人狼物語(瓜科国)


156 The Nightmare ─百鬼・咲麗─


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牧童 トビー

[汐の言葉を聞いて首を傾げる]

そんなに、気にするほどのことかなぁ。
そりゃあ、其方に通じてる人なら、見たり聞いたりはするんだろうけど。
おれにとっては、ただのじめじめした大きな門だ。

時々屍も転がってるけれど。

( 420 ) 2008/03/26(水) 23:10:43

医師 ヴィンセント

──回想/大殿の屋敷──

 [その場所に 光は無く] [じとりと澱み湿っていた]

   [降り注がぬさくら花びら] [衣擦れの音に混じるかすかなうめき声]

[あまい 睦言もなく] [恋情でも憐情でも愛情でもなく]

 [硬い漢(おとこ)の肉体をぬかるませ、武士を堕とし、辱め、富樫影秀自身の欲望を知らしめるために、おとこのその手のひらは滑った]

 [おとこはわざと影秀の口腔に指を差し込み、中将を食んだやもしれぬ人食いの歯に絡ませる。──影秀が歯を立て、おのが指から血が流れるを眺め、おとこは暗い目をしたまま、ふ とわらう。]

・・・…喰らわれながら犯されるは、
如何様なくるしみでしょうなあ。

影秀どの・・・ 

( 421 ) 2008/03/26(水) 23:12:05

医師 ヴィンセント

──回想/大殿の屋敷──

[ゆびさきから流れた血を、武士の乾いた肌に這わせ]

 [《呪》となる真言、血文字を綴る────]  [あかあかとぬめる呪言は、影秀に常ならぬ] [乾き][飢(かつ)え][疼きを齎(もたら)す]

…ああ

わたしは、中将でなくとも、人は好まぬゆえ
ただ、あの狐が泣いていたことが堪え難いだけなのだけどねえ。

[皮膚を 肉を えぐり 内腑を傷つけ] [ぐじゅり]
  [血を零させるも あかぐろい欲望を刃とし 人食いを辱めるため] 

 [ぐじゅり] [湧きいでる] [花粉] [蜜を*零し果てるまで*──]

( 422 ) 2008/03/26(水) 23:12:46

流れ者 ギルバート

[あかるい空の色に眼を細める。
鷹は伺うように此方を見たか。
狩の命令を待つように。
けれど、もう主人は居ないのだ。

唇から葉を離して]

あれだな。

[翼が風を叩く音を聞いた。]

手がかりにでもなりゃいいがねぇ……。
月白というらしいんだが、不穏な気配に聡いようでな。
そういった意味でも。

……主の言うことじゃないと聞きそうにもないか。

( 423 ) 2008/03/26(水) 23:12:49

修道女 ステラ

――東寺――

[一つこころに闇抱え
 主へ募る思慕の念 募りて墜ちた情念が
地の底から喚(おらび) 求む]

[白い肌を抉り奇妙に混じいる色彩の徴を幾ら喰らわれていたのか 坊主声をあげ 頭を逸らしていた識の茫とした目と合う]


                     [ りぅゅうぅ ]


[風もないのに鳶尾の耳に何か聞こえた]

( 424 ) 2008/03/26(水) 23:13:53

吟遊詩人 コーネリアス

─花山院邸・奥座敷─

[狐は熱に浮かされて、ぼんやりと褥に身を横たえておりました。

経の帳に覆われた部屋の光景は揺らいで、揺らいで…]

…何処に。

[その目は既に、部屋の中を見ておらぬようでした。]

あの方を喰らった憎き御方は、何処に…。

( 425 ) 2008/03/26(水) 23:16:29

見習い看護婦 ニーナ

…気にするほどの事では在るだろうさ。
陰の気にさらされ続ければ、次第に陰の方に身体が傾いていく。
其れだけなら良いのだけど、な。
そこから…五行の均衡が崩れれば。
病になる。

[桐弥の言葉に顎に手をやりつつ]

