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[先程の討論だが、占い師についての内容だろう。
彼らは熱心に話し合っていたが、メアリーにはイマイチ頭に入って来なかった。]
、、よくわかんないけど、さっさと人狼を見つけて殺しちゃえばそれでいいのに。
[大人の考える事はよくわからない。
他に考える事なんてあるのだろうか?等と言わんばかりに、ムスッとしたため息を吐いた。]
[ロビーを出る途中、座り込み震えているミクの姿が視界に映った>>66。
何かシンヤとケンカでもしてしまったのだろうか?]
ミク、どうしたの?
私と一緒に、ポプラの部屋に行かない?
[なんとなく気になり声をかける。
そして、遠くからではあるが、ポプラと繋いでいない方の掌を、ミクの方へ伸ばしてみた。
向こうから歩み寄ってくれさえすれば、その手を掴んでポプラに「良いよね?」と窺うだろう。]
―投票箱前―
[投票箱の手前にある投票用紙が、現在残っていると言われている人数に対して数枚足りない。
きっと既に何人かが投票したのであろう]
[自身も本当は投票すべきだろうが、名前の分かる人物が2人しかおらず、その2人のどちらかに狼がいると言える自信は全くない]
[しばし悩んだ末、最多票の者に票を合わせるという旨を紙に書いて投票箱に入れ、その場を後にする]
[ミクが伸ばした手をとってきた。
ポプラに了承を取ってみるが、断られても手を離すつもりは毛頭ない。
片手にポプラ、もう一方にミク。
女の子二人に挟まれご満悦。]
[すでにポプラの部屋に着いたか、はたまた館内を移動中か。
何かお喋りする話題は無いかと頭を巡らせていた。
ちょうど良い話題が浮かばなかったので、先程から気になっていた事を聞いてみる事にした。]
ねぇねぇミク、さっきは何の話をしていたの?
シンヤとケンカしちゃったの?
[彼女が泣いていた理由が知りたいのと、人狼探しのヒントが得られないかなというのと。]
[メアリーに手を引かれるままに着いて行く。
不安はないではなかったが、異常なことが立て続けに起こっていて、感覚がおかしくなりそうだった]
えっ……。
うん……ケンカ、なのか、な?
[ゆっくりとさっきの事を思い返してみる]
深夜さんが、占い師が名乗り出て来るべきだと言って……。
そして、自分が占い師じゃないと言ったんだ。
僕は、死にたくなくて……帰りたくて……。
だから、どうしても誰かを犠牲にしないと帰れないのならば、占い師じゃない深夜さんを処刑しよう、って言ったんだ。
そしたら、口論になっちゃって。
[もっと色々、色々あった気がするが、言葉にしてまとめるとシンプルだった]
、、、
、、、、、?
[ミクの話をしばらく頭の中で咀嚼していたが、不意に頭をコテンと傾げた。]
あれ?
早く帰りたいんだったら、人狼を殺せばいいんじゃないの?
、、ミクには、シンヤが人狼だってわかったの?
[ゲームに勝つ気は満々だが、肝心の人狼の目星はついていなくて。
ミクの目を見上げてそう聞いた。]
……ううん。
深夜さんが、人狼かどうかは分からないよ。
[見上げて来る目を見つめて、そしてふっと逸らした]
メアリーちゃんは、分かるの?
『半妖』か…
人が異形に身を落とすなんざぁ御伽噺でもよくある話だがまさか嬢ちゃんがそうだったとはねぇ
おっと、悪く言ってる訳じゃないぜ。寧ろ『落ちた』って言うのに一等明るい嬢ちゃんはおじさんの好みなんだよ
[彼女の告白>>48にようやく感じてた雰囲気の正体を知る。妖の気配を持ちながら人間の気配も持つ彼女は半妖だからこそだったのだろう
ますます彼女を口説きたい、と紳士(という名の変態)の血が騒ぐ]
おっ、意外と良い線いってるじゃねえか
[化けられる?との問いにはニヤリと笑っておく。先のカマかけがあった事に気付いてないのかどうかはわからない]
じゃあ教えてやろうかねぇ……
酒と女の子をこよなく愛するイケてるおじさん
かくしてその正体は…
[肩にかけていた編笠を深く被り不敵な笑みを浮かべれば…]
ぽふん!
[軽い音と共に黄色の煙が信楽を包み込む
一瞬で煙が晴れればその中から現れたのは]
ーーー全世界の女の子に愛されるゆるふわボディの『化け狸』、ってな
[小学生よりも小さい茶色の塊。まんまるとデフォルメされたかのような造形で編笠を被っているそれは、紛れもなく信楽が狸化(アニマルモード)した姿であった
思わずもふもふしたくなるその姿は間違いなく『ゆるふわボディ』と言えるだろう。中身は変態親父だが]
見ての通り、化け狸だから色んな姿に化けれるし、別の物を”化かす”こともできるぜ?
…で、お嬢ちゃんはどんな力を持ってるんだい?
[先程の木箱によじ登りぺちょんと腰をかけた信楽(アニマルモード)はことはの能力の実演>>58を見ただろう
…肉切り包丁を舐めた辺りで「おお!」と興奮したかのような声を上げた所はアニマル姿でなかったら通報を免れなかったかもしれない]
[食堂の椅子に座り、今日の投票先とやらを考える。
誰かに投票しなくてはならないらしい。]
どうするか。
[先程の言い合いの中から、占いを隠す、と言う方をとった二人のうちのどちらか、だろうと判断を下し。
隠していたらこのゲームとやら進まない。
占いだと言ってしまうと占い師が狼と引き換えに死ぬなら、言わなければ分からないうちに多くが死ぬだろう。なら…。
客観的に、決断する。
生死が存在しない自分だからこそ、関係ない、と言ったように。
投票終了まであと少しある。もう少し此処でゆっくりしていこう。]**
>>87
、、ふぅん。
それは、私だって知らないけどさ。
[アテが外れたか、もしくは腑に落ちない、といった風に頬を膨らませた。]
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