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妹 ニイナ に 3人が投票した。
彫師 ランス に 1人が投票した。
酒場の女主人 ヤーニカ に 1人が投票した。
妹 ニイナ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、彫師 ランス が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、修道女 クリスタ、傷病者 マイダ、酒場の女主人 ヤーニカ の 3 名。
ニイナ、ニイナ、ニイナ……。
[鉈は何かの裁きの様にニイナの命へと落ちた。
目の前で潰える命に涙が止まらない。
それでもニイナに語り掛けずにはいられなかった。]
ニイナ……。
判る、よ……あんたの気持ち……。
だって……あたしも結局同じだもの……。
何を言っても……あたしも生きる為なら。
ニイナ、あんたを殺してた、と 思うから。
[床に広がる血の温もりが座り込んだ自分の足や
掌を汚しながら伝わってくる。
自分の血も肩から流れ落ちて、2人分の血が混ざりあった。]
クリスタ……。
[騒ぎを聞きつけて駆け付けて来てくれたのだろう。
修道女の姿>>0を確認すると張り詰めたモノが解けたように
力が抜けた。
涙も血も止まらなかったが、
治療をと言われて静かに頷いた。]
でも、待って。
[傷の手当の前にと、間近のニイナへと手を伸ばす。
鉈を抜くのは恐ろしくて出来なかったが、
せめてその顔だけはと、ひたすら兄の為にと
叫び続けていた口や瞼を閉じさせた。
自分を殺す為の鉈を握っていた手を重ねさせて、
神は許さないかもしれないが、祈りの姿に。]
も、う……苦しまなくても……誰かを殺さなくても。
いいからね。
だから。
ごめんね。
[何に対して謝っているのか自分でも判らなかった。]
あたしは、生きるよ。
力をくれた子の為にも。
ステビア……あの娘にも、生きなさいって言ったんだもの。
あたしが生きなきゃ、ね。
[何度も何度も自分に言い聞かせる。
力を遺して流れて逝った小さな子。
そして追われながらも、なんとか自分の元へ辿り着いた娘に
付けた仮の名前>>0:132を思い出す。
逃げて来ただろうに、何か全てを諦めた様な娘に
「生きる」と言うストレートな名を付けた。
そんな自分が生きる事を諦めるわけにはいかなかった。]
ニイナ。
あんたの為にも、マコトの為にも、
牧師様……だった人の為にもあたしは生きるから。
[血塗れの掌で撫でたニイナの頬は
赤く汚れてしまったけれど、暫くの間撫で続けていた。]
クリスタ……ありがとう。
ニイナの、最後のご飯……食べに、戻ろう、ね。
[味などもう判らない。
人気の無い場所で襲ってきたことから
毒は入っていないだろう。
入っていたら入っていた。
治療の為では無く、ニイナの作った最後の料理を食べる為に
食堂に向かう事を望んだ。]
[修道女の肩を借りながら、ぽつりと食堂に向かう途中で
鬼気迫ったニイナの話をするだろう。]
信じる必要は無いよ。
[そう付け足すのも忘れなかった**]
[ふたりの間に、何が起こったかは判らない。
もしかしたら、ヤーニカは人狼に連なるものか成り代わられたかで、人間のニイナを殺害したのかもしれない。
けれど。
彼女の叫びは、自分の中のどこかを強く抉る。
疑おうという気が、起きなかった。]
― 廊下 ―
[食堂にほど近い廊下の壁板に、眠るように凭れた死体が一つ。
胸の真ん中には、既に血の止まった刺し傷。
凶器となった果物ナイフを、今も彼の左手が握っている]
えぇと、どうしようかな。
[それを見下ろしながら少女は考えている。
廊下という共有の場である以上、人が来ないとも限らない。
昨日のように時間をかけるのはあまり良くないだろう。
目を閉じたその死に顔には、何の表情も見いだせない。
だから、指先に血をつけて、唇をなぞった。
左右の端を、少し跳ね上げるように。ほら、笑顔になる]
でも、ランスさんは、犠牲者でもあるのよね……
[少し考えて、再び血を指に取ると左右の目から頬へ涙を描いた。
実際の彼は、最後までこちらを睨みつけていたけれど]
そうだ、せっかくお化粧したんだから…
[呟いて大急ぎで台所へ。
もう、ここで毎日朝食を作っていた彼女はいない。
隅に置かれた籠の中には、数日前、ジャムにするために摘んできたエルダーフラワーがたくさんはいったままだ。
小さな両手一杯に包んで再び廊下へ。
白く柔らかな雪に似たその花を、亡骸の周りにふわりと散らした]
…これで、伝わるかな。まだいるよって。
しぃっ、フィリーネ。内緒にしてなくちゃだめよ?
[二度と戻ってこない者達と、それでも離れたがらなかった少女の口真似をして。
泣き笑いの血化粧を施された遺体を残してその場を去った]**
[ヤーニカは泣きながら謝っていた。
謝りながらも、生きると言った。]
貴女みたいな人がもし……。
[自分の村にもいたのなら或いは。
一瞬浮かぶ考えを、下らない後悔だと脳裏から振り払う。
後から来た、シャルロッテが傷ついた彼女を連れて戻っていく。]
[医療の知識などないから、ヤーニカに指示を受けながら治療することになっただろう。
ニイナの最後の料理を頂きながら、ここ二日ほどは色んなん事がありすぎてろくに料理を作っていなかったことを思い出した。
もし惨劇が終わっていたら、茸のオムレツを作ろう。
そう考えながら。
今日も、処刑の起きなかった一日が過ぎていく――]
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