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4人目、修道女 ステラ がやってきました。
薄紅の衣ははらはらと昼なく夜なく屋敷を彩り
灰橙の雲ははんなりと空を隠し 京の一角を覆っておりました
齢重ねる櫻の地の脈動伝えんとす根に すぅと足を降ろして
死臭物ともせずに 辰星無我は無礼にも君の方へ視線を注ぎ続けていたのです
――と
貴族の眼差しに出会い彼が声を上げようとした時には
ぽぉ
何時の間にか消えてしまいました
5人目、冒険家 ナサニエル がやってきました。
[宿居の朝。どこからともなく感じる不穏な空気。
笛の音もまた濁るかのよう。用あって先に招いた加持の僧も何やら感じるものがあったという。はてさて、この胸騒ぎが一体何なるか]
……。ゆゆしきことなければよろしいが。
春の曙、風情感じるままに平穏をとく願いたいものよ。
6人目、吟遊詩人 コーネリアス がやってきました。
…ふむ、これは宜しく無い。
[都大路の門の上。
腰掛けて足元を眺める姿がありました。
長い白雪のような髪が殊更目立ちましたが、誰もその姿を気にしたり咎めたりはしないようです。
もしかすると既にそれは、あやかしの見せる幻の中であったのかもしれません。]
[事も無げにひらりと、彼は門の上から身を踊らせました。
ふわりと靡いた衣の裾から、髪と同じ色のふさふさした尾が覗いたのを、誰しも気づく事はありませんでした。
何事も無かったように降り立つと、通りの雑踏の中へ消えて行ってしまうのでした。]
7人目、学生 ラッセル がやってきました。
[のどけき春の朝と、おぐらき夜の境
夜のあいだに都あそびをたのしんだ悪鬼どもが朝のひかりを避け、薄靄を辿り己が世界へ還る刻限
薄墨の残る小路のかげでひそかに白刃がひらめいた。]
[一刀のもと斬り捨てられたのは獣。
しかし獣は、たおれることなく煙のように立ち消えた。
刃に纏わる僅かな血糊を、紫浮織の袖でぬぐうおとこの
何所より来るを識るものはない。
ただ、そのすがたを見れば何所ぞ公家の従者とでも判ずる――
おとこはそういった出で立ちをしていた。
陽を受けた髪はすこし赤い。]
――まっこと、魑魅の絶えぬ都よ
[おとこは、言葉のほかには
刀を納める音も、少しの靴音も立てず
全く静かに、人の行き交いはじめた大路へと
歩き去って行った。]
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