…それに、大抵…陰の気が集う場所には屍や物取り、と、あまりよろしくない者が集う。
其れも苦手、だな。

( 426 ) 2008/03/26(水) 23:17:25

医師 ヴィンセント

──大路──

[富樫影秀の姿は今は見当たらぬ。
 おとこは何処かの池で身を清めたのか、わずか開けた襟元、濡れたままの髪、薄寒い路を行く。]

( 427 ) 2008/03/26(水) 23:18:50

医師 ヴィンセント、吟遊詩人 コーネリアスのさまよう狐火に──、おや。

( A248 ) 2008/03/26(水) 23:19:49

牧童 トビー

――羅生門――

月白……。

鳥の言葉がわかるなら、簡単にわかるのだろうけど。

(もし、死に至らしめた犯人が、知っているものならば、どうするのだろうか。ただ一時の情に惑わされて、刃を向けるのは。

いや、中将様は殺されたのだ。ならば、向ける理由は、ある)

( 428 ) 2008/03/26(水) 23:20:00

学生 ラッセル

――東寺――

[訳もなく自責の念に駆られかけ、
 ひとも現れた
 すわ逃げんと思いはしたが、
 ――この識を捨て置いたものか
 いっそ抱え出てから何処かへ捨て置こうかと腕をかけ

 何が鳴るものか――]

( 429 ) 2008/03/26(水) 23:21:16

吟遊詩人 コーネリアス

[怨嗟は身を焼く焔となりて、青白く灯り彷徨いゆくのです。]

…何処に。

[狐火は揺らぎ、呟くように震えるのでした。]

( 430 ) 2008/03/26(水) 23:22:01

流れ者 ギルバート

―羅生門―

そうだなぁ、
気にしないのが一番なんだろうが
どうしてもねぇ。

[桐弥にこたえる。
鷹は、翼広げて一瞬ふわりと風をはらみ]

月白、おまえは何故此処にいる?
真実、此処にあるじが眠るからか。

[鋭い眼は何かを語っただろうか。
差し出した手に爪を立てるようにとまる。
素手だったため血が滲んだが白藤は別に気にするでもなく]

( 431 ) 2008/03/26(水) 23:22:13

見習い看護婦 ニーナ

…気配に聡い。か。
ならば、羅生門に来た意味も…何処かに有ると思うのだが、ねぇ。

[目を細め。緩く辺りを見渡すが]

主…橘様、か?
まぁ、主以外に従うつもりが無い、と言うのは分からないでも無いが…

[桐弥の言葉に、緩く頷いた]

しかし…残念ながら、私は鳥の言葉は分からないからねぇ…

( 432 ) 2008/03/26(水) 23:23:07

牧童 トビー

屍に、物取り、まさしくそうだね。

おれはただ、気にしないだけだけど。
病は、そうだな、その内なるかもしれないが、宿すらなければ、病になる前に凍え死んでしまうそうだから、なら病になる方を選ぶよ。

そんな奴が多いんだろう。

( 433 ) 2008/03/26(水) 23:23:56

双子 リック、メモを貼った。 メモ

( A249 ) 2008/03/26(水) 23:24:17

修道女 ステラ

[ りぅゅうぅ ]

 [墨<boku> 墨<boku> 墨<boku>]

                 [ りぃぃぁぅぅぅぅぃ ]

                         [風の音近しい其はおとこの哂笑]


   [ ぃぃぁぁああああああぅぅうふふふぁああ ]

                 [混じりいるのは爛れた听(わら)い]

( 434 ) 2008/03/26(水) 23:24:35

修道女 ステラ、ごぽぉ り―――

( A250 ) 2008/03/26(水) 23:25:45

修道女 ステラ

[墨色の衣が黒に染まりゆく
 徴は歪み果て ぷつぷつと衣から黒の液体が辺りに伸び――泡立つ

 坊主の足を駆け上り 脚腰腹胸首と黒が満ちてゆく]

( 435 ) 2008/03/26(水) 23:26:02

牧童 トビー

[白藤の手に止まる鷹を見つめ]

賢そうな、鳥だ。
爪の間に何か、引っかかってたりとかしないのかな。
それとも、どこかに導いてくれるとかさ。

[その鋭い爪をちらりと]

( 436 ) 2008/03/26(水) 23:26:19


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