情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[汐の言葉を聞いて首を傾げる]
そんなに、気にするほどのことかなぁ。
そりゃあ、其方に通じてる人なら、見たり聞いたりはするんだろうけど。
おれにとっては、ただのじめじめした大きな門だ。
時々屍も転がってるけれど。
──回想/大殿の屋敷──
[その場所に 光は無く] [じとりと澱み湿っていた]
[降り注がぬさくら花びら] [衣擦れの音に混じるかすかなうめき声]
[あまい 睦言もなく] [恋情でも憐情でも愛情でもなく]
[硬い漢(おとこ)の肉体をぬかるませ、武士を堕とし、辱め、富樫影秀自身の欲望を知らしめるために、おとこのその手のひらは滑った]
[おとこはわざと影秀の口腔に指を差し込み、中将を食んだやもしれぬ人食いの歯に絡ませる。──影秀が歯を立て、おのが指から血が流れるを眺め、おとこは暗い目をしたまま、ふ とわらう。]
・・・…喰らわれながら犯されるは、
如何様なくるしみでしょうなあ。
影秀どの・・・
──回想/大殿の屋敷──
[ゆびさきから流れた血を、武士の乾いた肌に這わせ]
[《呪》となる真言、血文字を綴る────] [あかあかとぬめる呪言は、影秀に常ならぬ] [乾き][飢(かつ)え][疼きを齎(もたら)す]
…ああ
わたしは、中将でなくとも、人は好まぬゆえ
ただ、あの狐が泣いていたことが堪え難いだけなのだけどねえ。
[皮膚を 肉を えぐり 内腑を傷つけ] [ぐじゅり]
[血を零させるも あかぐろい欲望を刃とし 人食いを辱めるため]
[ぐじゅり] [湧きいでる] [花粉] [蜜を*零し果てるまで*──]
[あかるい空の色に眼を細める。
鷹は伺うように此方を見たか。
狩の命令を待つように。
けれど、もう主人は居ないのだ。
唇から葉を離して]
あれだな。
[翼が風を叩く音を聞いた。]
手がかりにでもなりゃいいがねぇ……。
月白というらしいんだが、不穏な気配に聡いようでな。
そういった意味でも。
……主の言うことじゃないと聞きそうにもないか。
――東寺――
[一つこころに闇抱え
主へ募る思慕の念 募りて墜ちた情念が
地の底から喚(おらび) 求む]
[白い肌を抉り奇妙に混じいる色彩の徴を幾ら喰らわれていたのか 坊主声をあげ 頭を逸らしていた識の茫とした目と合う]
[ りぅゅうぅ ]
[風もないのに鳶尾の耳に何か聞こえた]
─花山院邸・奥座敷─
[狐は熱に浮かされて、ぼんやりと褥に身を横たえておりました。
経の帳に覆われた部屋の光景は揺らいで、揺らいで…]
…何処に。
[その目は既に、部屋の中を見ておらぬようでした。]
あの方を喰らった憎き御方は、何処に…。
…気にするほどの事では在るだろうさ。
陰の気にさらされ続ければ、次第に陰の方に身体が傾いていく。
其れだけなら良いのだけど、な。
そこから…五行の均衡が崩れれば。
病になる。
[桐弥の言葉に顎に手をやりつつ]
…それに、大抵…陰の気が集う場所には屍や物取り、と、あまりよろしくない者が集う。
其れも苦手、だな。
──大路──
[富樫影秀の姿は今は見当たらぬ。
おとこは何処かの池で身を清めたのか、わずか開けた襟元、濡れたままの髪、薄寒い路を行く。]
――羅生門――
月白……。
鳥の言葉がわかるなら、簡単にわかるのだろうけど。
(もし、死に至らしめた犯人が、知っているものならば、どうするのだろうか。ただ一時の情に惑わされて、刃を向けるのは。
いや、中将様は殺されたのだ。ならば、向ける理由は、ある)
――東寺――
[訳もなく自責の念に駆られかけ、
ひとも現れた
すわ逃げんと思いはしたが、
――この識を捨て置いたものか
いっそ抱え出てから何処かへ捨て置こうかと腕をかけ
何が鳴るものか――]
―羅生門―
そうだなぁ、
気にしないのが一番なんだろうが
どうしてもねぇ。
[桐弥にこたえる。
鷹は、翼広げて一瞬ふわりと風をはらみ]
月白、おまえは何故此処にいる?
真実、此処にあるじが眠るからか。
[鋭い眼は何かを語っただろうか。
差し出した手に爪を立てるようにとまる。
素手だったため血が滲んだが白藤は別に気にするでもなく]
…気配に聡い。か。
ならば、羅生門に来た意味も…何処かに有ると思うのだが、ねぇ。
[目を細め。緩く辺りを見渡すが]
主…橘様、か?
まぁ、主以外に従うつもりが無い、と言うのは分からないでも無いが…
[桐弥の言葉に、緩く頷いた]
しかし…残念ながら、私は鳥の言葉は分からないからねぇ…
屍に、物取り、まさしくそうだね。
おれはただ、気にしないだけだけど。
病は、そうだな、その内なるかもしれないが、宿すらなければ、病になる前に凍え死んでしまうそうだから、なら病になる方を選ぶよ。
そんな奴が多いんだろう。
[ りぅゅうぅ ]
[墨<boku> 墨<boku> 墨<boku>]
[ りぃぃぁぅぅぅぅぃ ]
[風の音近しい其はおとこの哂笑]
[ ぃぃぁぁああああああぅぅうふふふぁああ ]
[混じりいるのは爛れた听(わら)い]
[墨色の衣が黒に染まりゆく
徴は歪み果て ぷつぷつと衣から黒の液体が辺りに伸び――泡立つ
坊主の足を駆け上り 脚腰腹胸首と黒が満ちてゆく]
[白藤の手に止まる鷹を見つめ]
賢そうな、鳥だ。
爪の間に何か、引っかかってたりとかしないのかな。
それとも、どこかに導いてくれるとかさ。
[その鋭い爪をちらりと]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新