉を持たないのがもどかしい。]
あたしが信じるだけで、クリスタは信じなくて良いよ。
[何て押しつけがましい偽善者だと、
何処かで笑う自分がいたが、
言いたい事は全部言わずにいられない。
明日が無いかもしれないから。]
明るいお日様が明日も見れるなんて、
無邪気に信じられるとは思ってない。
ここにいるのはそんなのを知った者ばかりだからね。
[ごめんなさいと謝る修道女の頭を撫でて>>131そっと離れる。
きっと自分がストレスになっているだろうから。]
アリス……。
[撫でた手はクリスタからアリスの元へ。
離れた後は、今度こそ最小限の犠牲でこれが終わる事を
祈りながら部屋を離れていく。
懐かしい名を呼ぶその声>>132は、新しい家族とも言えた
アリスの死と、誰かを疑い殺さねばらなぬどうにも
ならない苦痛で満ちた女の耳には届かなかった。
それが違和感となったとしても、聞こえなかったと
主張するには不自然な距離だったかもしれない*]
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